にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2023/01/25. 22:00:31.

Sakura Scope (2014年10月)

ちょっと倒錯気味な、ただの日記です。(^^;)
これはやばいと思われた場合は、お早めに閲覧を中止されることをお勧め致します。

メロンパンの皮焼いちゃいましたなう

今月初旬頃に関西限定で発売されて、ネットニュースでちょっと話題になった「メロンパンの皮焼いちゃいました」。数日前に全国販売されるようになったようです。
私は関西在住ですけども現物を目撃したことはなかったんですが、さすがに話題になったことで大量出荷されたのか、スーパーのパンコーナーに大量に積み上がっていました。

メロンパンの皮焼いちゃいました 245kcal(クリックすると拡大)

というわけで、ネタのために1つ買ってきました。
税抜き70円。安いです。
これ1つで245kcal。(食べたのは4分の1)
味は美味しいです。

メロンパンって、たぶん600kcalくらいですよね。菓子パンの中でもカロリーは高めなパンだったような気がします。ここ最近はまったく買っていないのでうろ覚えですけども。(^_^;)

なんとなくですが、メロンパンの外側部分ほどの堅さはない気がしました。ちょっと柔らかい感じ。あと、そこそこ分厚いです。メロンパンの外側(皮)部分って、実際にはかなり薄いですよね?(たぶん薄いからカリカリな感じがするのかなと思うんですが。)

「メロンパンの皮」と言われれば確かにメロンパンの皮ですけども、どちらかというと「分厚い柔らかめのクッキー」みたいな感じでした。
メロンパン要素は、たぶん表面にあるザラザラの砂糖じゃないですかね?(^_^;)
たぶん、メロンパンっぽい部分はそこなんじゃないかと思ったり。

まあ何にせよ、美味しかったです。(^_^;)

メロンパンの皮を英訳すると……?

ところで、ブログ記事のファイル名を決めるために、「メロンパンの皮」を英訳したらどうなるのかな……と考えてみました。

パンは英語ではBreadですが、菓子パンの部類はBreadではなくBunというようで、例えばクリームパンは「cream bun」となるようです。(ジーニアス英和辞典によると)
とすると、メロンパンは「melon bun」ですかね?
ただ、クリームパンは本当にクリームが入っているのに対して、メロンパンは別にメロンが入っているわけではないので、その点を考えると「melon bun」は適切ではない気もしますが。(でも、じゃあ何て呼べば良いのかは分かんないので、ここではmelon bunで良しとしました。^^;)

で、皮を表す英単語にはSkin、Jacket、Peelなどいろいろありますが、「外側を覆うもの」としての皮は、「crust」や「rind」などがあり、「 (パンの)皮、パイ皮」などには「crust」を使うと書かれていました。
上記のことを合わせると、「メロンパンの皮」は、「Crust of Melon Bun」ですかね?

※ちなみに、Google翻訳にかけてみると、メロンパンは「Melonpan」と出ました。(笑)
まあ確かに、それ自体が固有の名称みたいなもんだから、「Melonpan」の方が良いのかな、という気もしないではないです。(^_^;) それならむしろ「Meronpan」じゃないか?という気もしないではないですが。

というわけで、「メロンパンの皮焼いちゃいました」の話でした。

閲覧環境に合わせて、適切な解像度の画像を表示させる方法

解像度の高い画面にだけ高解像度の画像を表示する方法HTML5では新しく「srcset」という属性が追加されています。
このsrcset属性を使うと、画像を表示する「img要素」1つに対して、(解像度の異なる)複数の画像を表示候補として指定できます。
このsrcset属性に複数の「画像ファイルとそれを表示する条件」を列挙しておくことによって、閲覧環境に適した解像度の画像を自動選択して表示できるようになります。

様々な大きさの閲覧環境に対応できるようにしようと思うと、どうしても「小さい画面に対して必要以上の大きな画像を読み込ませる」か、「大きな画面に対して小さな画像が拡大表示されてぼやけて見える」か、どちらかになりがちです。
しかし、srcset属性を使って、解像度別に複数の画像を用意しておけば、「小さい画面には小さな画像」・「大きい画面には大きな画像」を掲載できるようになるため、無駄もボケも出にくくなります。(あらゆるサイズの画像を事前に用意しておくことは現実的ではないので、無駄もボケもゼロにはなりませんが。)

srcset属性は、Retinaディスプレイなどの高精細ディスプレイでの倍率(高精細さ)も考慮して選択されるので、

  • Retinaディスプレイなどの高精細ディスプレイで閲覧された場合にだけ高解像度の画像を表示させたり、
  • ブラウザの(ウインドウの)横幅に適したサイズの画像を選択して表示させたり

……する方法として活用できます。
そんな、srcset属性の解説記事をAll Aboutで公開しました。

→「解像度の高い画面にだけ高解像度の画像を表示する方法」(@All About ホームページ作成)

facebook関西弁モードを試してみた

今月頭頃、facebookに関西弁モードができたと表示されたので、「よっしゃ」ボタンをポチってみましたところ、下図のようにfacebook内のいくつかの表記が関西弁に変わりました。(^_^;)
この犬は関西弁のマスコットなんだろうか? なんで犬?(^_^;)

「日本語(関西)」の準備ができたで。言語設定を「日本語(関西)」に変えてみてや。よっしゃ/またな

入力欄に薄く表示されるプレースホルダーの文字列「今どんな気持ち?」が、「なにしてるん?」とか「最近どない?」などに変化しています。^^;

  • 「いいね!」は、「ええやん!」に。
  • 「返信」は、「つっこむ」に。
  • 「シェア」は、なぜか「わけわけ」に。

「わけわけ」は、さすがにネタっぽい表現だと思うけど、まあ、関西弁モード自体がネタのようなもんだから、まあこれでいいのか、という気もします。(^_^;) 「わけわけ」って関西のどこで使われているんだ?(^_^;;;

これらの関西弁翻訳用語を使って、「いいね!しました」は「ええやん!してるねん」に、「リンクをシェアしました」は「リンクをわけわけしたで」に変わっています。
所々が関西弁になっていて、所々は標準語のまま……という感じですが、「~を選択してや」のように、システムメッセージもたまーに翻訳されています。^^;
なかなか面白いです。

ええやん!・つっこむ・わけわけ

facebookから送られてくるアナウンスメールも、一部は関西弁に翻訳されています。
「もうすぐ○○さんの誕生日やで」とか。(^_^;)
ただ、そのメールの本文内には、「○○さんの誕生日をお祝いしましょう」とか、普通に標準語で書かれていたりするんですけども。

facebook関西弁メール

facebookは日常的には利用していないので、あんまりアクセスすることがないため、よくは見られていませんけども。(だからこそ、気軽に関西弁を試してみたわけですが。^^;)
ぱっと目に付くところで、所々関西弁になっている気がします。
多言語に対応しているシステムは、その言語用の辞書を使って特定のメッセージを置き換えれば良いんでしょうから、ローカルな方言にも(翻訳者さえ居れば)対応は簡単なんでしょうね。きっと。
ネタとしては、なかなか面白いです。(^_^;)

簡易ブログツールとしても使えるニュース記事クリップCGI

Fumy News ClipperうちのサイトのフリーCGIコーナーで配布しているニュース記事のクリップ用CGI「Fumy News Clipper」のVer 2.3.1を公開しました。
更新履歴やら連絡掲示板・簡易ブログなどにも活用可能なフリーCGIです。

従来は、新規投稿欄は独立した画面にしか出せなかったんですが、ログイン状態である限りは、クリップ表示ページにも投稿欄を表示できるようにしました。(表示するかどうかは、スキンHTMLの記述次第なので、表示させないこともできます。)
これによって、より簡易な掲示板的(Twitter的?)な用途にも活用できそうな気がします。

それに合わせて、ブラウザを終了してもログイン状態を維持できるようにもしました。そうしないと、結局毎回ログイン作業が必要になってしまうので。(デフォルトではログイン状態が維持されますが、設定次第ではブラウザ終了と同時にログアウトさせることも可能です。)

8年前に作成したっきり放置していたこのCGIを最近立て続けにバージョンアップさせているのは、熱心に活用して下さっている方から要望を頂いたからなんですが、設計時には想定していなかった活用方法を編み出されるのは、なかなか楽しいですね。そんな使い方があったのか!と目から鱗です。(^_^;)

ページの表示には、ユーザが自由に編集できる「スキンHTMLファイル」(テンプレートHTMLファイル)を使うのですが、この中身は(ほぼ)何の変哲もない普通のHTMLファイルです。
ただ、例えば [[TITLE]] と書いておくとそこにクリップのタイトルが挿入され、[[CATEGORY]] と書いておくとそこにカテゴリ名が挿入され……のように、指定キーワードを含めておけば、そこがCGIによって自動で当該データに置き換えられる仕様になっています。
スキンHTMLファイルの中身は何でも自由に編集可能な仕様なので、スキンの作成次第では用途はかなり広げられると思います。

元々はニュース記事をコメントと共にクリップしておくためのCGIでしたが、メンバー限定の掲示板や、更新履歴の投稿ページ、簡易ブログなどとしても使えると思います。

Fumy News Clipper

藤子・F・不二雄大全集「T・Pぼん」第3巻で単行本未収録話をすべて読んだ

藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん第3巻数年前に「藤子・F・不二雄大全集」という大きなサイズのコミックが刊行されました。存在自体は知っていたものの、特に入手はしていなかったんですが。その中の1冊、「T・P(タイムパトロール)ぼん3」には、過去に1度も単行本化されていない話も収録されている、との情報を得たので、遅まきながら購入してみました。第3巻だけ。(単行本自体は、小学生時代に中央公論社版と潮出版社版を所有して読んでいたので。特に捨てた記憶はないので、本棚のどこかにはたぶんまだあるはず。^^;)

というわけで、「藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 3」を読了しました。
T・Pぼんを読んだのは、もしかしたら20年ぶりくらいかも知れません。(^_^;;;
単行本に1度も収録されたことのなかった「幻の話」は2話だけだとのことですが、記憶にない話は4話くらいあったような気がしました。複数の出版社から何度か出ているようなので、私が小学生時代に購入した本には含まれていない話は、2話だけではなくもっと多かったのかも知れません。

