21時59分19秒 [税金・経済]
三井住友銀行のオンラインバンキングサービスにログインするために使える、「ワンタイムパスワード生成機」というデバイスが以前からありました。
これは、キーホルダーみたいな形状の物理的な機械で、1分ごとに異なるパスワードを生成し続けます。
ネット上で銀行にログインする際には、(従来からある契約者番号と第一暗証番号に加えて)そのとき表示されているパスワードを入力します。
このワンタイムパスワード生成機が出してくるパスワードは、1分ごとに変わる上、同じパスワードは二度と生成されないので、たとえキーロガー等の仕組みで入力内容がバレても、不正ログインを防げるという仕組みです。
このワンタイムパスワード生成機は、サービス開始からつい最近までは有料サービスだったんですけども、どうやら今年の3月から無料化されていたようです。
物理的な機械を定期的に送ってくるサービスなのに、利用料金が無料化されるとは……!
ちょっと驚きました。
オンラインバンキングへの不正アクセス被害の対処にかかる費用を考えれば、ワンタイムパスワード生成機を無料で配って不正アクセスの可能性を減らす方がコストは低くて済むということなんでしょうかね。
無料なら、これを使わない手はない気がします。
このワンタイムパスワード生成機を使っても、従来の契約者番号や各種暗証番号の入力は必須ですから、ログインする際に入力する内容が1つ増えることになるんですが、オンラインバンキングの場合は本物のお金を扱うわけで、手間が1つ増えても安全性の方が重要ですし。
■ワンタイムパスワード生成機(@三井住友銀行)
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:0件
(前の記事) « Windows Live Messengerが廃止されるというので、Skypeとアカウントを統合させました
前後のエントリ
< 旧 / 新 >
(次の記事) 淡路島が震源の地震で »
コメント数: 0件