23時50分29秒 [ハードウェア]
夏に購入した仕事用のPanasonic製ノートPC「Let's note SX4」(Windows7ダウングレード版)をWindows10にアップグレードしました。
基本的には、Microsoftが提供している機能でアップグレードすれば良いのですが、各種デバイスドライバやPanasonic提供の各種ソフトを一括更新してくれる「OS更新サポートユーティリティ」というツールがPanasonicから配布されていますので、これを使うと安心&便利でした。
Windows10へのアップグレード自体は、以前のWindows上に表示される画面に従って操作するだけです。
ただ、それを実行する前に、「OS更新サポートユーティリティ」をPanasonicサイトからダウンロードしておくと安心です。(別にWindows10にアップグレードした後からダウンロードしても良いんですが、まあネットワークが何らかの原因で使えなかった場合に備えて、事前にダウンロードしておくと安心な気はします。)
この「OS更新サポートユーティリティ」の入手も含めて、Panasonic製ノートPCをWindows10にアップグレードするための情報は、下記のページにまとめて書かれています。
■Windows 10 アップグレード情報(@Panasonic)
このように、アップグレードに必要な手順を公開して、必要なドライバを一括更新できる専用ツールを用意している点はありがたいです。
各種デバイスドライバのほか、Panasonicが独自に用意している機能のためのツールも一括更新してくれます。個別に自力でダウンロードしなくても一括処理してくれる点が楽です。
あらかじめWindows7上でダウンロードしてHDDに入れておきます。
そして、Windows10にアップグレードした後、Windows Updateを実行するよりも前に、まずはPanasonicのこのツールを実行します。
手順としては、
……という順序です。
Windows10上で「OS更新サポートユーティリティ」を起動すると、仕様上の注意などが表示された後、更新が必要なドライバを自動で調べた上で一気にダウンロードしてインストールしてくれます。
説明書きには最大2GB程度のダウンロードが発生するかもしれないと書かれていましたが、私の場合は約500MB程度のダウンロードで済みました。これはPCの構成次第なのでしょうね。
作業中は、「いま何の作業がどれくらい進んでいるのか」が明確に表示されるので、分かりやすくてありがたかったです。
注意点は、「BIOSレベルで無効化している機能」がある場合には、それを有効に戻してから実行しないと、必要なドライバがちゃんと更新されない可能性があるという点ですかね。私はカメラとBluetoothを無効にして使っていたので、そこだけ一時的に復活させて(有効に戻して)から実行しました。
あと、作業中は本当に頻繁に再起動するので、再起動の度にBIOSでパスワードを要求する設定にしていると結構面倒です。一時的にパスワード不要に設定しておくと楽でした。
何度も再起動するたびにWindows10へのログオン作業が発生しますから、「一度始めたら放置」とはいきません。基本的には、ずっとPCの前で待ち構えている必要があります。(^_^;)
(Windowsのログオンすら自動にしておけば、ほったらかしでも済むとは思いますが。)
なお、実行中は何度もコマンドプロンプト(黒色のウインドウ)が開くので、PCを触ってしまわないように注意して、余計なソフトを起動したりしないようにする必要があります。ただ何も触らずにひたすら待てば良いだけです。
基本的には全自動で処理が進みますが、私の場合は2回だけ手動での操作が必要な箇所がありました。これは、画面上に「説明書きを読んでその通りに操作して」と表示され、画面通りに進むとブラウザ上に説明書きが表示されます。指定のフォルダ内にあるバッチファイル(.batファイル)を実行するだけの簡単な操作です。なんでこれが全自動でできなかったのは不思議なんですが。(^_^;;;
まあとにかく、操作自体は簡単でした。(説明書きにも書いてありますが、バッチファイルを実行する際は、ファイルをダブルクリックしてはダメで、右クリックしてから「管理者として実行」を選択しないといけないので注意です。)
Windows10でも、ホイールパッドも従来通り動いていますし、[Fn]キーを押して画面上部に現れるファンクションリストも従来通り表示されます。ただ、バッテリの残量を表示する方法が若干変化していましたが。好みで言えば前の方が良かったですが、まあさしたる問題はありません。
というわけで、めでたく仕事用PCをWindows10にアップグレード完了しました。
最後に、Windows Updateを実行するのを忘れずに。
Windows10では、「スタートボタン」→「設定」で設定ウインドウを表示してから、「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」でWindows Updateを実行できます。
関連日記:
◆低速回線(遅い通信環境)下でWindows10へアップグレードした際にやったこと(2016年1月5日)
◆Panasonic製Let's note SX4の内蔵HDDをSSDに換装して2ヶ月(2019年8月17日)
(追記) ↑どうせWindows10にするなら、ついでにLet's note内蔵のHDDをSSDに換装して、動作速度を爆速にするのもお勧めです。今ならSSDも安く手に入りますし。HDDをあまり長く使いすぎるのも安全とは言いがたいでしょうから。
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