未収録話も含めてすべて読了しましたけども、これ、特に「最終話」という話は存在しないのですね。巻末の編集者による後書きっぽい部分を読むと、「あと1話描くつもりだった」らしいので、それできっちり話を終わらせるつもりだったのかも知れませんが。

藤子・F・不二雄大全集(T・Pぼん3)の分厚さ比較右写真は、分厚さや大きさの比較のために、手近にあった文庫と並べてみたところ。過去のコミックよりもかなり大きなサイズです。この藤子・F・不二雄大全集、全部で何冊出たのかは知らないんですが、作品数がすごく多いので、もし全部集めたら相当に場所を取りそうですね。(^_^;) ドラえもんも含まれていますし。

「T・Pぼん」は、ドラえもんみたいなTVシリーズにはなりませんでしたけども、1度だけ長編アニメ化されたんですよね。小学生時代に見ました。そこそこ記憶にはあって、主題歌っぽいのは、今でも若干頭に浮かびます。(^_^;)

(追記)
小学館の大全集ウェブサイトを見てみたところ、この大全集は全115冊らしいです。多いな!(^_^;;;

「事件記者トトコ」がおもしろい

事件記者トトコ「事件記者トトコ」を第2巻まで読みました。
おもしろいです。
なんというか、方向性は「萌え」とは違うんだけど、妙な可愛さがあります。(^_^;)
他者のレビューを読むと「残念可愛い」と書いてあって、「それだ!」と思いました。(笑)

なぜか憎めない、残念可愛いトトコ
--- from 今日も今日とてトトコは走る!

まさにその通りです。

主人公のトトコは、新聞社に勤める少女記者です。これがまったく他人の話を聞かない猪突猛進な少女で、そういう性格だと普段なら読んでいて腹が立ちそうなもんなんですが、すごく軽くストーリーが描かれているためなのか(?)、ただ楽しく面白く読めました。

頻繁に何かを食べているお菓子とかパンが美味そうです。
あと、新宿御苑が魔境になってて笑いました。
何がどうなって、新宿御苑はあんな魔物が巣くうジャングルになっちゃったのか。^^;

この存在を知ったのは、「乙嫁語り」や「ハクメイとミコチ」のクリアファイル全プレ企画に応募すべく、昨年末に雑誌「ハルタ」を買って読んだのがきっかけです。ハルタを読まなければ存在を知ることはなかったと思うので、やっぱり雑誌というのは(多作品の)宣伝に役立つんだな……と思いました。(^_^;;;

「事件記者トトコ」第2巻(現在のところの新刊)は今年の2月頃に発売されたようです。次の第3巻は来年かな……?

事件記者トトコ(@Amazon.co.jp)

Windowsで、ユーザにパスワードを設定したまま、自動ログオンを可能にする方法

Windows上にユーザアカウントが1つしか存在せず、しかも、そのアカウントにパスワードが設定されていなければ、Windowsが起動するたびに自動ログオンされます。……が、それではセキュリティ面で不安があります。それに、パスワードを設定していない場合、LAN経由での共有に制限があったような気もします。(うろ覚え)

しかしながら、「確実に1人の人間しか使わないPC」であり、「他人が使う可能性が低い(または使っても問題ない)」のであれば、ログオン画面を省略して、自動ログオンできるようになっている方が、何かと便利ではあります。(特にPCユーザが初心者の場合は。)

というわけで、

  • ユーザアカウントにパスワードを設定していながらも(パスワードをなしにはせずに)、
  • 指定のユーザで自動ログオンされるようにする

という方法があると便利です。
その方法はちゃんと用意されています。わりと簡単に設定できます。

複数あるユーザアカウントの中の1つで自動ログオンさせることも可能

しかも、複数のユーザアカウントが作成されている環境下で、ある特定のユーザアカウントで自動ログオンするようにも設定可能なので、以下のような運用も可能です。

  • メインユーザ用・システム管理者用の2つのユーザを作成して、
  • その両アカウントに、それぞれパスワードを設定しておきながら、
  • メインユーザ用アカウントで自動ログオンされるように設定する。

この場合は、Windowsを起動するたびにメインユーザ用アカウントでログオンされます。その後、「ログオフ」をするか「ユーザの切り替え」を使うことで、他のユーザでログオンできます。

初心者ユーザ向けにPCをセットアップする際などには、便利です。
その場合、万一ユーザカウントそのものに問題が発生したときのために、管理者用のユーザアカウントも一応作成しておくと安心ですから。
というわけで、以下は、パスワードを省略していないユーザアカウントで、自動ログオンされるように設定する方法の解説です。使っているOSは、Windows7 SP1です。

パスワードを設定してあるユーザアカウントで、自動ログオンを可能にする方法

方法はとても簡単で、以下の手順で操作するだけです。

上記の4ステップだけで、以後、Windowsを起動するたびに、(パスワードの入力を省略して)指定のユーザで自動ログオンされるようになります。
※自動ログオン対象のユーザアカウントのパスワード自体は消えないので、何らかの方法(ログオフするなど)でログオン画面を表示させた場合は、パスワードの入力が必要になります。

●Step 1. 「ユーザアカウント」ダイアログボックスを表示する。

まず、「ユーザアカウント」ダイアログボックスを表示させます。
スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で、「control userpasswords2」と入力することで起動できます。

ファイル名を指定して実行で、「control userpasswords2」と入力。

●Step 2. 自動ログオンさせたいユーザ名を選択する。

「ユーザアカウント」ダイアログボックスが表示されると、その中ほどに(下図赤枠のように)そのWindows上で作成済みのユーザアカウント一覧が表示されています。
そこから、自動ログオンさせたいユーザ名をクリックして選択状態にしておきます。

自動ログオンさせたいユーザ名を選択

●Step 3. 「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」チェックボックスのチェックを外す。

同じダイアログボックスの上部にある「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」と書かれたチェックボックスにチェックが入っているハズですから、クリックしてチェックを外します(=OFFにします)。

「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」チェックボックス

●Step 4. 対象ユーザのパスワードを2回入力する。

OKボタンを押すと、自動ログオンのためのパスワードを入力する画面が現れます。ここには、自動ログオンさせるユーザアカウントに設定されているパスワードをそのまま2回入力します。

※ここで当該ユーザのパスワードを変更することはできません。
※ここで入力したパスワードは、自動ログオン用として別途保存されるだけです。なので、この後でユーザが自分のパスワードを変更すると、自動ログオンはできなくなり、パスワードの入力が求められるようになります。(その際は、再度上記のStep.1~4の設定を繰り返すことで自動ログインができるようになります。)

●なぜか……

これは私が何かミスっただけかも知れませんが、私がセットアップした際は、Step.1~4を一度行っただけでは、Windowsを再起動してもログオン画面が表示されてパスワードの入力が求められました。が、再度Step.1~4を繰り返したところ、以後はWindowsを再起動すると自動ログオンされるようになりました。
(まあたぶん、最初は設定をミスったんだろうとは思いますが。^^;)

自動ログオン対象にするユーザアカウントの注意点

上記の方法は、あくまでも「パスワードが存在するユーザ」を自動ログオンさせる手順です。
この方法を使って、「パスワードが設定されていないユーザ」を自動ログオンさせようとすると、そのユーザの権限から管理者権限が削除され、ユーザ権限のアカウントに降格されてしまうようです。
もし、そのWindowsに管理者権限を持つ他のユーザが存在しない場合には、管理者権限を持つユーザが1つもない状態になってしまって、かなり困ります。注意して下さい。

自動ログオンする際の注意点

Microsoft TechNetの記事によると、上記の方法で自動ログオンを設定した場合、レジストリの中に、暗号化されない状態でパスワードが記録されるようです。
そもそも自動的にログオンさせるわけですから元々セキュリティは低下しているわけですけども、パスワードの文字列自体も第三者にバレる可能性があることは念頭に置いておく方が良いでしょう。(つまり、他のサービスで利用しているパスワードをそのまま使ったりしないように。)

以上、パスワードを設定したままのユーザアカウントで、自動ログオンを可能にする方法の解説でした。

PC用デザインのままでスマートフォンでも(それなりに)見えるようにする対策としてinitial-scale=0.5を書いた話

PCからのアクセスは71.8%で、スマートフォンからのアクセスは26.2%で、タブレットからのアクセスは2.03%ウェブサイトへのアクセスに、スマートフォンやタブレットなどの小型端末も使われるようになってきました。それらのアクセス数は、もはや無視はできない割合になっています。
うちの個人サイトに関して言えば、だいたい28%くらいがスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイス経由のアクセスです。

最も望ましいのは、レスポンシブWebデザインを採用して、スマートデバイスだろうが何だろうがうまく表示できるようにスタイルシートを記述することなんですが、今はそこまで個人サイトの改良に手をかけている余裕がありません。(^_^;)
そこで、とりあえずのスマートデバイス対策として、HTMLのhead要素内に以下の1行を加えてみました。
これは、モバイル端末で表示された場合に、アクセス直後の表示倍率を0.5に設定するという指示です。

<meta name="viewport" content="initial-scale=0.5">

スマートデバイス向けウェブサイトを作る際、たいていはここに「initial-scale=1」と指定します。でも、その場合は、CSSを使っていろいろスマートデバイス用のレイアウトを作成しておかないと、あまりうまくは表示できません。

今必要なのは、PC版と同じレイアウトを使いつつも、スマートデバイスでもそこそこ読める感じにする、という消極的な対策です。(^_^;;;
そのためには、「initial-scale=0.5」くらいが望ましいかなと思いました。

スマートフォンでも、PC用ウェブをそのまま表示可能ではあるが

そもそもウェブサイト側に何も手を加えなくても、スマートフォンでもPC用ウェブサイトをそのまま表示することは可能です。
ただ、その場合は、「横幅920px程度で表示した場合」の状態で描画した後、端末サイズにまで縮小されて表示されます。
さすがに、そこまで縮小されてしまうと、4インチ程度の画面では小さくなりすぎて読みづらいんですよね。(横置きなら読めなくもない気もしますが。)

