20時20分31秒 [日々の生活]
〔目次〕
エコキュートが故障してお湯が出なくなりました……。(´・ω・`)
エコキュートってだいたい3~4年に1回くらいのペースでどこかしら故障しますね……。冬に。
夏ならともかく、冬にお湯が出ないとなかなか困ります。(いや、夏でも風呂にお湯を溜められないのでお湯が出なかったら困るのは困るわけですけども。)
壁に設置されているエコキュートのリモコンによると、「E-20」というエラー番号が出ていました。業者マニュアルを調べると「サーミスタ断線」の意味らしく、このエラーが出たのは初めてです。
サーミスタというのは、温度測定・電力測定・自動制御回路とかに使われる部品のことっぽいので、何らかの原因でケーブル(配線)が切れてしまったということのようでした。
また「残湯なし」の表示も出ています。
エラーによって残湯の容量を把握できなくなったのではないか、という可能性も考えたのですが、実際に水道の蛇口のお湯側を捻ってみてもお湯がでないので、本当にタンクの中が空っぽになっているのでしょう。
うちに設置してあるエコキュートは三菱電機製なので、三菱電機のサポート窓口に電話して修理を手配しました。
が、この日は金曜日だったのですけども「週末は修理予約が詰まっているので月曜日になる」とのこと。
ええー。
表示されているエラー番号からしてタンクから水が漏れている可能性があると指摘されたのですけども、その時点では雨が降っていたので目視では確認できませんでした……。orz
晴れていれば、水漏れしているかどうかは本体周辺の地面を見れば分かるそうなのですけども。
もし水が漏れているなら、そのまま放置してしまうと延々と水道代が掛かってしまいますから止める必要があります。しかし、漏れているのかどうか雨のせいで確認できないのはどうしようもないので、このときは、とりあえず「明日の朝にもう一度確認する」ということで放置しました。
このエコキュートはいつの間にか導入から13年くらい経っているようです。
いや、うちに導入してから13年なのかどうかは分かりませんけども、電話口での故障受付担当の人は「製造から13年経っている製品だ」と言っていました。なので、「修理部品がない可能性もある」とのこと。(※結果的には必要な部品はすべてあったので修理できたのですけども。)
この手の製品(=安くはないインフラ設備)を導入するときには、メーカーがどれくらいのスパンで製品の製造を打ち切っているかとか、修理に必要な部品を製造打ち切りから何年間確保しておく方針なのかとか、そういう点も調べた方が良いのかもしれません。
なお、修理できるかどうかにかかわらず、出張費(3,500円)と技術料(3,500円)の計7,000円が掛かるそうです。まあ、そこは仕方ありません。出張費が3,500円というのは、わりと安めだな、とは思いました。
故障当日が金曜日で、土曜日・日曜日を挟んで、月曜日になるまで修理担当者が来られないので、翌土曜日にエコキュート本体から水漏れしているかどうかを確認してみました。
……が、土曜日も雨が降っていました。_(:3」∠)_
最近、雨が2日続くことって珍しいのですけども。
なぜこんなときに限って。(^_^;)
久しぶりに長い雨が続いています。
おかげでエコキュートから水漏れしているのかどうかはさっぱり分かりません。_(:3」∠)_
ただ、エコキュート本体に近づくと、水が流れる音は聞こえます。これが普段から聞こえる正常な音なのか、水漏れしているから聞こえる異常な音なのかは、普段の様子を把握していなかったので分かりませんが。
目視では水漏れを確認できないのですけども、エコキュートのリモコンにはずっと「沸き上げ中」表示が出ているのに、昨日からずっと「残湯なし」表示のままな状態が続いていることから、たぶん漏れているのだろうと判断しました。
どれくらいの分量が漏れているのかが分からないので、そのまま放置して良いかどうかの判断ができませんから、念のために(修理担当者が来るまでの3日間は)エコキュートへの水道供給を止めておくことにしました。
まず、リモコンで沸き上げを停止する設定にしました。
エコキュートには、旅行等で数日間使わないときに無駄に沸き上げしてしまうのを防ぐのために、指定日数間だけ沸き上げを停止する機能があります。それを使いました。
しかし、それだけでは水漏れは止まりませんから、エコキュート本体のパネル(手で捻って外せるネジで留められています)を外してから、止水栓を捻って水道供給を止めました。
すると、エコキュート本体から聞こえていた「水が流れる音」は止まりました。
この、本体から聞こえてくる「水が流れる音」が果たして漏水の音なのか、それとも普段から聞こえる音なのかは(普段の状態を確認したことがないので)分からないのですけども。
どちらにせよ今はお湯が出ないのですし、止めておく方が無難でしょう。
……ということを昨夜の内に気付いて実践できたら良かったのですけども、ほぼ丸1日放置してしまいました。(昨夜は、今日もし雨が降っていなかったら目視で確認できるだろう、という期待があったので先送りしてしまったのでした。)
※参考サイト:
エコキュートの水漏れの原因と対処法(@生活堂)
エコキュートの水漏れに注意!水漏れを疑った方が良い症状と原因について(@まじめデンキ)
なお、エコキュートへの水道供給を止めても、蛇口から水が出なくなるわけではありません。
あくまでも、「蛇口のお湯の方」から出なくなるだけです。
「蛇口の水の方」は、エコキュートに繋がっているわけではないので、水は普通に出ます。
エコキュートの配管から丸1日ほど水が漏れていたら総量はどれくらいになるのでしょうかね?
