23時57分55秒 [仕事]
OSをまるごと配布しちゃうとは、なかなか太っ腹だなーと思ったのでした。
Microsoftが運営している、ブラウザ互換性検証サイト「modern.IE」では、「古いバージョンのInternet Explorerでの表示確認」という用途のために、「古いIEがインストールされている状態のWindows」が(仮想マシンイメージの形で)丸ごと公開されとります。
例えば、
……などがダウンロードできます。
RAR形式で圧縮して配布されていますが、さすがにOS丸ごとなので、どれも3~5GB程度ある重量級のファイル群になっています。(^_^;)
最新版のIE11まで公開されている理由は、「MacやLinuxなど、Windows以外のOSでもIEの表示確認をする」という目的(用途)もあるからでしょうね。
どれも仮想マシンイメージの形で公開されているんですが、対応している仮想環境プラットフォームは、Microsoftが配っている「Virtual PC」や「Hyper-V」以外にも、「Virtual Box」や「VM Ware」などもあります。
なので、MacやLinux上でも動かせるわけです。
※使用期限があるので、同じ仮想マシンをずっと使い続けることはできません。でも、オリジナルの圧縮ファイルから仮想マシンイメージを再度取り出せば、何度でも使えます。(その場合、環境設定などは維持できませんが、そもそもの用途は「IEの表示確認」なので特に問題はありません。)
※ちなみに、ここで公開されているWindowsはすべて英語版です。
IEは、同一環境上で複数バージョンの共存ができませんから、古いバージョンのIEを使った表示確認は、なかなか苦労するんですよね。
でも、これらの仮想マシンイメージを使えば、古いバージョンのIEでの表示確認も楽々です。
※まあ、操作は楽々ですが、仮想環境上でWindowsを動かせるだけのマシンスペックは必要ですけども。(^_^;)
そんな、太っ腹なMicrosoftの配布する仮想マシンイメージを活用して、各バージョンのIEで表示確認を行うための方法を、All Aboutで解説しました。
↓ ↓ ↓
■『仮想環境で IE6~10など古いバージョンのIEを使う方法』(@All About ホームページ作成)
ダウンロード方法からセットアップ、実際にIEを起動してみるところまでを、豊富な画面イメージ付きで紹介しています。仮想環境上で「古いIEそのもの」を実際に動作させられるわけですから、JavaScript等を活用した「動的に内容が変化するウェブページ」でも、確実に表示確認ができます。
ご興味がおありでしたら、ぜひ記事を覗いてみて下さいー。
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