下図は、iPod touch(第5世代)のSafariを使って、うちのブログを表示してみた例です。
左側が何も指定しないデフォルトの状態。右側が「initial-scale=0.5」を指定した状態です。

デフォルト表示と「initial-scale=0.5」表示との差(クリックで拡大)

これが4インチサイズの画面で表示されることを考えると、デフォルトの状態では小さくなりすぎてて読みづらいです。でも、「initial-scale=0.5」を指定した方なら、まあ読めるのではないかと思います。(人によるとは思いますが。)

ズーム機能では、読みやすさは向上しない

小型のスマートフォンでも、指を使ってズームすれば文字も拡大できます。
……とはいえ、「スマートデバイス用ブラウザでのズーム」は、「PC画面でブラウザのウインドウ幅を変更する」のとは動作が異なり、(たとえウェブサイトをリキッドレイアウトで作成していても)改行位置は変わりません。ズームすると、たしかに文字は拡大されますが、文章が画面からはみ出してしまうので、長文がとても読みにくくなってしまいます。
つまり、「デフォルトの状態」でも「ズーム状態」でも、どちらでも読みづらい……ということになってしまいます。

このように、PC向けウェブサイトに何も手を加えないでいると、小型端末では「読めなくはない」という程度であって、「読みやすい」状態にはなりません。

なので、最も望ましいのはさっきも書いたとおり、レスポンシブWebデザインを使ってCSSを書くことなんですが(^_^;)、それをする時間的余裕がない……という場合には、たぶん「initial-scale=0.5」くらいなら、(4インチくらいの画面サイズの端末でも)なんとかズームしなくても読めるんじゃないかな、と思いました。

※冒頭で、うちの個人サイトでは「だいたい26%くらいがスマートデバイス経由のアクセス」だと言いましたが、そのうちの53%(つまり全体の約14%)はiPhoneからのアクセスです。なので、とりあえず「画面が4インチ程度で、横幅が640ドット(ブラウザの仮想的な横幅は320px)」である端末を基準にして考えました。

本当の意味での実寸サイズ表示

Viewportの値に「initial-scale=1」と指定した場合、アクセス直後の表示倍率は「1」になります。
が、これは、端末の物理的な画面サイズに合わせるという意味ではありません。
例えば、画面の物理的な解像度が640×1,136であるiPhone5などの端末では、「initial-scale=1」を指定した場合のブラウザの解像度は(物理的な解像度の半分の)「320×568」になります。
これは、高精細ディスプレイを搭載しているため、標準で「2倍のサイズにズームして表示」する仕様になっているからです。
その辺の解説は、先日、All Aboutで記事にしましたので、そちらもご参照下さい。(^_^;)
→「CSSの1pxは 液晶画面1ドットで表示されるとは限らない

で、このような「Device Pixel Ratio」が「2」である端末では、表示倍率を0.5に設定する「initial-scale=0.5」の記述を使うと、『液晶画面の物理的な1ドットを使ってウェブ上の1pxを描画する』という意味にもなります。
本当の意味でも実寸サイズ表示です。(それが望ましいと言っているわけではありませんが。ただ、それならウェブページ上のピクセルは潰れないので「小さくなりすぎる」ことはないだろう、くらいのことです。)

まあでもやっぱり、最終的にはレスポンシブWebデザインが

というわけで、ウェブサイトを「PC用デザイン」にしたまま、とりあえずスマートデバイス対応策としてViewportの値を「initial-scale=0.5」にしてみた、という話でした。

うちのサイト内では、今のところブログの個別エントリページにしかこの指定はしていません。スマートデバイス経由でのアクセスの多くは、検索サイトからブログの個別ページに飛んでくるアクセスなので。(^_^;)
(※まだ全ページには適用しておらず、ここ数日に更新したページにしか適用されていませんが。)

さすがに、トップページみたいな込み入ったレイアウトをしているページを対応させるには、レスポンシブWebデザインを使うしかなさそうなので、そこは後々考えます。^^;

というか、別に「initial-scale=0.5」を書けばそれで良い、と思っているわけではないのです。ただ、余裕がない中で、簡単にそこそこうまく表示できる方法として使ってみただけで。
やはり、ウェブサイト全体でレスポンシブWebデザインを採用しないとダメですよね。これからは。

Windows Updateが「不明なエラーが発生しました」と報告してアップデートが失敗する場合の解決方法

Windows Updateから「不明なエラーが発生しました」と報告されて、アップデートをダウンロードできなかったりインストールに失敗する場合の対処法を書いておきます。

私が遭遇したのは、新規にWindows7をセットアップした後、大量のアップデートを一括適用しようとしたときです。いつまで経ってもアップデートのダウンロードが始まらなかったり、ダウンロードできてもインストールに失敗する現象が続きました。が、以下で説明する『Windows Updateが保存する一時ファイルを削除する方法』で、100%状態が改善しました。(もっとも、大量のアップデートがすべてなくなるまでの間、何度か再遭遇はしましたけども。)

今回、Windows Updateで表示されたエラーは、以下の3種類でした。参考までに、エラーコードとキャプチャ画面を掲載しておきます。
どの場合も、同じように一時ファイルを削除する方法(後述)で解決しました。

コード80072EFE Windows Updateで不明なエラーが発生しました。

コード80072EFE Windows Updateで不明なエラーが発生しました。このケースでは、アップデートそのものが検索できない場合と、アップデートのダウンロードはできたもののインストールに失敗した場合の2通りがありました。このエラーコードをヘルプで調べてみると、コード80072EFEは「Windows Updateサーバが混雑しているか落ちている」場合だと説明されています。

でも、私がこのトラブルに遭遇したとき、他のPCでは正常に動作していたので、本当にサーバが落ちているわけではなさそうでした。(特に大きなアップデートがあった直後というわけでもありませんでしたし。)

コード80070003 Windows Updateで不明なエラーが発生しました。

コード80070003 Windows Updateで不明なエラーが発生しました。このケースでは、ダウンロードしたアップデートの内、多くのインストールには成功したものの、一部だけ失敗していました。(私の場合は、170くらいのアップデートを一括適用しようとして、3~40くらいのアップデート適用に失敗していました。)
このエラーコードをヘルプで調べてみると、80070003の場合は、そのものずばり「更新プログラム一時ファイルを削除」する必要があると表示されます。なぜそうなるのかについては書かれていませんが。^^;

コード8024200D Windows Updateで不明なエラーが発生しました。

コード8024200D Windows Updateで不明なエラーが発生しました。このケースでも、先ほどと同様に、一部のアップデートのみのインストールに失敗しました。このエラーコードをヘルプで調べてみると、あまり意味のある内容は得られませんでした。コード8024200Dが出た場合は、ダウンロードかインストールが完了していない可能性がある、と説明されているだけです。(それはヘルプで言われるまでもなく、Windows Updateの画面を見れば分かります。^^;;;)

以上が、今回遭遇したエラーです。
これらの3種類とも、同様に以下の手順(一時ファイルを削除する方法)で解決できました。

Windows Updateの一時ファイルを一括削除する方法

Windows Updateがローカルに保存する一時ファイルを削除するには、以下のステップで操作します。基本的にはファイルを削除すれば良いだけですが、削除作業を行っている間だけ、一時的にWindows Updateのサービスを停止させる必要があります。

なお、一時ファイルをすべて削除すると、Windows Updateの画面上からは過去の履歴を参照できなくなります。しかし、あくまでも「Windows Updateの画面上」から参照できなくなるだけであって、コントロールパネルの「インストールされた更新プログラム」画面を表示させれば、すべての適用済みアップデートが確認できます(インストール日も問題なく表示されます)。つまり、同じアップデートを再度適用してしまうようなことにはなりません。安心して全削除して大丈夫です。

■Step 1. Windows Updateサービスを一時停止する

まず最初に、 Windows Updateサービスを一時的に止める必要があります。
Windows Updateのサービスを停止する方法はいくつかあります。

Windows Updateサービス◆マウス操作だけで停止する方法:
すべてマウス操作だけで実行したければ、「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「サービス」でサービス一覧を表示させ、そこから「Windows Update」項目を探してダブルクリックし、出てきたウインドウで「停止」ボタンを押すだけです。

コマンドプロンプトを管理者モードで起動◆コマンドを打って停止する方法:
私の場合は、コマンドを打つ操作の方が何かと楽だったので、コマンドプロンプトを使って以下の操作で実行しました。

(1) コマンドプロンプトを管理者モードで起動する

コマンドプロンプトは、必ず管理者モードで起動する必要があります。スタートメニューからそのままクリックせず、右クリックして「管理者として実行」をクリックして起動します。

(2) 以下のコマンドを入力します。

net stop wuauserv

すると、下図のように表示され、Windows Updateのサービスは停止します。
net stop wuauserv

■Step 2. 2つのフォルダにある一時ファイルを全削除する

フォルダ「C:\Windows\SoftwareDistribution\Download」の中身Windows Updateがローカルに保存する一時ファイルは、以下の2つのフォルダにあります。

  • (a) C:\Windows\SoftwareDistribution\Download
  • (b) C:\Windows\SoftwareDistribution\DataStore

この2フォルダの中身をすべて削除します。
(a)のDownloadフォルダの中には、32~40桁程度のランダムな文字列からなるファイルやらフォルダやらがたくさん格納されています。これらを全部選択して削除します。
(b)のDataStoreフォルダの中には、データベースファイルと、Logsフォルダなどがあります。これらもすべて削除します。

私の場合は、最初のトラブル遭遇時には「利用中のファイルは削除できません」のようなエラーが表示されて、完全には削除できませんでした。そのときは、一旦Windowsをセーフモードで起動してから、当該ファイルを削除して、Windowsを再起動しました。(単にWindowsを再起動しただけでは削除できなかったので、セーフモードから削除しました。)1度遭遇して以後は、同様の問題には遭遇しておらず、すべての一時ファイルを(通常起動した)Windows上から削除できています。

■Step 3. Windows Updateサービスを再開する

一時ファイルを削除できたら、Windows Updateのサービスを再開させます。方法は、Step.1と同じです。
マウス操作の場合は、Step.1と同じ画面で「開始」ボタンを押すだけです。
コマンドライン操作の場合は、以下のように打ちます。

net start wuauserv

すると、下図のように表示され、Windows Updateのサービスは再開します。(コマンドプロンプトは、管理者モードで起動しておく必要があるのを忘れずに。)
net start wuauserv

