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低音の耳鳴り(低音型難聴)再々発症でMRI造影検査をした記録

今年の6月に初めて発症した低音耳鳴り(低音型難聴)の症状ですが、2度ほど治ったものの再々発症してしまいました。3度目の発症では1ヶ月を超えても治らず長引いていまして、再々発症37日目の診察の時点で「一度大きな病院で検査を受けた方が良い」との診断を頂き、大病院への紹介状を頂きました。
大病院では、検査と問診の後に「とりあえずMRI造影検査をして診断しましょう」ということになり、小脳橋角部のMRI造影検査を受けてきました。まあ、結果的には脳には特に問題がなく、原因はハッキリしなかったんですけども。もちろん、脳に何も問題がなくて良かったとも言えますが。
以下は、その記録です。

※低音耳鳴り(低音難聴)症状の初回発症から大病院への紹介に至るまでの経緯は、以下の2本のブログ記事をどうぞ。

★1. 初回発症時の症状と治療の記録は以下のページ:
→『低音の耳鳴りを発症(17日目でようやく治まってきた治療記録)』(2016年7月記録)
このときは、発症から1ヶ月後の7月19日で一応の「完治」となりました。

★2. 完治から1ヶ月後にあえなく再発症してからの記録は以下のページ:
→『低音の耳鳴り(低音型難聴)再発症と処方薬の記録』(2016年10月記録)
3回目の再々発症では、40日を経過しても治らず、大病院への紹介状を頂きました。(その後の話が以下)

以下は、上記の記事から続く再々発症41日目に大病院へ行ってからの経過の記録です。

大病院の耳鼻科への紹介状をもらってからのタイムライン

経過は以下の通りです。※日付部分のリンク先は、そのときの処方箋や書類などの写真です。(@Twitter)

  • 再々発症40日目:10月31日(月):耳鼻科診察15回目:大病院への紹介状をもらう。
  • 再々発症41日目:11月01日(火)大病院1回目:紹介状を持って受診。MRI造影検査の予約を取る。ただし、1ヶ月半待ち。
  • 再々発症46日目:11月06日(土):耳鼻科診察16回目:大病院でのMRI造影検査までの間は今までの耳鼻科で投薬してもらうため。
  • 再々発症51日目:11月11日(金):耳鼻科診察17回目:聴力検査の結果、完全に正常な聴力に戻ったと言われた。(念のため薬は継続)
  • 再々発症58日目:11月18日(金):耳鼻科診察18回目:先週に引き続き、ほぼ正常値とのこと。揺らぎがあるので薬はまだ継続。
  • 再々発症65日目:11月25日(金):耳鼻科診察19回目:低音耳鳴り症状が復活。耳鳴りの音は、夜はハッキリ、朝はあまり感じない。
  • 再々発症72日目:12月02日(金):耳鼻科診察20回目:左耳の聴力は「前よりやや悪くなってはいるものの、これまで一連の治療期間の中ではかなり良い方ではある」とのこと
  • 再々発症79日目:12月09日(金):耳鼻科診察21回目:若干悪化。
  • 再々発症82日目:12月12日(月)大病院2回目小脳橋角部のMRI造影検査
  • 再々発症86日目:12月16日(金):耳鼻科診察22回目
  • 再々発症90日目:12月20日(火)大病院3回目:MRI造影検査の結果を聞く→「脳に特に問題はない」

だいたいタイムラインは以下のような経過に分けられます。それぞれ分けて記しています。

1. 紹介状を持って大病院の耳鼻科での診察と検査→MRIを予約

近所の耳鼻科で書いてもらった紹介状を持って、でかい病院へ行ってきました。
この大病院の耳鼻科は「紹介状を持って来ない限り受診できない」という一見さんお断り的な仕組みで、患者はほとんど新規(=紹介状の持参者)でした。
どうやらここは主にガン患者のような重篤な患者を扱う耳鼻咽喉科だったようで、最初の受付で渡された問診票の先頭に「もしガンだった場合は告知を希望しますか?」みたいな項目がありました。(^_^;)

近所の耳鼻科とは違って、銀行の金庫か?と思うほど分厚い扉(しかも二重)を経た聴力検査室で検査しました。まあ、検査内容は「音が聞こえたらボタンを押す」という、近所の耳鼻科で何度も繰り返した方法と一緒でしたが。(^_^;)
あと、血液検査も必要ということで血を抜かれてきました。

