《2007/5/4 金曜日 16:22:48 公開》
隣接する段落の余白を狭くする [ボックス, 余白]
p要素を使って段落を作ると、代表的なブラウザでは段落と段落の間に1行分の空白ができます。これは、標準で「1em」のマージン(=margin/外側の余白)が指定されているからです。スタイルシートのmarginプロパティに望みの値を入れることで、この段落間の余白を調節することができます。
段落1つに対して上下に1行分の余白が指定されているのにもかかわらず、2つの段落の間隔は2行分にはなりません。これは、スタイルシートの仕様で、「隣接するマージンは大きい方を採用する」と決まっているからです。(下図参照)

従って、2つの段落の間隔を狭めたいと思うなら、片方のマージンだけを変更するのでは不十分で、両方のマージンを調節する必要があります。(逆に、2つの段落の間隔を広げたいと思うなら、片方だけの調節でも構いません。なぜなら、大きい方が採用されるからです。)
例えば、上側の段落の余白が15ピクセルと指定されていても、下側の段落の余白が20ピクセルと指定されていれば、その2つの段落の間隔は20ピクセルになります。
段落のマージンを指定するには、marginプロパティを使います。標準では上下に「1em」が指定されていると考えられるので、狭めたいならそれよりも小さな値を指定すればよいでしょう。
例えば、上下のマージンを半分にするには、以下のように記述します。
p {
margin: 0.5em 0px;
}
marginプロパティの値に2つの数値を指定すると、1つめは上下のマージン、2つめは左右のマージンだと解釈されます。上記のスタイルシートソースの場合は、上下が0.5em(0.5文字分)のマージン、左右のマージンはゼロになります。
上記のソースは、ページ内のすべての段落(p要素)を対象にした装飾になります。特定の箇所のみの段落を対象にしたいなら、その箇所をdiv要素などのブロックで囲み、そこに含まれるp要素のみを対象とするよう記述すると良いでしょう。例えば、以下のような感じで。
<div class="sample">
<p>段落1</p>
<p>段落2</p>
</div>
上記のHTMLのように、対象にしたい段落(p要素)をdiv要素で囲んでおいて、以下のようなスタイルシートを書きます。(div要素には、場所を特定できるようにクラス名を付加しておきます。上記の場合は「sample」。)
div.sample p {
margin: 0.5em 0px;
}
こうすれば、この範囲内の段落だけ、(段落と段落の間隔が)0.5文字分になります。
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