■Step 4. Windows Updateを再実行する

あとは、Windows Updateを再度実行するだけです。
スタートメニューから「Windows Update」を実行します。

これでWindows Updateが正常動作するように

私の場合は、エラーコード80072EFEのときも、80070003のときも、8024200Dのときも、この方法で解決できました。
どういう状況でこのエラーが発生してしまうのかハッキリとは分かりませんが、私の遭遇したケースでは、

  • 大量のアップデートが存在する(ハズの)状況で、それらのアップデートを一括適用しようとしたとき
  • 一度エラーが発生すると、何度Windows Updateを実行し直しても、PCを再起動させても、同じエラーが発生し続ける

という感じでした。
そして、上記のStep.1~4を実施することで、毎回解決できました。

Windows7のセットアップ(SP1非適用の初期DVDからのセットアップ)完了後に大量にアップデートを適用し終わった後は、同様の問題は発生していないように見えます。
なので、リリースされたアップデートをちょっとずつ適用する分には、この問題は起こらないのかな……? と、なんとなく思っています。

「ウェブ(CSS)での1px」=「液晶画面の1ドット」とは限らない

CSSの1pxは 液晶画面1ドットで表示されるとは限らないなんとなく、ウェブ上で指定した「1px」という大きさは、液晶ディスプレイ上でも「1ドット」で描かれる……と思いがちですが、実はそうではありません。
何せ、CSS3には「1pxを何ドットで描画するか」を表す解像度の単位「dppx」(dots per 'px' unit)まであるくらいですから。

iPhoneのRetinaディスプレイのように、スマートデバイスなどで使われる高精細ディスプレイでは、CSSで指定された「太さ1px」の線が「液晶画面の2ドット」以上の幅で表示されることもあります。そんな高精細ディスプレイでの描画の仕組みを解説した記事を、All Aboutで公開しました。

◆『CSSの1pxは、液晶画面の1ドットで表示されるとは限らない』(@All About ホームページ作成)

次に、「ウェブページに掲載する画像を、高精細ディスプレイに対応させる方法の解説記事」を書く予定なんですが、そのための基礎を解説する記事として書きました。
ぜひ、覗いてみて下さい。

ヨドバシ通販でプレコール持続性鼻炎カプセル(第2類医薬品)を買ってみた

プレコール持続性鼻炎カプセルヨドバシカメラの通販サイトで医薬品の取り扱いが始まったというので覗いてみたところ、花粉の季節には必ず購入している「プレコール持続性鼻炎カプセル」(第2類医薬品)の取り扱いがあったので買ってみました。
普段よく行く薬局よりも価格が少し安かった上に、ヨドバシのポイント還元が10%あるので、その分も考えればトータルではかなり安いです。
まあ、医薬品の取り扱いを始めたばっかりなための客引き価格なのかも知れませんが。(^_^;)

プレコール持続性鼻炎カプセル(@Yodobashi.com)

ヨドバシは日本企業版Amazonになりたいのかな?

ヨドバシドットコムUIヨドバシカメラの通販サイト(ヨドバシドットコム)は、たぶん日本企業版Amazonみたいなサイトにしたいと考えているんでしょうね?
UIが整っていて分かりやすいですし、低価格な商品1つでも送料無料で、しかも宅配便を使って配送してくれますから(在庫さえあれば)届くのは速いです。
Amazonでは100~300円の低価格商品だと「まとめ買い」でないと買えなくなっちゃいましたけども、ヨドバシでは今のところそういった商品でも送料無料です。しかも、メール便ではなく宅配便で送ってきます。(メール便を選択することも可能ですが。)
特にうちの場合だと、Amazonの倉庫よりもヨドバシの倉庫の方が地理的に近いためか(^_^;)、ずいぶん早く届きます。
なかなか便利です。

※宅配の選択肢は、ゆうパックかクロネコがあるようですが、どちらになるかは分かりません。今のところ私のところに届く荷物は100%ゆうパックですけども。(自分でも選択できますが、選択する場合は有料です。)

医薬品は川崎の店舗から直送?

ヨドバシ通販で医薬品を買ったのはまだ2回だけですが、どちらも透明の袋に入れられて、『医薬品取扱店舗:マルチメディア川崎ルフロン』と書かれて検品印の押された紙が入っていました。

医薬品取扱店舗:マルチメディア川崎ルフロン

医薬品は流通倉庫から出庫されるわけではなく、川崎の医薬品を扱う実店舗から直接配送されてくるんですかね? まあそれでも、翌日には届きましたけども。

Amazon.co.jpとヨドバシドットコムを比較すると、やはりまだ在庫数ではAmazonの方が多いように感じますが、医薬品に関してはヨドバシの方に軍配が上がるのかな?と思います。Amazonの医薬品は、マーケットプレイス経由での販売(=注文と決済はAmazonがするものの実際の販売・配送は第三者)しかなさそうなので。少なくとも、プレコール持続性鼻炎カプセルに関しては。

魔法使いの嫁、新刊も読了

魔法使いの嫁たまたま入った書店の店頭で絶賛されていたので第1巻だけを買ってみたところ、おもしろかったので新刊(第2巻)も買って読了しました。
「魔法使いの嫁」。

世界観が気に入りました。
あと、チセ。

第2巻は、すごく先が気になるところで終わっていたので、続刊が待ち遠しいです。
巻末の広告ページによると、第3巻は2015年3月10日発売らしい。1巻につき5話収録なので、きっちり5ヶ月後に出るんですね。楽しみです。
その広告ページによると、累計50万部も出ているのだとか。
そんなにか。そりゃ書店で担当者の絶賛POP付きで専用区画に平積みされるわけですね。(^_^;;;

魔法使いの嫁(@Amazon.co.jp)

Windows7のリカバリで出る「新しいパーティションを作成できませんでした」エラーの原因と対処方法

いやあ、なかなか盲点でした。
PCメーカー添付のリカバリー用DVD-ROMを使って、Windows7のリカバリ(回復)インストールを実施していたところ、既存HDDのCドライブ用パーティションを開放(削除)した後で、何度再起動しても、『選択された使用されていない領域に新しいパーティションを作成できませんでした。[エラー:0x80042407]』というエラーメッセージが出てしまって、インストールが続行できないトラブルに遭遇しました。

選択された使用されていない領域に新しいパーティションを作成できませんでした。[エラー:0x80042407]

最終的には、原因も判明し、解決もできたんですが、なかなか盲点でした。^^;

パーティションが作成できないエラーの原因3つ

私が遭遇した問題の原因は、以下のようなものです。

  • (仕様上の)原因1: Windows7の回復インストーラが、何故かインストール先HDDにパーティションを2つ作成する
  • (仕様上の)原因2: 1台のHDDには、パーティションは最大4つまでしか作成できない。
  • (環境上の)原因3: 既にHDD内にパーティションが3つある状態では、(追加で作成可能なパーティション数が残り1つなので)パーティションを2つ作成しようとしてもできない。

この「原因3」がエラー発生の原因でした。
これが分かれば対処は簡単です。方法はいろいろあるでしょうが、例えば以下の方法があります。

  • 対処方法1: 既にあるパーティション2つを、「パーティション」ではなく「論理ドライブ」(=拡張パーティション内に作成するドライブ)2つに変換する。
  • 対処方法2: もし要らないのであれば、パーティションを1つ削除する。

どちらの方法も、要するには、『HDD内にプライマリ(基本)パーティションをあと2つ作成可能な状態にする』ということです。
Windows7の回復インストーラで、インストール先にHDD内の開放領域(未割り当て領域)を指定すると、なぜかプライマリパーティションを2つ作成しようとするので。

▼今回のケースで私が採った方法は

私の場合は、全ドライブのバックアップは存在する状況だったので、「対処方法2」の方法で一旦パーティション数を減らして、Windows7の回復インストールを完了させた後に、新たに拡張パーティションを作成して、そこに論理ドライブを2つ作成する(対処方法2の)方法で対処しました。

なお、このトラブルに遭遇するよりも前に対策が可能なのであれば、以下の方法でも行けそうな気がします。

  • 対処方法3: 回復インストールする先のパーティション(Cドライブ用の領域)を、事前に用意しておく。

この方法だと、回復インストーラは、指定したパーティションにWindowsをインストールするだけで、特に新たなパーティションを作成しようとはしなかったので。既存のシステムファイルを(後で自力で削除するなど)特に削除しなくても良いのであれば、この方法が楽そうです。^^;

▼既存のCドライブ領域を開放しさえすれば、そこに再インストールできると考えたのが落とし穴

しかしまあ、よく考えれば当たり前のことです。

  • 「HDD内にパーティションは4つまで」
  • 「インストーラが強制的にパーティションを2つ作成するなら、既存パーティションは2つ以下にしておく必要がある」

……ということですから。
でも、今までWindowsが動作していた環境で、WindowsがインストールされていたCドライブ用のパーティションを1つ開放すれば、そこに新たにWindowsを回復インストールできるはずだ、と考えるのはおかしいことではないと思います。(^_^;;;
その考えが根底にあったので、パーティション数の制限に思い至るのにずいぶんと時間が掛かってしまいました。(^_^;;;

というわけで概要は以上です。
以下に、今回のエラーの原因や対処方法について、詳しく書いておきます。

Windows7のインストーラが、インストール先HDDにパーティションを2つ作成する

なんで、パーティションを2つ作成しようとする仕様なのか、ちょっと疑問なのですが。
これが、すべてのWindows7に該当するのか、それとも特定の環境でのみそうするのかどうかは分かりません。ただ、

  1. PCメーカー提供のWindows7回復DVD-ROMから起動して、Windowsの再インストールを試みた際、
  2. 従来のWindowsが動作していたCドライブ用のパーティションを開放して、HDD内に「未割り当て」領域を作成し、
  3. その「未割り当て」領域を再インストール先に指定して回復インストールを実行する

