13時36分31秒 [ソフトウェア]
ノートPCなどのようにバッテリで駆動するWindowsマシンは、バッテリ残量が少なくなったときに自動的に休止状態(ハイバネーションモード)に移行します。
デフォルトではたぶん「バッテリ残量5%」がトリガーになっていると思うんですが、この残量はWindows側の設定で変更できます。
最近のバッテリは大容量なので、「5%」も残っていれば、まだ30分程度は使えそうなので「ちょっと残す量が多いかな」という気もします。
というわけで、お使いのバッテリによっては「3%」くらいに設定しておいても良いのではないでしょうか。
自動的に休止状態に移行するバッテリ残量の%値を変更するには、コントロールパネルから以下のように操作します。
以下はWindows7での操作例ですから他のバージョンでは異なる可能性があります。その際は、コントロールパネルの検索窓に「電源設定」と入力して検索してみると良いと思います。(Windows7でもその検索方法でもアクセスできます。)
「コントロール パネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」→「プラン設定の編集」
※この設定場所は、PCの放置時間に合わせてディスプレイの電源を切ったりOSをスリープ状態に移行したりする設定ができる画面です。
ここの「バッテリ切れレベル」階層に「何%になったらバッテリ切れレベルだと判断するか」の設定項目がありますので、ここを自由に変更します。(下図のように)
上図では「3%」に設定してみました。
ちなみに、バッテリ駆動時とAC電源接続時とで別々に設定できます。
AC電源接続時にはバッテリが何%であっても別に構わないので設定項目自体が不要なような気がするんですけども(^_^;)、この項目はなぜ存在するんでしょうかね?
上記の設定ツリーでは、「バッテリ残量が少なくなっていますよ」と案内するバルーンを表示するタイミングなども設定変更できます。(デフォルトは残量10%)
お使いのバッテリ環境に合わせて調整すると良いでしょう。
上記に掲載したコントロールパネル内の設定場所は、タスクトレイ内にあるバッテリーアイコン(下図)をクリックして、「その他の電源オプション」リンクをクリックすることでも開けます。この方が、コントロールパネル内の階層をたどらずに済むので楽かもしれません。
というわけで、バッテリ残量が少なくなって自動で休止状態に移行する際の「残量%」設定を変更する方法でした。
バッテリが10時間持続する場合は、5%でも30分ですからね……。3%(18分)くらいで良さそうな気がします。
もっとも、バッテリは使えば使うほど正確な残量が出しにくくなりますから、(あまりにも低い値を設定する場合には特に)2~3ヶ月に1回くらいはバッテリ残量補正機能を使って正確な値を出せるように調整した方が良いとは思います。でないと、残量10%の表示からいきなり1%とかに飛んじゃうこともあるので……。(^_^;)
なお、上図はすべて、Panasonic製Let's noteでの例です。「パナソニックの電源管理」と表示されているのはそのためです。が、それは単に電源管理プランの名称設定の問題なので、他のPCでも操作方法は同じハズです。
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