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Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/04/09. 22:29:30.

地上波デジタル放送の録画・再生環境の検討

どうやら本当に延長せず、地上波アナログ放送はあと3ヶ月弱で終わってしまうみたいですね……。もう1~2年くらい続けて欲しかったなあ。

自宅のTVでは既に地上波デジタル放送を視聴しているんですが、録画に使っているHDDレコーダーはアナログ専用機(東芝製RD-X5)なのです。まだまだ現役で使えるので、もっと使い続けたかったんですが。

アナログ放送が終わってしまう7月までには、デジタル放送対応のレコーダーを調達せねばなりません。まだあんまり詳しく調査はしていないんですが、どうもPanasonic製DIGAが良さげな気がしたり。(まあ、うちのリビングにあるTVが、Panasonic製VIERAだからという理由も少しあるんですが。)

現状の接続機器とか

現状の視聴スタイルは、以下の通りです。

  1. 録画: リビングに設置してあるRD-X5でアナログ放送を録画。
  2. 移動: 自室にあるPCでVirtual RD(フリーソフト)を起動して、LAN経由で録画内容をコピー。
  3. 再生: 自室にあるPCで、動画再生ソフトを使って録画映像(MPEG2)を再生。

録画したものを、自室のPCにLAN経由でダビングして保存し、その動画を再生することで視聴しています。(自室にはテレビがありませんし、アンテナ線も届いていませんから。)
上記でキーになるのは、

  • 「Virtual RD」というフリーソフトで、東芝製レコーダーがLAN上にもう1台あるように見せかけられ、RD-X5からPCへ録画内容をコピーできる。
  • アナログ放送にはコピープロテクト的なものがないので、PCへのダビングに制限がない。

という点。
でも、上記のようなコピー方法は、プロテクトの厳しいデジタル放送では不可能です。というわけで、リビングで録画した内容を自室で視聴する別の方法が必要になります。

LAN経由で録画内容を配信する機能を持つ製品は多い

幸い、最近のHDDレコーダーには、LAN上にあるレコーダーから、同じLAN上にある別のプレーヤーやTVへ直接録画データを転送できる、遠隔再生機能を搭載した製品があります。Panasonicでは、「お部屋ジャンプリンク」機能と呼んでいます。

メーカーによって名称は様々ですが、やってることは同じっぽいです。
それらを活用すれば、リビングで録画したものを、自室で再生できそうです。

今年の7月までに用意する機器

というわけで、新たに用意する必要のある機器は、以下のような感じになります。

  • 録画機器: ネットワーク経由で録画内容を配信できる機能を持ったHDDレコーダー
  • 再生機器: ネットワーク経由で映像を受信して再生できる何らかの機器

録画機器:

HDDレコーダーの候補としては、 Panasonic DIGA DMR-BZT600 が良さげな気がしました。500GBのHDDを内蔵していて、地上波デジタル放送を3番組同時録画可能な機種です。上位機種には1TB搭載タイプもありますが、価格がちょっと高いですね。^^;;; 現状の東芝RD-X5が600GB内蔵なのでちょっと容量は下がりますが、100GBくらいの差ならまあいいでしょう。

東芝のレコーダーは、レコーダーにメールアドレスを用意することで、メールで録画予約が可能です。外出先で録画予約の必要性が出たときに便利です。Panasonic製のレコーダーには、メールで予約する機能はないものの、なにやらディモーラというPanasonicのサービスで、ネットワーク経由で録画する機能はあるっぽいです。詳しいことは分かんないですが。なので、困ることはなさそうです。

再生機器:

で、再生機器ですが、これにはいくつかの種類があります。

  1. LAN経由でレコーダから番組を受信できるBlu-rayプレーヤーをPCの液晶ディスプレイにHDMIで接続
  2. LAN経由でレコーダから番組を受信できる小型TVを自室に設置
  3. LAN経由でレコーダから番組を受信できるWindows用ソフトウェアを導入

私が使っている液晶ディスプレイは、三菱製MDT243WGで、HDMI端子が2つあります。1つはPCと接続していますが、もう1つは空いています。そこに映像機器を接続可能です。なので、上記1の方法も使えます。

1の場合: Panasonic製Blu-rayプレーヤー DMP-BDT110-K が良さげな感じです。ちょっと横幅がある(43cm)機器ですが、奥行きは18cmですし。

2の場合: 物理的にもう1台TVを置くのは、いくら小型であってもちょっとしんどいです。また、自室にアンテナ線を引き込めない以上、TVを置くのは無駄ですし。というわけで、2の選択肢はまず採りません。

3の場合: ソフトウェアは CyberLink SoftDMADigiOn-DiXiM Digital TV という製品があるようです。どちらも価格は5千円弱。Windows上で動きます。これなら追加機器用に設置空間が不要なので、最もスマートですね。再生するためにPCを使うことになりますが、それは今までもそうだったので問題ありません。

3の場合、注意すべき点は、

PCがデスクトップPCの場合は、ディスプレイおよびPC本体がDVIもしくはHDMIケーブルでデジタル接続された上で、双方がHDCPという著作権保護の仕組みに対応している必要があります。

とのこと。
HDMIで接続してあるので前者は問題ないですが、HDCPはどうなのかちょっと分かんないのが不安ではあります。まあ、体験版の配布もあるようですから、レコーダーを導入した後で試してみて考えても構わない気はします。

LAN上のPCからも操作できると嬉しいが......

LAN経由でPC側から録画予約をしたり、録画予約を編集したり、録画済みタイトルの名称を変更したり……という作業ができれば便利なんですけども。今の東芝RD-X5ならそれらが可能なんですが、最近の東芝製レコーダーでは、その機能がずいぶん省かれてるんですよね……。
その辺ももうちょっと調べないと。

最近のBlu-rayディスクは1枚で100GB?

ところで、Blu-rayディスクって、3層タイプだと1枚で100GBもの容量があるんですね!

最悪、Blu-rayディスク1枚にダビングorムーブして、PCのBlu-rayドライブで視聴するという手もありますね。(※ただし、私のPCにはDVDドライブしかないので、それをするなら新たにドライブを買わねばならんのですが。)
100GBのBlu-rayディスクは、1枚3,000円くらいでしょうか。安くはありませんが、100GBも容量があるんならそれくらいしても別に構わん気はします。(25GBのBlu-rayディスクなら、1枚150~200円程度のようですが。)

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

Twitter:にしし/西村文宏
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