……と、なぜか、

  1. 未割り当て領域から、100MB程度の小さな空間を切り出して第1パーティションを作成し、
  2. 残りの未割り当て領域から、ユーザの指定したサイズで第2パーティションを作成し、
  3. Windows7は、その第2パーティションにインストール

……しようとするんですよね。
最初の100MB程度の小さな領域を何に使っているのかは分かりませんが。
今使っているWindows7稼働PCで確認してみたところ、Windows7は第1パーティションにインストールされており、HDDの先頭に100MB程度の小さなパーティションは存在していないように見えます。

とすると、この100MB程度の小さなパーティションは必ずしも必要というわけではないのですよね。
でも、回復インストールするインストーラが強制的に作成してしまうので、その「パーティションを2つ作成しようとする」処理自体は回避しようがありませんでした。

1台のHDDには、パーティションは最大4つまでしか作成できない

1台のHDDに、パーティションそのものは4つまでしか作成できません。
ただ、パーティションのうち1つを「拡張パーティション」にすることで、その「拡張パーティション」内に仮想的なパーティション(論理ドライブ)を複数作成することは可能です。なので、事実上、1台のHDDに5つ以上のドライブを作成することは可能です。

今回のようなケースでは、各パーティションが基本パーティションなのか拡張パーティションなのかを把握しておくことが重要ですね。(^_^;)
こういうトラブルを未然に防ぐためには、

  • Cドライブ用のパーティションだけを、プライマリ(基本)パーティションにする
  • それ以外のドライブは全部、拡張パーティション内の論理ドライブにする

という運用方式を採っておく方が良いような気がしました。
最近のメーカー製PCには、HDD内に不可視パーティションが確保されていて、そこにデバイスドライバなど(回復インストール時に利用する)データが入っていることがあります。なので、その領域のためにプライマリパーティションが1つ消費されています。
そのことも考えれば、事実上、自力で自由にできるパーティションは3つということになりますしね。

なお、パーティションの種類について詳しくは、以下の外部サイトなどを参考にどうぞ。
→「プライマリパーティションと拡張パーティション - Logitec」 (簡単な説明)
→「「プライマリパーティション」と「拡張パーティション」の違い」 (詳しい説明)

既にHDD内にパーティションが3つある状態では、回復インストーラがパーティションを2つ作成しようとしても不可能

今回のケースで、『選択された使用されていない領域に新しいパーティションを作成できませんでした。[エラー:0x80042407]』というエラーが出た直接の原因はこれです。

今回、回復インストールを実施したPCでは、以下のようなHDD構造になっていました。

回復インストールを実施する前のHDDのパーティション構成

  1. プライマリパーティション (システムドライブ)
  2. プライマリパーティション (データ用ドライブ1)
  3. 拡張パーティション (データ用ドライブ2)
  4. プライマリパーティション (メーカー側が用意した消去禁止領域)

パーティションは合計4つです。これ以上のパーティション分割は不可能です。この状況で、もしドライブを増やしたい場合には、拡張パーティション内に論理ドライブを作成する方法しかありません。(だからこそ、パーティションの1つは最初から拡張パーティションにしてあるわけですが。)

ここで、Cドライブとして使っている第1プライマリパーティションさえ削除すれば、そこにWindowsを再インストール可能だと考えるのは、おかしくありませんよね?(^_^;)
まさか、回復インストーラが、そこにパーティションを2つ作成しようとするとは予想していませんでした。

冒頭にも書きましたが、最終的には、以下のようなHDD構造にすることで、問題は解消しました。

  1. 新しいプライマリパーティション (回復インストーラが作成する極小領域)
  2. 新しいプライマリパーティション (回復インストーラがCドライブ用に作成)
  3. 拡張パーティション
    1. 論理ドライブ (データ用ドライブ1)
    2. 論理ドライブ (データ用ドライブ2)
  4. プライマリパーティション (メーカー側が用意した消去禁止領域)

これで、パーティションは4つです。

というわけで、回復インストールを実施するインストーラが、まさかプライマリパーティションを2つ作成する仕様だとは予想外だった……という話です。(^_^;)
このパーティション数の制限のためにエラーが発生するのだ、と気付くまでに結構な時間(と試行錯誤)が掛かってしまいました。(^_^;;;

同様のトラブルに遭遇した人が少しでも早く解決できるように、ここに記しておきます。(^_^;;;

(追記) 極小パーティションはBitLockerのため?

情報を頂きました。どうも、インストーラが作成する100MB程度の極小パーティションは、BitLockerなどのために確保される領域のようです。
→「ヒント: 不可解な小さなパーティションを理解して削除する」(Microsoft TechNet)
もしかすると、Windows7でも、Home Premiumなどの下位エディションであれば、このようなパーティションは作成されないのかも知れません……?(私が今回に回復させたのは、Windows7 Professionalでした。)

おじょじょじょ第2巻

おじょじょじょ第1巻と第2巻表紙楽しみにしていた第2巻が発売されたので早速入手して読了しました。
「おじょじょじょ 」第2巻
おもしろいです。(^_^;)
写真は、左側が第1巻、右側が第2巻。

オビによると累計10万部突破なんだとか。なるほど、そんなに売れていたのか。
そうでしょう、そうでしょうとも。
第1巻は「圧倒的ニヤニヤ感」という売り文句でまさにその通りでした。
第2巻はニヤニヤ感というよりは、ストレートな笑いが多かった気がします。

終盤に近づくにつれ、「ああ、今巻できっと完結なんだな。これはそういう流れだな」と確信して、「ああ、気に入っていたからもっと長く続いてくれれば良かったのにー……」と思って、第2巻完結であることを疑わずに読み終わったんですが、最後のあとがきページを読んだら第3巻に「続く」と書かれていました。(笑)
そうか、続くのか。良かった。(^_^;;;

おじょじょじょ第1巻と第2巻裏表紙今巻では、何やら横やりを入れてくる嫌な奴っぽい金髪男(※第2巻の裏表紙参照/右写真の右側)が出てきたな……これは相当嫌な奴なんだろうな……と警戒していたんですが、最初の方は確かにそういうキャラだったんですが、話が進むごとに、なんというか、「なるほどこれが『おじょじょじょ』時空なのか」と思わせるような、面白い方向のキャラ付けに流れて行った気がします。(^_^;)
ちょっと予想外でした。今後は、こいつもメインで笑わせてくれるようになるんでしょうか。^^;

というわけで、「おじょじょじょ」。
おもしろいです。
お勧めです。
未読なら、まずは第1巻からどうぞ。

おじょじょじょ(@Amazon.co.jp)

LAN内でユーザアカウントの異なる複数のWindows7マシン間でフォルダを共有する手っ取り早い方法:ホームグループ

ホームグループへの参加恥ずかしながら知りませんでした。
ホームグループという機能を使えば、複数のWindows7マシン間でも、ユーザアカウントを工夫したりアクセス権限を強引に設定しなくても簡単にフォルダ共有が可能なんですね。

共有設定自体は簡単なんだけど

Windows上で特定のフォルダを共有設定すること(LAN内のどのPCからでも読み書きできるフォルダを作ること)自体は簡単です。
フォルダのプロパティから共有を選択して、適当な名称を付けるだけです。
ただ、実際に読み書きする段階で、アクセス権限の問題が出てきます。

LAN上に存在する共有フォルダを参照するには、「ネットワーク」から望みのPC名を探してクリックするとか、アドレス欄に「\\PC名\\フォルダ名」と打って直接アクセスを試みるとかの方法があります。
これ自体は簡単です。
ただ、参照先のPCに設定されたユーザアカウント名が異なっていたり、ユーザアカウント名が同じでもパスワードが異なっている場合には、毎回、認証情報の入力を求められるので、アクセスが面倒です。(手動でアクセスする場合ならともかく、自動化したスクリプトでアクセスする場合なんかには困ります。)

そのため、これまでは、

  • 全PCに同じユーザアカウント・同じパスワードを設定しておく
  • フォルダの詳細共有設定で、アクセス権限として「Everyone」にフルコントロールの権限を付加する

などの工夫や強引な設定をすることもありました。
どの方法を使うかは、自分がどれだけそのLAN構成に関与できるか次第です。管理者が自分1人しか居ない場合や、自分が1からすべてを構成できるなら楽ですが、たいていはそうではないので。(^_^;)

しかーし。

Windowsの「ホームグループ」という機能を使えば、ユーザアカウント名が異なっていようが、パスワードが異なっていようが関係なく、認証を省略して共有フォルダを読み書きできるのですね。
恥ずかしながら、そんな機能があるとは知りませんでした。
設定方法も、ちょう簡単です。

ホームグループ機能を使って、他のPC上の異なるアカウントからでも認証なしで共有フォルダにアクセスする方法

LAN上のPCの1つにホームグループがあると、LAN上の他のWindowsマシンからはそのホームグループの存在が認識されます。
このホームグループには、そのホームグループ専用のパスワードが1つ自動的に生成されます。
このパスワードを、LAN上にある各PCのホームグループにも設定しておけば、同じパスワードを持ったホームグループPC間では、認証を省略して共有フォルダにアクセスできます

▼ホームグループの設定場所

ホームグループは、コントロールパネルから設定できます。
「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ホームグループ」とたどると、既にLAN上のWindowsマシンでホームグループが作成されている場合には、下図のような、『(PC名) の (ユーザ名) がネットワーク上にホームグループを作成しました』という表示が出ます。

ホームグループ「Windows7を実行している他のホームコンピュータとの共有」

ここで「今すぐ参加」ボタンを押せば、下図のように共有項目を選択するウインドウが開きます。プリンタの共有もここでチェックを入れておけば簡単です。
ここにある「ドキュメント」とか「ピクチャ」といった項目は、Windowsがデフォルトで作成する特殊フォルダの中身が共有できるだけなので、あまり意味はありません。
特にこれらには一切チェックを入れなくても構いません。
ここでのチェックの有無に関係なく、(各フォルダのプロパティで)個別に共有設定をしたフォルダはすべて見えるようになります。(「ドキュメント」のチェックを外していても、個別に共有設定してあるフォルダはすべて見えます。)

