21時29分35秒 [書籍]
昨今のライトノベルでは、たいてい新人賞受賞作の文庫に付けられるオビは金ピカですよね。^^;
「金色の紙」の上に、様々な色のインクで文字や絵が印刷されているオビが最も多いような気がします。が、「金色ではないけど光ってる紙」が使われているものも、たまに目撃します。
で、今月に出た電撃文庫の受賞作のオビには、「金色に光る部分」と「赤色に光る部分」の2つがあるんですけども、この紙って、どういう構造になっているんですかね?
まさか、「金色に光る紙」と「赤色に光る紙」を貼り合わせてあるわけでもなし。^^;
これって、紙自体が光っているんですよね?
インクそのものが光ってるわけじゃないですよね?^^;
以下の写真は、1月~2月あたりに発売された各レーベルの受賞作の一部(のオビ^^;)です。
1枚目の写真: (左側) 角川スニーカー文庫 (右側) 電撃文庫
2枚目の写真: (左側) 電撃文庫 (右側) GA文庫
3枚目の写真: (左側) ファミ通文庫 (右側) 富士見ファンタジア文庫
スニーカー文庫(1左)やGA文庫(2右)のオビは、「金色の紙」がベースですよね。
この上にも「赤色で光っている部分」がありますが、これは、「金色の紙」の上に、薄く赤色のインクを塗ってあるんでしょうか? 光っているのはあくまでも紙で、インクが少し透過しているから、インクの色も光ってみるのかな……? と思うのですけども。どうなんでしょう?
で、不思議なのは、電撃文庫の紙です。^^;
これって、ベースの紙の色は何色なんでしょうかね……? 写真ではわかりにくいですが、「背景色になっている赤色の部分」もピカピカ光を反射して輝きます。もちろん、「金色で描かれた文字の部分」も光っています。
ベースに、「赤色に光る紙」が使われているのだとしたら、「金色に光っている部分」がどうやって作られているのかが気になります。^^;
それとも、「ベースは金色の紙」で、ほぼ全面に赤色を薄く塗ることで実現されているんでしょうか???
3枚目の写真は、ファミ通文庫とファンタジア文庫です。これらは、光っているのが「ベースの色(黄色や金色)」しかないので、分かります。光っている紙の上から、インクで塗っているだけですよね?^^;
今月に発売された電撃文庫の各種受賞作のオビを見て、「赤色に光る部分」と「金色の光る部分」が1枚の紙の上で共存しているのが、ふと気になったのでした……。
どういう構造なんでしょうか???
いやまあ、今までにもこのようなオビは何度も目撃はしていたんだろうと思うんですが(^_^;)、どうやって作られて(印刷されて)いるのかまでは特に気にしなかったので。^^;;;
こういう光沢のあるもののことを「メタリック」と言うんですね。^^;
mixiでコメントを下さったデザイナーさんの話によると、メタリックな特殊紙の場合、単に上からインキで刷るだけでその色に光るようになる(ものもある)んだそうな。
とすると、インキ次第で何色にでも光らせられるということですか……。なるほど、そういう仕様になっていたんですね~。
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:0件
コメント数: 0件