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1.必要な手続きの概要

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独自ドメインでサイトを運営するために必要な手続きは2つあります。 まずは、独自ドメインを申請すること。これによって、自分の好きな名称のドメインを取得することができます。 次に、サーバを確保することが必要です。容量や利用できる機能(CGIなど)によって、ピンからキリまで様々なレンタルサーバ会社が存在します。 その中から最も自分の望む形態の会社を選択しなければなりません。

そして、この2つの手続きは、それぞれ別々の会社に対して行います。 ※ここで、「なぜ?」と思われた方は、先に「0.ドメイン登録管理の仕組み」を読みましょう。

1−1.ドメイン申請

ドメインを取得するためには、ドメイン名の登録を行うレジストラと呼ばれる会社に対して申請し、代金を支払います。 レジストラはいくつか存在します。(なお、申請代行を行う代理店とは別です。代理店はレジストラに対しての手続きを代行する会社です。もちろん代理店に依頼しても構いませんが。)

ドメイン名の権利は永久なものではありませんので、定期的に維持費を支払う必要があります。 期間は契約によって様々ですが、最長で10年まで一気に契約できます。多くは最低2年です。 (この維持費は、利用するサーバがどこの会社であれ、レジストラに対して支払います。つまり、ドメイン名登録とサーバは無関係だということです。)

サーバを提供する会社によっては、ドメイン名の取得代行を行っている代理店を兼ねている場合もあります。 そこで取得代行を依頼しても構いませんが、そうすると、契約を更新する度に代行手数料が必要になる場合もありますし、 将来、サーバを変更する際などに、面倒な手続きが必要になるかもしれません。 なぜなら、代理店の多くは、NSI(アメリカのレジストラ)への登録を代行しているからです。(詳しくは「0.ドメイン登録管理の仕組み」を参照のこと。) ですから、サーバを変更するなどの手続きは、英語で行う必要があります。多くのサーバ提供会社は、自社のサービスを解約される際(他の会社のサーバへ移行する際)の手続きまでは代行しないでしょう。

ですから、ドメイン名の取得は、よほど英語が得意でない限り、代理店ではなく、国内のレジストラを直接利用することをおすすめします。 ドメインはドメイン、サーバはサーバで、自分で別々に管理しておく方が融通が利いて安心できると思います。(もちろん、私の個人的な意見ですが。)

1−2.サーバの確保

サイトを開設するためには、サーバを確保しなければなりません。 国内には多くのレンタルサーバ会社がありますので、最も自分の要望にあった会社を選べば良いでしょう。 レンタルサーバといっても、サーバ1台をまるごとレンタルするわけではなく、普通は1台のサーバを複数人で共有することになります。 (ですから、重いCGIなどを多量に実行すると契約を解除される可能性があります。 企業サイトなどでCGIを多用する場合は、サーバをまるごと1台レンタルするようなサービスを利用しましょう。それなりに料金は張りますが。^^;)

もちろん、アメリカのレンタルサーバ会社を利用することも可能です。日本よりも遙かに数が多いですから、その方が安い場合もあります。 しかし、当然、英語で手続きを取る必要があります。また、利用条件をしっかり把握しておかないと、 自作CGIの動作エラーによってサーバが落ちてしまった場合に、莫大な損害賠償を請求されかねませんので、注意しましょう。

国内にもレンタルサーバ会社は多いので、特に理由がない限りは、国内で探せば良いと思います。(詳しくは、第3章で解説します。)

※参考URL:
VeriSign Global Registry Services : http://www.nsiregistry.com/

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非常にコストパフォーマンスの高いレンタルサーバーです。

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