ホームグループへの参加「共有する項目を選択してください」

そして、「次へ」ボタンを押すと、ホームグループのパスワードの入力が求められます。
ここで、『最初にホームグループを作成したPC』に表示されるパスワード(※Windowsが自動生成するパスワード。後から変更も可能)を入力すると、ホームグループに参加できます。
ちょう簡単です。

ホームグループへの参加「ホームグループパスワードの入力」

マイコンピュータやエクスプローラなどで左端のメニューを見ると、「ホームグループ」という欄に、ホームグループ内のPCが表示されています。
そこをクリックすれば、下図のように、共有されているフォルダがあっけなく簡単に見えます。
早い……。

エクスプローラ(コンピューター)からホームグループ項目をクリック

以後は、「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ホームグループ」で共有範囲の変更や、ホームグループへの参加の終了などの操作ができます。
一度ホームグループに参加しても、参加を抜けるのは「ホームグループへの参加の終了」リンクをクリックするだけなので、とても簡単です。

ホームグループ設定の変更「このコンピューターはホームグループに参加しています。」

▼ホームグループを最初に作成したPCで、ホームグループ参加用のパスワードを表示する方法

LAN上のPCをホームグループに参加させるには、『最初にホームグループを作成したPC』に表示されるパスワードが必要です。
それは、先と同様に「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ホームグループ」から見えます。
「ホームグループのパスワードを表示」というリンクをクリックすると、(共有範囲が設定されていない場合は、先に共有範囲の設定をした後で)下図のようにパスワードが表示されます。

ホームグループ「このパスワードは、ホームグループに他のコンピューターを追加するために使用します」

すごく簡単です。
実際に使ってみると、同じユーザ名のアカウントが存在しないPC同士でも、認証無しで共有フォルダに読み書きができました。
うーむ、まさかこんな簡単な共有方法が用意されていたとは……。(^_^;)

※ちなみに、この方法は自宅などの小さなネットワークで、ドメインを作成していない場合にだけ使えます。Windows ServerのActive Directoryでユーザ管理されている(=Windowsにログオンする際に、ID名とパスワードを手動で入力する)形態では、ホームグループは使えません。まあ、その場合は、Windows Serverの機能でサーバ側に共有フォルダを用意すれば済みますから、各クライアントに共有フォルダを作る意味はあまりないでしょう。

ホームグループ機能を使わずに共有するには

ホームグループ機能を使わずに共有したい場合、手っ取り早いのは、「すべてのPCに、同じユーザ名&同じパスワードでアカウントを作っておく」ことです。
同じユーザ名で同じパスワードのアカウントが存在すれば、認証無しに共有フォルダにアクセスできます。(そのアカウントは、別にメインに使用するアカウントである必要はないので、ダミーで1つアカウントを作っておく方法でも問題ありません。)

DONQで100%ライ麦パンが販売されていたので買ってみた

100%ライ麦のパンって、なかなか売ってないんですよね。
たまたまパン屋「DONQ」の前を通ったら、店頭にドイツパンのコーナーができていて、そこで「100%ライ麦」と書かれたパンが販売されていました。

DONQライ麦100%パン

スーパーのパンコーナーだと「ライ麦入り」のように書かれたパンは売っているんですが、それは単に、普通の小麦粉で作られたパンにちょっとだけライ麦粉が入っているだけなんですよね。100%ライ麦粉で作られたパンって、どこで買えるのかな……と思っていたんですが、偶然目撃したので買ってみました。2枚で129円。

100%ライ麦粉パン、密度が高い感じで酸っぱい

事前に得ていた情報では、ちょっと堅めで食べにくいパンだとのことでした。
早速食べてみたところ、たしかに普通のパンよりも密度が高いというか、ずっしり詰まっている感じがします。でもそれよりも気になったのは、なんだか酸っぱい味がすること。(^_^;)
パンが酸っぱいというのは、ちょっと不思議でした。
どうやら、原材料の一つ「発酵種(サワー種)」の影響みたいですね。

DONQロッゲンシュロート:100%ライ麦パン
(▲この写真はクリックすると大きくなります。)

パンの袋に貼られているシールに書かれた原材料欄には、「ライ麦粉、食塩、パン酵母、麦芽エキス、発酵種(サワー種)」と書かれていました。

ライ麦の割合が多くなると(酸っぱい)サワー種じゃないと膨らまないのだそうで、イースト菌の代わりにサワー種で発酵させて膨らませて作るのだそうです。だから、パン自体も酸っぱくなるんですねえ。
ただ、それは「ライ麦独特の香りや味をまろやかにする」役割もあるらしく、この酸っぱさで「まろやか」になっているなら、元はどんな味なんだろうなと思ってしまいます。(^_^;)

私は今回は、100%ライ麦パンがどんなものなのかを知りたくて買ったので、何も付けずにそのまま食べました。
まあ、美味しい……とは言い難いですが(^_^;)、酸っぱさをもっと中和できるような何かを付けて食べたら良いのかも知れません。

ちなみに、ライ麦パンを買ったのは、低GI食品だからです。
小麦粉のパンだと、かなり早く血糖値を上げてしまうのですが、100%ライ麦粉によるパンだと、そんなに急激には血糖値が上がらないそうなので。

というわけで、100%ライ麦粉のライ麦パンは、DONQで買えた、という話でした。
常時販売されているのか、それともたまたまフェアか何かで作られた臨時のドイツパンコーナーで売られただけなのかは分かりませんが。^^;
DONQって全国に店舗があるようですが、本社は神戸市なんですねえ。

掲示板の閲覧時ではなく投稿時にだけ基本認証でアクセス制限を施してみた

誰でも投稿できる掲示板をウェブ上に用意しておくと、あっという間に大量のスパム投稿の嵐に見舞われます。

過去には、スパム投稿に対する有効な対策として、「日本語文字が全く含まれていなかったら拒否する」とか、「HTMLタグがあれば拒否する」などの方法がありました。……が、スパム投稿側も『その《スパム防止策》への対策』を施してくるので、最近はそれらの方法では防げません。外国からのスパム投稿であっても、適当な(特に意味のない)日本語文章を混ぜ込んで投稿してきますし、コメント本文中にはHTMLタグもURLも書いてこないものもあります。

上記の対策を施した上でもやってくるスパム投稿には、ブランド名を投稿者名やURLに含んだものが結構あります。(他にもあるでしょうけども、私が管理しているウェブサイトで、上記の対策をすり抜けてくるスパムには、ブランド名が含まれる投稿が多いです。)

で、これまでのところ、対症療法的な対処として、「禁止単語」をひたすら登録することでやってきました。例えば、「グッチ」とか「エルメス」とかの有名なブランド名(英語表記も含む)が含まれている場合には問答無用で拒否します。(これは、私が管理するサイトでは、このようなブランド名が話題になることはまずないからできる方法ですが。)

でも、それでも、ブランド名ではなく製品名だけを使って投稿されてくるスパムにまでは対処できません。キリがありませんし。

スパム投稿はたいてい機械的に行われるので

IEでの基本認証ダイアログ本来の利用者に手間が増えるのであまりやりたくはなかったのですが、仕方がないので、掲示板にアクセス制限を施すことにしました。基本(BASIC)認証で、IDとパスワードの入力を求めて、それがないと投稿できないようにします。IDとパスワードは、投稿直前にアナウンスするようにします。スパム投稿は、たいてい機械的に行われるので、投稿用のIDとパスワードをウェブ上に掲載していても、たぶん大丈夫だろう、と踏んでのことです。

※現状では、IDもパスワードも1種類だけの固定ですが、もしその方法が多く使われるようになれば、スパム投稿側も対処してくるでしょう。そのときには、「パスワードには今日の日付を2倍にした数字を」みたいな、言葉を解釈しないと入力できず、かつ、毎日変わるような仕組みにしないといけないかも知れません。

閲覧用CGIと投稿用CGIが分かれているなら、投稿時にだけ認証を要求する

私が運営しているいくつかの掲示板では、たまたま閲覧処理と投稿処理でCGIが分割されていたので、投稿処理用のCGIにだけ基本(Basic)認証でアクセス制限をかけてみました。認証を通過するのに必要な情報は、「投稿する」ボタンがクリックされたタイミングで、JavaScriptのalertボックスを使って表示させています。

だいたい以下のような感じです。

(1) 投稿フォームの送信ボタンのonclickイベントで、認証通過に必要な情報を表示

まず、掲示板の投稿ボタンに、以下のようにonclick属性を追記しました。

<input type="submit" value="投稿する" onclick="alert('この次の画面に移る前に「ID」と「パスワード」の入力が求められた場合には、IDとして「●●●」を、パスワードに「***」を入力して下さい。機械的なスパム投稿防止のために、アクセス認証を施していますので。お手数ですがお願い致します。');">

これで、送信処理が実行される前に、JavaScriptでアラートボックスが表示され、認証通過に必要な情報が表示されます。もちろん、JavaScriptが実行されなければ表示されませんが、まあ、今の時代にJavaScriptが無効になっているブラウザはまずないだろうということで。IEで表示すると、以下のような感じで見えます。

投稿直前に表示するアラートボックス

(2) 投稿用CGIに対してだけ、基本認証を施す

次に、.htaccessファイルを作成して、投稿用CGIにだけ認証を求めるように記述しました。

<Files "post.cgi">
   AuthType Basic
   AuthName "ID is '●●●', Password is '***'."
   AuthUserFile /home/user/www/hogehoge/.htpasswd
   require valid-user
</Files>

上記の場合は、「post.cgi」というファイルへのアクセス時だけに、基本認証を施す記述です。こうすると、特定のファイルに対してだけアクセス制限ができます。
ここでは、AuthName欄に「IDは●●●でパスワードは***」と書いているので(※これはあくまでも閲覧者に見せるために書いたものであって、実際に認証処理に使われるIDとパスワードは別途.htpasswdファイルに暗号化して記述しなければなりません)、ブラウザが表示する認証用ダイアログにもそれが表示されます。この記述は、なくても良い(ない方が良い)とも思いましたが、まあ、先のJavaScriptのアラートボックスを見逃す人も居るかもしれないと思ったので、念のために書いてみました。Firefoxで表示すると、下図のように見えます。

基本認証ダイアログ

これで、もしスパム投稿が基本認証も乗り越えてきたら、もうちょっと考えます。^^;

