09時45分52秒 [仕事]
HTML5では新しく「srcset」という属性が追加されています。
このsrcset属性を使うと、画像を表示する「img要素」1つに対して、(解像度の異なる)複数の画像を表示候補として指定できます。
このsrcset属性に複数の「画像ファイルとそれを表示する条件」を列挙しておくことによって、閲覧環境に適した解像度の画像を自動選択して表示できるようになります。
様々な大きさの閲覧環境に対応できるようにしようと思うと、どうしても「小さい画面に対して必要以上の大きな画像を読み込ませる」か、「大きな画面に対して小さな画像が拡大表示されてぼやけて見える」か、どちらかになりがちです。
しかし、srcset属性を使って、解像度別に複数の画像を用意しておけば、「小さい画面には小さな画像」・「大きい画面には大きな画像」を掲載できるようになるため、無駄もボケも出にくくなります。(あらゆるサイズの画像を事前に用意しておくことは現実的ではないので、無駄もボケもゼロにはなりませんが。)
srcset属性は、Retinaディスプレイなどの高精細ディスプレイでの倍率(高精細さ)も考慮して選択されるので、
……する方法として活用できます。
そんな、srcset属性の解説記事をAll Aboutで公開しました。
→「解像度の高い画面にだけ高解像度の画像を表示する方法」(@All About ホームページ作成)
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