にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/12/25. 21:51:49.

にゃんPay(クロネコアプリ決済)を登録してみた話

前置き1:クロネコメンバーズの話

クロネコメンバーズクロネコ経由で荷物を送ったり受け取ったりする際には、クロネコメンバーズに登録していると便利です。

受け取る際には、配達日時を変更したり置き配指定にしたりできますし。発送する際には、いろいろ割引があります。ネットで配送先を登録しておいてそれを元に送り状を印刷(店頭でも自宅でも)すればデジタル割として60円安くなりますし、配送センター(営業所)に持ち込めば持込割として150円安くなります。(持込割はクロネコメンバーズでなくても適用されますがその場合の割引額は100円です。)
というわけで、クロネコを使うならクロネコメンバーズに登録しておくと便利でお得です。

で、そのクロネコメンバーズには黄色いメンバーズカードがあるんですが、ペラい紙製のメンバーズカードほかに、電子マネー機能が搭載されたプラスチックカード(発行は初回だけ無料)もあります。
というか、私が最初に契約した頃は紙カードしか存在していなくて、そのうちに電子マネー機能を備えたプラカードが発行されるようになったんですけども。

いま調べたところ、今でも紙カードは一応あるものの「発行を希望する場合には電話で請求しろ」みたいなことが書いてありますので、紙は消極的なオプションとしてだけ残されていて、基本は電子マネーカードを発行する仕様みたいな感じなんでしょうか。もしくは「電子マネーのない単なる会員証は、モバイル画面上でだけ確認できるバーチャルカードだけにしてくれ」ということかもしれませんが。(たしか、私が契約した頃には、住所確認を兼ねて紙カードが届いたんだったような気がおぼろげにしているんですけども、今はそういうプロセスは省けるようになったんでしょうか?)

まあ、そこはどうでもいいんですが。

前置き2:「クロネコメンバー割」用電子マネーの話

で、そのクロネコメンバーズカードに搭載されている汎用電子マネーには、WAON、Edy、nanacoの3種類(のどれか1つ)があるんですけども、それとは別に、クロネコ送料だけにしか使えない「クロネコメンバー割」専用の電子マネーもあります。
つまり、カード1枚に2種類の電子マネーが搭載されています。

私は「Edy搭載のクロネコメンバーズカード」を持っているんですが、これには、「電子マネーEdy」をチャージすることもできますし、「クロネコメンバー割」用の電子マネーをチャージすることもできます。(前者は普通のEdyとして一般の店舗で使えますが、後者はクロネコでしか使えません。両者の残高は別々の管理です。)

が、所有してるだけでさっぱり使っていません。(ネコピットにログインするためのIDカードとしては使っていますが。)

クロネコメンバー割だと、あらかじめチャージしておけば、クロネコ送料が10%OFFになるのでお得ではあるんですが、そのためには「クロネコでしか使えないお金」として事前にチャージしておかないといけないんですよね。(チャージは営業所窓口かドライバーさんの端末で、現金のみ。)
チャージするには1回3,000円以上(1,000円単位)必要ですし、カード内に残った残額はクロネコ送料以外には使えないとなると、2~3ヶ月に1回くらいの頻度でしか発送しない私にはちょっと(たとえ10%OFFになるとしても)使いにくいな……と思って使っていなかったのでした。

※クロネコメンバー割には「クロネコメンバー割BIG」という15%OFFになるカードもあるんですが、1回の最低チャージ額が5万円(1万円単位)なので、よっぽど発送しまくっている人でないと使えないでしょう。

本題:「にゃんPay」というモバイル決済サービスが始まった

にゃんPayようやく本題です。
クロネコが新たに「にゃんPay」という決済サービスを始めました。モバイルアプリ上だけの決済サービスですが。
画面上に表示されるバーコードかQRコードを提示することでクロネコ送料を支払えるサービスなんですけども、代金は事前に紐付けておく銀行口座から引き落とされる形で決済されます。

これは、先の「クロネコメンバーズカードに事前チャージする方法」とは異なって、以下のメリットがあります。

  • 送料が12%OFFになる。
  • 残高不足分を1円単位でぴったりオートチャージする仕組みがあるので、無駄な残高が発生しない。
  • 上記のオートチャージを使えば、事前チャージしていなくても使える。(残高0円のままで良い)

基本は事前にチャージしておく仕様ですけども、「ちょうどチャージ」という機能をONにしておけば、不足分だけを自動で(紐付けてある)銀行口座から引き落としてくれるので、にゃんPay側に無駄な端数が残りません。これなら発送頻度に関係なく使いやすそうです。