閲覧用CGIと投稿用CGIが分離しているフォーラム(掲示板)だと、閲覧用CGI側にアクセス制限を施す必要はないので、

  • 閲覧するだけなら、アクセス者に手間をかけずに済む
  • 検索サイトのクローラーにも内容を拾ってもらえる

というメリットがあります。
閲覧用と投稿用CGIが分かれていない場合は、全部を一括して制限するしかなく、その場合は、閲覧するだけで認証が求められるので、そもそも閲覧する人自体が減っちゃいそうです。(なので、閲覧用と投稿用のCGIが分かれていない掲示板では、今のところこの方法は使っていません。)

しばらくは、この方法で様子を見てみようと思います。
さて、どうなるかな。
まあ、少なくともしばらくの間は、これでスパム投稿は防げるとは思うのですが。

ちなみに、基本認証の設定方法やら、指定ファイルに対してだけアクセスを制限する方法については、過去にAll Aboutで解説記事を書いたので、詳しくは以下の記事をどうぞ。

基本認証でアクセス制限をかける方法(@All About ホームページ作成)
ログインページに他人がアクセスするのを拒否する方法(@All About ホームページ作成)

Newsweekの発行が、阪急コミュニケーションズからCCCメディアハウスに

Newsweek 2014年10月7日号と14日号Newsweek今週号が2日前くらいに届きました。先週号までと外見にも中身にもほとんど違いはありませんが、発売元の表記が変わっています。

この10月に、Newsweekを出版していた「阪急コミュニケーションズ」がTSUTAYAのCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に譲渡されて、社名が「CCCメディアハウス」になりました。
この事業譲渡のニュースは8月頭頃に発表されて驚いたんですが。CCCのイメージとニュース雑誌があんまり結びつかなかったので。(^_^;) その後、定期購読者向けの案内が先々週号の封筒に入っていて、間違いなく譲渡されるんだなと分かりました。

阪急コミュニケーションズは、阪急電鉄の出版事業を担っていた100%出資の子会社で、Newsweekのほか数冊の雑誌や宝塚歌劇関係の出版をしていた会社だったようです。そこから、宝塚関係と地域密着系の事業を別会社に移して、残りを全部CCCに売却したようですね。
→『「フィガロ」「Newsweek日本版」などの雑誌、TSUTAYAグループに売却へ』(The Huffington Post)

TBSブリタニカ→阪急コミュニケーションズ→CCCメディアハウス

先週までは阪急コミュニケーションズ、今週からはCCCメディアハウス。Newsweekに印刷されている出版元表記も、先週号までは「阪急コミュニケーションズ」、今週号は「CCCメディアハウス」になっていました。

私が最初にNewsweekを購読し始めてからしばらくは、阪急コミュニケーションズではなくTBSブリタニカという会社が発行していました。
そのTBSブリタニカがまるごと阪急電鉄に譲渡されたのは、Wikipediaの情報によると2003年らしいです。
……ということは、もうNewsweekを10年以上も購読していたということに。
そんなに経っていたんですねえ。全然気付きませんでした。

奥付の社名はCCCメディアハウスだけど

阪急コミュニケーションズとCCCメディアハウスの住所は同じ今週号と先週号で奥付を見比べてみると、会社と発行人の名前以外は同じでした。^^;
会社の住所も変わっていません。まあ、そのまんま事業譲渡されたんだから当たり前ですが。

今のところ価格には影響ありませんけども、どうなるのかな。
私の定期購読契約はまだ1年半くらい残ってるので、今は価格がどうなっても個人的には影響ありませんけども。
前回にNewsweekの定期購読契約を更新したのは2012年12月なんですが、そのときは、なぜか値上げ前の安い料金で継続手続きができたのでした。あれは、なんでだったんだろうな……?(^_^;) もし今後もあの料金で継続できるんなら、1冊あたりの価格がどうなっても(私には)関係ないことになりますが。(^_^;;;

アメリカ版Newsweekは、もうとっくの昔に印刷物の発行は廃止してしまって、今は電子版しか存在しないようですが。日本版はそうはならずに続いて欲しいです。
少なくとも現状の環境では、まだまだ紙の方が遙かに読みやすく、扱いやすいので……。^^;
さて、どうなるのかな?

Windows Aeroが自動で一時的に無効になるPowerDVD 10

昨日、内蔵Blu-rayドライブにバンドルされていた「PowerDVD 10」をインストールしてBlu-rayディスクを再生させてみたところ、画面の配色が切り替わって、Aeroが無効になりました。
PowerDVD自体を終了させると自動でAero視覚効果が復活したので、特に問題はないんですが。

画面の配色は変更されました

画面の配色は変更されました
Windowsの画面の配色を一時的にWindows7ベーシックに変更する必要のある動作が次のプログラムにより実行されました。
このプログラムまたは他の同じような動作を実行しているプログラムの実行が終わると、画面の配色は自動的にWindows Aeroに戻ります。

Blu-rayの再生って、Aeroの視覚効果と何かバッティングするんですかね?
こういうケースに遭遇したのは初めてだったので驚きました。
私がこのPCで動画を再生する場合は、これまでは、DVDを再生するか、DLNAソフトを使ってレコーダの録画内容をLAN経由で再生するくらいだったんですが。そのどちらでも、Aeroは有効なままで問題ありませんでした。
Blu-rayだけが特殊なのか、それとも、PowerDVDの仕様上の問題なのか。
PowerDVDを起動しただけでは特に何も起きないんですが、Blu-rayに収録された映像を再生しようとすると、自動でAeroがオフになりました。

このAero視覚効果はわりと気に入っているんですが、Windows8ではあっさり削除されてしまいましたね……。
Windows10で復活してくれないかな……。(^_^;;;
デフォルトでなくて構わないので、ユーザが選択できると嬉しいんだけど。

メインPCの筐体を開けて大掃除。Blu-rayドライブも内蔵させた

EPSON DIRECT Endeavor Pro4700昨日、数年ぶりにメインPCの筐体を開けて中を掃除しました。前回はいつだったかな……。
予想はしていましたが、筐体の中はホコリだらけ。特に、CPUの冷却ファンに山盛りホコリが詰まっていました。Σ( ̄ロ ̄lll)
ここ最近、長時間PCを連続使用していると、突然Windowsが落ちてブルースクリーンになることが数回ほどあったんですが、エラーメッセージを読むとグラフィック関係に問題があるっぽい感じだったので、グラフィックボードにホコリでも溜まってて冷却できていないのかな……と思っていたのでした。(実際のところどうなのかは分かりませんが)
5月の連休あたりには筐体を開けて掃除しようと思っていたんですけども、結局いろいろ忙しくて、まとまった時間の確保が難しかったので今の今まで延ばしていました。(^_^;;;

HDDボックスまずは、フロント側から筐体を開けずにアクセスできるHDDボックスから掃除。
私のメインPCは、EPSON DIRECT製のEndeavor Pro4700というBTO機種で、HDD4台分の空間には前面の取っ手を引くだけでアクセスできます。(右写真)
2つずつ引き抜いて、内部のホコリをウェットシートで拭きまくりました。
HDDそのものにはあまりホコリは付着していませんでしたが、HDDを固定する側面のガイドラインが格子状になっているので、そこに結構ホコリが溜まっていました。

PC筐体中身続いて、筐体のカバーを開けて内部を掃除。しかしまあ、最近のPCはネジを一切使わずに開けたり分解したりできて楽で良いですね。今回の一連の作業では、ドライバー(ねじ回し)を一切使うことなく済みました。
ホコリは至る所に溜まっていますが、マザーボードは縦置きの形になっているためか、ボード上にはほとんど溜まっていないのが良いです。やはり、マザーボードは縦置きになるようなPCが良いですねえ。
とはいえ、CPUファンも縦置きになるものの、こんもりホコリが溜まっていたわけですが。(^_^;)
「これでよく冷却できてたな」と思うほど、ファンの編み目が見えないくらいホコリが溜まっていました。やはり、年に1回くらいは筐体を開けて掃除した方が良さそうですね。なかなか面倒なんですが。(特に背面のケーブルを外すのが)

パイオニア製Blu-rayドライブ内蔵SATA今回は、中身の掃除だけでなく、Blu-rayドライブを内蔵させるのも目的です。
元々内蔵されている光ディスクドライブは、DVDまでしか読み書きできなかったので。購入した当初は「まあBlu-rayを読み書きすることはないだろう」と思ってワンランク下のドライブを選択していたんですが。後々の拡張の面倒さを考えれば、最初からBlu-rayドライブを選択しておけば良かったなと思いました。(^_^;;;
で、このパイオニア製のBlu-rayドライブ「BDR-209」は、実は2月末に購入していたものです。^^;
消費税が上がる前に購入して、5月の連休中くらいには内蔵させようと思っていたんですが、なんかいろいろ忙しかったので今まで8ヶ月間も放置していたのでした。

フロントパネルを開けて空き5インチベイを見たところメインPC筐体のフロントパネルを開けたのは、このPCを購入してから初めてでした。こちらも、ネジなしで簡単に開閉できるのは楽で良いです。
開いている5インチベイが2つ、3.5インチベイが1つありまして、そのどれにもたっぷりホコリが溜まっていました。(^_^;)

5インチドライブベイの内部カバーこの5インチベイを内部で覆うようなプラスチックカバーがあります。右写真で「Endeavor」のロゴが入ったブルーのもの。(右写真では既に半ば取り外して斜めにしてありますが。)
これ何のためにあるのかな?と思ったら、光ディスクドライブなどの熱が内部に伝わってしまうのを防ぐためにあるんですね。
まさかそんな目的があったとは。

増設用のシリアルATAケーブルは添付されてはいませんが、増設用の電源ケーブルは筐体内に最初からあったので、電源ケーブルを用意しておく必要はありませんでした。
電源ケーブルを分岐させて増設させないといけないとなると結構面倒だったんですが、その必要がなかったのは良かったです。1台目の光ディスクに接続されている電源ケーブルの先に、さらに電源端子が付いているので、それを使えば良いだけでした。ありがたい配慮です。
デフォルトで使われているシリアルATAケーブルは「L字型」(コネクタのすぐ先でケーブルが直角に曲がっている)だったんですけども、筐体内部の空間が大きく余裕があることと、上下に隣接する位置に機器を増設することを考えれば、L字型ではなく真っ直ぐなケーブルの方が取り回しが楽でした。
私が用意していた増設用シリアルATAケーブルは(たまたま)真っ直ぐなケーブルだったので、こちらもわりと楽に作業できました。

