17時04分50秒 [日々の生活]
電車の窓から外を眺めていると、稀にスプレーっぽいもので描かれた落書きが目に入ります。
たいてい目に入るのは、人がなかなか立ち入れないような区画にある白一色や灰一色の物体です。
落書きされる対象は、壁だったり、水道管の側面だったり、工事現場などを囲む波板(なまこ板)だったり様々ですが。
(たぶん、それ以外の場所でも落書きがないわけではないのでしょうが、人が立ち入れる場所や管理された区画なら、落書きされてもすぐに消すなり壁を取り替えるなりされるので、落書きそのものを第三者が目撃する機会は少ないのでしょうね。)
ああいう落書きが目に付くのは、たぶんキャンバス(落書きの対象物)が白や灰色など描きやすい一色だけで塗られているからですよね。
であれば、最初から複雑な模様を描いておけば、落書きされても目立たなくなるんじゃないかな、と思います。
落書きされなくなるとは限りませんが、下地が複雑な模様なら落書きされても落書き自体が目に付きにくくなる、という効果はありそうな気がします。
「絵画」だったら「絵を潰す」という悪戯効果があるので上から落書きされるかも知れませんけども、「絵画」ではなく単なる「迷彩パターン」とかだったら、落書きする意味があまりなくなる気がします。
上から落書きしても、(元々意味のないパターンが描かれているだけなので)そこに描かれているものを潰す役割にはなりにくいですし。
それに、落書きした結果が目立たなければ、そもそも落書きされない可能性もありそうな気もします。
全面を白く塗ってから改めて落書きされる可能性もないとは言えませんけども。(^_^;)
壁に迷彩パターンを描くにしても費用と手間が掛かりますから、既にある一色の壁に施すのはあまり現実的ではないかも知れません。
なまこ板(※)はたいてい灰色一色ですけども、ああいうのを工場出荷時から迷彩パターンに塗って(印刷して)販売していれば手間が掛からずに済んでいいんじゃないですかね。(^_^;)
どうかな。
そこまでするのにかかる費用よりも、落書きを1つ1つ消す費用の方が安いくらい落書きは少ないのかな?
実際にどれくらい落書きの被害に遭っているのかが良くは分からないんですけども。
工事現場を囲ったりするのに使われる、「断面が波形をしたトタン・スレート・プラスチック製の板」のことは「なまこ板」・「波板」と呼ばれるんですね。
調べてみたところ、広辞苑・大辞林・明鏡国語辞典どころか百科事典マイペディアにも載っていたので、一般的に広く使われる名称なんですね。(^_^;)
頻繁に目撃する割に、名称は知りませんでした。^^;;;
(参考:Google検索「なまこ板」)
この日記へのコメントはお気軽に! コメント数:0件
(前の記事) « CSSだけで1本の斜線を描画する方法をアップデート(斜線の角度を自動調整可能に)
前後のエントリ
< 旧 / 新 >
コメント数: 0件