12時23分30秒 [ソフトウェア]
XHTMLで記述した携帯サイト用ページを、AN HTTPで動作させているウェブサーバで提供し、それを「i-modeシミュレータ」を使って表示させた場合、CSSが有効になりません。
これは、AN HTTPが(htmlファイルを表示させる際の)HTTPレスポンスヘッダに、無条件でファイルタイプ「text/html」を返しているのが原因です。
iモードシミュレータ(=docomoの携帯端末)は、XHTMLを使わないとCSSが有効になりません。しかし、XHTMLの文法を使ってページを記述したとしても、ウェブサーバが返すファイルタイプが「application/xhtml+xml」でないと、そもそもデータがXHTMLであるとしては認識してくれません。(※HTMLだと解釈されちゃいます。その場合、CSSは有効になりません。docomoでは。)
※ローカルのHTMLファイルを直接「iモードシミュレータ」に読み込ませて表示させた場合は問題ありません。ウェブサーバからページを得る際にだけ問題になります。
ウェブサーバがApacheの場合は、「.htaccessファイル」を使って指定拡張子(htmlなど)では「application/xhtml+xml」を返すよう書いておけば済みます。
しかし、AN HTTPの場合は、その方法は使えません。
AN HTTPの場合は、設定ダイアログで、拡張子「htm,html」に対してファイルタイプ「application/xhtml+xml」を返すよう設定すれば解決します。
設定場所は、「AN HTTP」のメニュー→「オプション一般」で表示される設定ダイアログ中にあります。設定ダイアログ中の「ファイルタイプ」タブの中で、先頭にある「htm,html」項目の設定値を変更します。(下図参照)
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