5インチベイにBlu-rayドライブを挿入光ディスクドライブの接続も、ネジは一切使う必要がありませんでした。便利……!
5インチベイにドライブを差し込んでから、側面にねじ穴に合わせて差し込めるようになっているストッパーを下ろすだけで固定できました。楽ちんです。
ちなみに、新しく購入したBlu-rayドライブは黒色。前からあるDVDドライブは白色です。……が、結局どちらもフロントカバーで隠されるので、色はどうでも良かったんです。

というわけで、筐体内部をクリーンアップして、Blu-rayドライブを内蔵して、今回の作業は完了です。
めでたし、めでたし。

Cyberlink PowerDVD 10Blu-ray再生用ソフトとして「PowerDVD 10」が付属しているドライブを買ったので、最後にそれをインストールして、Blu-rayの再生をチェックしました。
特に問題なく再生できています。元々ディスプレイはHDMI接続なので、特に問題はないと思ってはいましたが。(サブディスプレイはDVI接続)
DIGAで地上波放送を録画したBD-Rディスクを試したところ、特にファイナライズしていないディスクでも問題なく再生できました。

Pioneer SATA内蔵Blu-rayドライブ BDR-209(@Amazon.co.jp)
Cyberlink PowerDVD(@Amazon.co.jp)

ミニブログCGIとしての需要もあるのかなと、フリーCGIの改修を進行(^_^;)

ミニブログツールとしても使える「Fumy News Clipper2」CGI当サイト内のフリーCGI配布コーナーで公開している「ニュースクリップCGI - Fumy News Clipper2」の開発を継続進行して、先ほどVer 2.2.3を公開しました。
気になったニュース記事をクリップする目的で作ったCGIですが、どうもミニブログ(簡易ブログ)ツールとして活用される需要もあるようなので、その用途でも使いやすいように改修していこうかなと、なんとなく思っています。(今でもブログツールとして利用は可能ですが。)

このCGIでは、「スキンHTML」を読み込んで、そこにデータを流し込む形を採っているので、ページの表示をかなり自由自在にカスタマイズ可能な点がウリです。ページデザインがCGI側の仕様に(あまり)影響されないので、元々のサイトデザインに合わせたニュースクリップ(ミニブログ)ページにできるかなと。

ここ最近の改良では、

  • 全文検索機能の付加
  • カテゴリ一覧の表示機能の付加
  • クリップ(エントリ)とは独立したフリー文章の掲載機能の付加

あたりが主な機能追加点です。
これらは、熱心にご活用下さっている方からの要望に応えた形ですが。

「Fumy News Clipper2」のクリップ(エントリ)投稿画面あとは、「タグ機能」をどうやって付加しようかな……と考え中です。
タグ機能って、専用の表示区画を用意するのではなく、Twitterで使われているような「ハッシュタグ」機能であれば、わりと簡単に実装可能なことに先日気付きました。
既に全文検索機能があるので、特定のタグが付いたクリップ(エントリ)を抜き出す処理は、検索機能をそのまま使えば済みますよね。つまり、あとは本文中からタグ部分を抜き出してリンクにするような仕組みさえ作れば、ハッシュタグ機能は完成するような気が。この方法だと、データファイルの記録形式をいじる必要がない点がすごく楽そうです。(^_^;)

この今のモチベーションさえ維持できれば、近いうちにできそうな気がします。(^_^;;;
使って下さっている方々から活用報告が上がってくるのは、本当にありがたいです。モチベーションが向上する(というより「維持できる」)という点で。
何もないと、あっという間にやる気は失われていきますからね……。(^_^;;;;;;
プログラミング自体はとても楽しいので、「やり始めるきっかけ」さえ得られれば、わりと続けられるんですけども。ただ、仕事とかで作業が長期間中断されてしまったときに、ぱったりと継続する気力が失われてしまうという……。^^;;;

というわけで、(うちで配布しているものに限らず)個人製作のツールを活用している方々は、作者に何か感想でも要望でも定期的に送っておくと、そのツールが長くアップデートされていくと思いますよ!(^_^;)

ツイートの閲覧反応状況が分かる「Twitterアナリティクス」

ツイートの閲覧回数やツイートがクリックされた回数などが分かる「Twitterアナリティクス」が一般ユーザにも開放されて、いつの間にか1ヶ月以上が経っていました。
たしか、一般ユーザでも閲覧可能になったのは、8月下旬あたりだったような気がします。
データの蓄積が、一般開放後からだったので、当初はグラフが空っぽでしたけども、今では過去28日間のデータ(グラフ)がフルに閲覧できるようになっています。
なかなか面白いですね。

Twitterアナリティクスの表示方法

Twitter本家サイトのツールバーで歯車アイコンをクリックTwitter本家サイトからTwitterアナリティクスへ移動するには、まず、ツールバーの右端の方にある歯車アイコン(なんとなく太陽っぽいアイコンですが^^;)をクリックしてサブメニューを出します。(右図)
すると、『Twitter広告』という項目があるので、それをクリックします。
「Twitterアナリティクス」は、元々Twitter上の広告効果を解析するツールとして提供されていたので、こういう場所にあるのですね。(たぶん)

Twitterアナリティクスすると、Twitter広告サイト(ads.twitter.com)に飛びます。
ここで、「1回限りのアカウント設定」なる画面が出てきますが、これは無視して問題ありません。(設定しても良いでしょうが)

この画面で新たに表示されるツールバー(Twitter本家サイトのツールバーとは異なる構成)を見ると、左側に「アナリティクス」という項目が見えます。
それをクリックして表示されるサブメニューから、「ツイートアクティビティ」をクリックします。
すると、過去28日間のツイート閲覧・反応状況を示すアナリティクス(解析)が表示されます。(右図)

各ツイートの詳細情報も閲覧できる

標準では、ツイートが時系列に並んでいて、インプレッション数(表示回数)とエンゲージメント数(反応回数)が表示されています。
が、ここで、各ツイートをクリックしてみると、インプレッション数だけじゃなくて、エンゲージメント数の詳細が分かります。お気に入りへの登録数やリツイート数が分かるのはもちろん、ツイートの「詳細」が押された回数や、プロフィール(名前)欄のクリック回数まで分かるんですねえ。(下図)

Twitterアナリティクスで閲覧した各ツイートの詳細(インプレッション数やエンゲージメント数の詳細)

プロフィールをわざわざクリックするのは、きっと、

  • (フォロー外の人が)ツイート主がどんな人物なのか、他にどんなツイートをしているのか、を参照しようとした
  • (フォロー中の人が)ツイート主の他のツイートを一括して読もうと思った

のかの、どちらかですよね。
各種エンゲージメント数の詳細が分かるのがなかなか面白いです。

ジハード 5 集結の聖都

ジハード 5 集結の聖都 (星海社文庫)星海社文庫版の「ジハード 5 集結の聖都」を読了。
発売されたのは先月上旬で、そのときに買ってはいたものの、先月はずいぶんと忙しかったので積んだままになっていたのでした。
今回もおもしろかった。

前回ではずいぶんと死んじゃって、登場人物が減ったなあ……と思っていたんですが、今回も。今回の場合は、死んだり死ななかったりですけども。(^_^;)
最後はエルシードが気になるところで終わっています。
とはいえ、まあヒロイン(ヒーローか?^^;)が消えたら話が続かないので、無事には違いないでしょうけども。
続きは第6巻。11月に発売されるらしいので、楽しみにしています。

これ、何巻まで続くんだっけ?
……と思って調べたら、10年前の集英社文庫版が全6巻なので、次で最終巻なのかな。
これが終わったら、同作者で次に楽しみにするのは講談社BOXの「四方世界の王」の続編ですけども、果たして「四方世界の王」の第7巻(たしか全14巻くらいの予定という話だったような気が)は出るんだろうか?(^_^;;;
外伝が電子版だけで出てた「ユーフォリ・テクニカ」の続編でも歓迎ですけどもね!
何にせよ、次も楽しみにしています。

ジハード 5 集結の聖都 (星海社文庫)(@Amazon.co.jp)

指定時刻にウェブページを自動更新する方法

指定日時にページを自動更新する方法(cron編・CGI編)ウェブページを更新する際、あらかじめ指定した日時ぴったりに更新したいことがあります。例えば、企業サイト上で実施するキャンペーンを、午前0時から始めたい(または終わりたい)とか、何らかの結果発表を午前0時に公開したい、とか。

その時刻ちょうどに更新作業を行えれば良いですが、指定時刻ぴったりに作業するのは難しいでしょうし、よほどアクセスの多い(またはサーバが非力な)場合だと、FTPの反応が遅くて更新作業が進まない……という可能性もあります。(^_^;)

そんなときには、あらかじめ更新時刻を指定しておいて、自動で更新できると便利です。
最近のCMSツールならそういう機能が元々あったりしますが、自力でHTMLを書いている場合など、静的なウェブページで自動更新を実現するには、何らかの別手段が必要です。

そこでお勧めなのが、ウェブサーバのcron機能を使う方法。
指定の日時に「既存ページ」のファイルを「更新ページ」のファイルで上書きコピーするよう記述するだけです。1度やり方を覚えれば、いつでもどこでも指定日時に自動更新ができるようになります。

そんな、あらかじめ指定した日や時刻にウェブページを自動更新させる方法として、サーバ側のcron機能を使う方法と、CGIを使う方法の2種類を、All Aboutで解説しました。

指定日時にページを自動更新する方法(cron編・CGI編) (@All About ホームページ作成)

「夜中0時ぴったりに更新したい」といった際に、わざわざ作業時間を合わせずに済み便利です。
各方法の具体的な作業内容と、メリット・デメリットなども解説しています。
ぜひ、覗いてみて下さい。

2014年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

今月のタイトル一覧

他の月

--- 当サイト内を検索 ---