※ただし、オートチャージは1円単位なものの「1回500円以上」という最低額がありますから、送料が500円未満の場合には端数が残高になりますけども。(ただ、クロネコで送料500円未満というと、よほど近距離の宅急便コンパクトとかでないとなさそうに思いますが。)

このサービスが利用できる条件(後述)を満たしているなら、10%引きの「クロネコメンバー割」を利用するメリットはなくなる気がします。

▼にゃんPay対応の銀行口座が必須

ただ、誰でも利用できるかというとそうとも限らなくて、「にゃんPay」に紐付けられる銀行に口座を持っていないと使えません。

とはいえ、メジャーなところではメガバンク3行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)と、りそな銀行は対応していますから多くの人が使えるのではないかと思いますけども。でも、メジャー中のメジャーなゆうちょ銀行は使えませんし、ネット銀行も全く使えないようですが。ネット銀行がさっぱり対応していないのは何故なんでしょうかね?
逆に、地方銀行はやたらとたくさん対応しているんですが、これは何か「地方銀行の口座を活用させよう!」という施策が背後にあるんでしょうか?
にゃんPay対応金融機関リスト(※PDF)

私はメガバンクにも口座があるのでそれを使えば登録できそうでした。

「にゃんPay」を登録してみた

というわけで、クロネコアプリから「にゃんPay」に登録してみました。

登録自体はとても簡単です。にゃんPayサイトの「ご利用方法」の手順で簡単に済みました。
たぶん、銀行口座と紐付けるところが場合によっては手間なのかもしれませんけども。その銀行のネットサービスを既に契約して利用していれば手続きは早そうな感じでした。それがない場合、たぶん本人確認が手間なのではないかなと想像しますが、どうなのか正確なところは分かりません。

私の場合は、銀行口座情報等の入力のほかは、銀行側のワンタイムパスワード認証があったくらいで、大した手間はなかった気がします。

▼みずほ銀行のサービス

クロネコアプリから利用できる機能ですけども、「にゃんPay」そのものの決済はみずほ銀行が運営しているようで(どこの銀行口座と紐付ける場合でも)、アプリ内の「にゃんPay」メニューボタンをタップする度に「これより先はみずほ銀行のサービスに遷移します」と表示されて不安を誘います。(笑)
「みずほ銀行が提供するサービス」だと聞いたら、思わずシステムは本当に大丈夫なんかい……と感じてしまいそうな。^^;

「これより先はみずほ銀行のサービスに遷移します」

話は全然関係ないんですが、紐付ける銀行口座を指定する際の画面を見て思ったんですが、日本の3大メガバンクは全部「ま行」にあるんですね。名称が。(みずほ、三井住友、三菱UFJ)

金融機関口座登録:メガバンクは全部「ま行」にある

なお、このシステムから銀行口座を紐付けたところ、銀行側からは、

「Bank Pay」の口座振替申込を受け付けいたしました

という連絡が届きました。銀行によっては、このBank Payというサービス経由で口座振替が実行されるようです。(全部の銀行がそうというわけではないような説明でしたけども。)

▼画面にバーコードとQRコードが表示され……

登録が終わると、画面のようにバーコードとQRコードが表示されます。
このコードをクロネコ店頭か集荷に来たクロネコドライバーさんに提示すれば支払いができるっぽいです。(※にゃんPayで払えるのは、クロネコの営業所へ持ち込む場合か、自宅へ集荷を依頼した場合だけで、その他の宅急便取扱店とかコンビニでは使えません。)

コードには使用制限時間があるっぽい

右上に小さく5分間のカウントダウンがあるので、このコードの有効期間が5分間なようですね(上図緑色矢印の先に小さく表示されています)。
利用履歴を見たりチャージ画面へ移動したりしてから戻ってくると、その時点で新しいコードが生成されるようで、その都度5分間のカウントダウンが最初からスタートし直されました。

チャージしていないので、チャージ残高は0円と表示されています。
「ちょうどチャージ」を設定しておきましたから、たぶんこれで(残高0円のままで)、実際の支払時のタイミングで勝手に銀行口座から宅急便送料額分だけが引き落とされて支払いに使われるのだと思います。まだ1回も使っていないので正確なところは分かりませんが。

▼表示され……ない?

