23時56分19秒 [ソフトウェア]
ダウンすると日常業務に差し障りのあるLAN内のサーバは、ハードウェア上で直接稼働させるのではなく、バーチャル環境の上で稼働させる方が良いのかも知れませんね…。
サーバOSが稼働しているハードウェアに故障が発生した場合、故障した部分の代替機器を用意する必要があります。でも、そのハードウェアが古い場合、必ずしも同等の代替機器を用意できるとは限りません。最悪の場合、ハードウェア全部を刷新する必要があるでしょう。しかし、ハードウェア構成の異なる環境に移行させると、うまくサーバOSが稼働してくれない可能性があります。
その点、バーチャルな環境を構築した上でサーバOSを稼働させているなら、それらの問題は発生しません。サーバOSが依存するハードウェアは、仮想的なハードウェアであって、実際に存在するハードウェアではありませんから。(物理的な)ハードウェアが刷新されたとしても、その上でバーチャル環境さえ動作するなら、(仮想的なハードウェアは変化しないので)サーバOSは何事もなかったかのように稼働を継続できるわけです。
ハードウェアに故障が発生しても、まったく同一のハードウェア構成に戻す必要がないのであれば、楽に復旧できるでしょう。最悪、新しいハードウェアを用意してもいいわけですし。新しいハードウェアがすぐに用意できなくても、とりあえず適当なマシンにバーチャル環境を移して、一時的にそこでサーバを稼働させることも可能でしょう。
普段のバックアップも、バーチャル環境をまるごとバックアップしておけば良いので楽な気がします。
仮想環境を挟めば、ハードウェア上で直接サーバOSを稼働させるよりも、より高いスペックのPCが必要にはなりますが。でも、例えば「Microsoft Virtual Server」の稼働要件はそんなに高くなさげなので、普段使うサーバOSがサクサク動く程度のスペックがあれば十分なんじゃないでしょうかね?まあ、実際に使ってみたことはないので、詳しいことは言えませんけど。(^_^;)
これからサーバを構築したり、新しいサーバに移行するんなら、仮想環境上に構築することも検討した方がいいような気もします。最初にちょこっとハードウェアに投資が必要かも知れませんけど、「復旧しやすさ」を考えれば安いものでしょう。(※Microsoft Virtual Serverは無償。ホストOSは当然有償だけど。^^;)
…と、そんなことをmixiの某Oさんの日記※を読んで思ったのでした。
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