もし1リットルの水を3秒で出せるとすると(蛇口からはそんなに速くは出ませんけどもエコキュートの配管は太そうでしたから)、1日は1,440分なので28,800リットルですかね。だいたい水道代って1リットル0.2円くらいだと思いますから、そうだとしたら5,760円くらいでしょうか。まあ、1秒で何リットルの水が漏れているのかが分からないので推測しようがないわけですけども。
水の音は結構大きくしていたので(あれが普段から聞こえる正常な音ではないのだとしたら)ちょろちょろ漏れるレベルではないと思います。
※ただ、最終的に修理担当者さんから見せてもらったところによると、そんなに大きな穴ではなかったので、実際にはそこまで激しい漏れではなく、丸1日放置していても、そこまでの水道代にはなっていないと思います。
あと、丸1日無駄に沸き上げが行われていたので電気代もそこそこかかっていそうです。
ただ、エコキュートは電力で直接水を温めるわけではないので、そんなにすごいことにはならないとは思うのですけども。これは参考情報が少なすぎて推測できませんでした。(いや、もうちょっと頑張って調べたら何か出てくるかもしれないのですけども、推測に推測を重ねて数値を出しても意味がないので、調べていません。そもそももう済んだことですし。)
とりあえず、無駄は丸1日分だけで済んだので良しとしましょう。修理までの残り2日分の無駄は省けたわけですから。
さて、修理当日の月曜日。
朝に修理担当者さんから電話があって、エコキュートの確認に来てくれる時刻が昼過ぎだと決まりました。
3日前の時点では、エコキュートに出ているエラー番号は「E-20」1つだけだったのですけども、この時点では「E-20」・「E-22」・「P-17」の3つに増えていました。
エコキュートの利用者用マニュアルには、エラー番号に関する説明はものすごく少ししかなくて、基本的には「相談窓口に連絡してエラー番号を言え」としか書かれていません。
しかし、事業者マニュアルというのもあり、そちらを読むとエラー番号の一覧表がありました。
それによると、E-20、E-22は「サーミスタ短絡・断線」、P-17は「高温貯湯異常」でした。止水している上に「残湯なし」な状態なのに、何が高温なのかは分かりませんけども。
幸いなことに、エコキュートの修理は今日1日だけで完遂できると判断されました。
サポートに電話したときの担当者からは「13年経っている機種なので部品がなかったら修理できない可能性がある」との説明も受けていましたけども、大丈夫でした。
場合によっては部品の調達に時間(日数)が掛かるとかそういう可能性も危惧していたのですが、持ってきていた部品で修理完了できるとのこと。
しかも、修理費用はだいたい1万5千円くらいだとの説明で、予想していたよりは安く済みました。
だいたい3年前や4年前にも何度か修理しているエコキュートなのですが(そのときはヒートポンプ側の故障だったのでもっと高い修理代金が掛かっていました)、「何度も修理に来ているから」という理由で出張料等を値引きしてくれる親切な作業員さんでした。おかげで、おそらく部品代だけの負担で済んだっぽいです。もし次にエコキュートを丸ごと買い換えることがあっても、三菱電機製のエコキュートにしようと思えるような良い人でした。(笑) この手の家電は委託を受けた地元の提携電気店から作業員さんが来るのかなと思っていたのですけどもそうではなく、三菱電機(の子会社)から来た人のようです。たぶん。
最初の診断にかかった時間も含めて、だいたい合計2時間半くらいでエコキュートの修理は完了しました。
部品が腐食したか何かで穴が開いて、そこから水がこぼれていて、内部の配線に悪影響を及ぼしていたことが主な原因らしいです。
実際に穴の空いた部品を見せてもらって説明を受けました。
穴の大きさからして、水が漏れていたのは確かですけども、漏れる速度はそれほど速くはなさそうな感じではありました。
念のために止水栓を捻って水道供給を止めておいたわけですが、そうしなくても大きな問題はなかったのかもしれません。もちろん、止めておくことに越したことはないのでそれ自体は良いのですが。
最初に三菱電機のサポートに電話したときに「水が漏れている」可能性を指摘されていたので、配管が外れてどばーっと滝のように漏れ出ているのかと想像したのだけど、そこまですごい流れ方ではなくて、水道の蛇口よりも小さい穴から漏れ出ていたような感じでした。
とはいえ、「残湯なし」表示が出るほどにタンクが空になるくらいですから、タンクの中身は維持できないほどの流量ではあったわけですけども。
修理担当者さんは説明も丁寧で分かりやすい方で、とても好感が持てました。
やはり、「何が起きたのか」を詳しく説明して下さる方だと、状況を理解しやすくてありがたいです。気になりますから。
今回の問題と直接の関係はないのですが、エコキュートが原因の現象として、時々(浴槽にお湯を張ったときに)真っ黒な煤のような黒色の細かな破片がたくさんお湯に沈んでいる現象がありました。1つ1つはとても薄くて、手で掴んだり擦ったりすると、墨のようにべったりと黒色が付着してしまいます。
最初は何が原因なのか分からなかったのですけども、調べるとエコキュート側の配管に使われているゴム製のパッキンやホースの内側がボロボロに劣化して剥がれた結果、お湯と一緒に浴槽へ流れてくる影響だと分かりました。
今回の修理のついでにそこも調べて頂いたところ、やはりホースの素材が劣化してホースの内側がボロボロになっていました。実際に取り外したホースを見せて頂いたのですけども、内側がささくれ立っているような感じでボロボロになっていました。
それも丸ごと交換して頂いたので、ちょっとここしばらく悩まされていた現象も一緒に解決できました。
めでたし、めでたし。
というわけで、エコキュートの修理を依頼した話でした。
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