で、クロネコアプリの画面をいろいろ試したりして(たぶん5分以上経ってからなのか)にゃんPayの画面を再度表示してみると、カウントダウンが「0」になった状態でバーコードもQRコードも表示されませんでした。(下図ではバーコードやQRコードの表示欄が空白になっていますが、これは画像を加工したわけではなくて、本当にこの表示でした。)

コードが表示されず、制限時間は0のまま

5分間経ったら自力でコードを再発行しないといけないのかな……と思ったんですが、どこをタップしても反応しません。
というか、チャージボタンとか履歴ボタンとかも反応しません。

アプリがフリーズしたのかな? とも思ったんですが、画面下部の各種ヘルプバナー(画像下部に見える「ちょうどチャージを設定しましょう」とか「よくあるご質問」とかのボタン)はタップすれば使えますし、「閉じる」ボタンで元の(クロネコアプリの)HOMEへ戻ることもできました。
しかし、再度「にゃんPay」の画面に移動すると、バーコードもQRコードも表示されないままで、履歴ボタン等も押せません。
どういうこっちゃい……。

一旦クロネコアプリを強制終了して、アプリを再起動しても同じでした。
みずほ銀行サイト内にある、にゃんPayのFAQにそれっぽい項目があったので見てみたんですが、「別の環境で表示がされるかお試しください」しか書いてないので役に立ちませんでした。^^;;;

▼Android OS 自体を再起動させてから試せば復活

仕方がないので、一旦Android OS自体を再起動しました。
その後で試したところ、今度はバーコードもQRコードも正しく表示され、5分のカウントダウンが始まりました。(まあ、さすがにそこまですれば復帰するだろうとは思っていましたけども。)

これ、実際の支払時にこんな状態になったらちょっと困りますね。^^;
にゃんPayで払いたいときには、念のために別の決済手段(ICOCAとかWAONとか)も用意しておく方が良いのかな……という気はしました。

まあ、それは「にゃんPay」に限らず、アプリの稼働が必要な「○○Pay」系の支払いなら何でもそうですけども。(おサイフケータイみたいに、アプリの起動が要らない仕組みだと良いんですけどもね。)

サービスとしては、メリットばかりな感じ

というわけで、にゃんPayアカウントを作ってみた話でした。

登録に費用が掛かるわけでもなく、事前チャージも不要で、オートチャージ後にも(決済が500円以上なら)無駄な残高ができず、送料は12%引き、……というメリットばかりなサービスなので、クロネコで発送する機会があるなら登録しておいたら良いのではないかと思います。
※注:にゃんPayで支払えるのは、クロネコ営業所か、自宅への集荷を依頼したときだけですし、対応銀行に口座がないと登録しようがありませんが。

これ、クロネコ側にはどんなメリットがあるのかな……?
クロネコメンバー割よりも2%高い割引率にしてまでも提供するメリットは。
アプリを経由しないと使えないサービスなので、顧客に「クロネコアプリをインストールしてもらえる」という点はあるので、今後クロネコアプリをもっと機能増強して様々なサービスを展開したとき、(既にアプリがインストールされていれば)抵抗なく使ってもらいやすい、みたいなメリットはあるのかもしれませんけども……?

まあ、まだ1度も支払いに使っていないので、
実際に使ってみて何かあったら追記します。

(追記 2022/12/16) にゃんPayで支払ってみました

クロネコで発送する用事がありましたので、宅急便の運賃を「にゃんPay」で払ってみました。
便利ですね……。

にゃんPayで支払った直後の画面 にゃんPay利用履歴で、銀行口座からちょうどの額が引き落とされたと分かる

集荷に来たクロネコドライバーさんに、こちらのスマートフォン上に表示されたコードを見せてスキャンしてもらうと(バーコードの方を読まれたのかQRコードの方を読まれたのかは分かりませんでしたが)一瞬で支払いが完了しました。
その2~3秒後くらいに、こちらの画面にも金額が出ました(上図1枚目参照)。
利用履歴を見ると(上図2枚目参照)、紐付けてある銀行口座から運賃分だけがぴったり引き落とされているのが分かります。

チャージ残高0円の状態で「ちょうどチャージ」機能を使う形態だと、要するに『クロネコの代金を銀行口座からの自動引き落としで払う』という感じで使えるので、現金を用意しておく必要もなければ、電子マネーのチャージ残高を把握しておく必要もなく、何も考えずに支払えるのでとても便利だと実感しました(紐付けてある銀行口座の方に残高がなかったらダメですけども)。無駄なチャージ残高もありませんし。しかも、代金は12%引きですからね!

なお、クロネコアプリを起動してから「にゃんPay」のバーコード画面を出すまでに、『クロネコメンバーズのパスワード』と『にゃんPayのパスコード(数字6桁)』を入力する必要があります。なので、クロネコドライバーさんが諸々の準備を終えるまでの間にそれらをさっと入力してバーコード表示画面まで到達しておかないと時間が無駄になります。「えーっと、何だっけ……?」とならないように、両方のパスワードは事前にちゃんと頭に入れておきましょう。(まあ、当たり前ですけども。^^;)

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著者紹介


にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

Twitter:にしし/西村文宏
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