▼MRIの予約は最短で1ヶ月半後だった

大病院での診察と検査を受けて、「じゃあMRIを取りましょうか」ということになりました。
で、予約部署へ行ったら「MRIは最も早い日時で12月12日になります」と言われて耳を疑いました。(^_^;) 今日は11月1日なんですけども!? 予約を取れるのが1ヶ月半も先とは。さすがにその頃には治っていて欲しいんですけどもね。(^_^;)
MRIって需要が高いんですね……。

検査する部位は、小脳橋角部という場所です。どうやら脳内で聴覚神経が通っている場所のようです。

▼MRI造影検査の同意書やら会計やら

下記の写真はMRI造影検査の同意書に付いていた説明書です。「100人に1人の頻度で動悸・かゆみ・発熱、2000人に1人の頻度で血圧低下によるショック、100万人に1人の頻度で呼吸停止」などの脅し文句が書いてあります。(^_^;)
いくらそう書かれても必要なら同意する以外に方法がないですよね……。^^;
MRI造影検査(ガドリニウム造影剤)を受けられる患者様への説明書

MRI造影検査の問診票を書いていて知ったんですが、喘息の人はMRIは受けられないんですねえ。造影剤が何か喘息の症状に問題でもあるんでしょうか。でも、造影剤を使わずにMRI検査することもあるようですが、それでも喘息だとダメなのかな?
MRI用造影検査問診票及び同意書

最後に会計窓口で5,850円と言われて驚きました。血を抜いたほかは、いつも通りの耳の検査だったのに。(^_^;) 検査項目の多い血液検査の費用が高かったようです。
検査料会計

大病院へは朝9時前に行ったのに、検査やら診断やらのすべてが終わったのは午後1時半頃でした。
紹介状を書いてくれた近所の耳鼻科の先生からは、「今後は向こうの診断で薬を出すだろうから、うちからは出さないでおきます」と言われていたんですが、大病院の先生は「MRIの検査(※来月)までは今までの耳鼻科で薬を処方してもらえば良いと思います」との話。(^_^;) 結局、しばらくは今まで通り近所の耳鼻科に通うことに。

2. 以前の耳鼻科に戻ってしばらく同じ治療(投薬)

MRI検査までの1ヶ月半の間は、今までの近所の耳鼻科で同じ薬を処方してもらうことになったので、週1回ほど通って聴力検査と投薬を受けました。それまではだいたい3~4日に1回のペースで耳鼻科へ通っていましたが、MRIまで投薬を変える必要はなかろうということで通院頻度は下がって週1回です。
投薬はこれまでと同じ。(ステロイド薬であるリンデロン錠の処方だけはナシで。)

  • プロサイリン錠20 (朝昼夜×2錠)
  • カルナクリン錠50 (朝昼夜×1錠)
  • トリノシン腸溶錠20mg (朝昼夜×1錠)
  • メチコバール錠500μg (朝昼夜×1錠)
  • マーズレンS配合顆粒 (朝昼夜×1袋)
  • メニレット70%ゼリー30g (朝昼夜×1個)

▼大病院からの書類が早々に近所の耳鼻科に届いていた

大病院でMRIを予約した週の土曜日に近所の耳鼻科へ行きましたら、大病院からの返信がもう届いているとのことでした。ずいぶん早いですね。なので、あまり説明の必要はなくて楽でした。便利な仕組みです。

▼再々発症40~51日目:徐々に耳鳴りは解消していくが、低音難聴だけが残る感じ

薬が変わったわけでは全然ないんですが、大病院でMRIを予約して以後、徐々に低音耳鳴りの症状自体がなくなって来ました。耳鼻科で聴力検査をしたり、ヘッドホンで重低音のある音楽を片耳ずつ聴いたりすると、低音難聴の症状は相変わらず残っているのが分かるのですが。耳鳴りがほとんどしなくなってきたこと自体は明らかに望ましいことですが、低音難聴が解消されていない点がやや怖い気はします。
ヘッドホンで片耳ずつ音楽を聴いてみると、左耳では重低音がほとんど聞こえません。ただ、意識を低音に集中させれば少なくとも「ああ重低音も鳴ってはいるな」と気付ける程度には聞こえるようになっていますけども。

で、再々発症51日目の耳鼻科での聴力検査の結果、完全に正常に戻ったと言われました。先生曰く「過去の経過を考えると、なぜこのタイミングで良くなるのか分からん」とのこと。(笑)
耳鼻科の先生から「何かしましたか?」と質問をされて、「何も思い当たらない」と答えたんですが、そういえば体重は少しだけ減った気がします。(^_^;)
1度目の完治(7月)からは1ヶ月後に再発症、2度目の完治(9月)からは2週間後に再々発症したので、まだしばらく油断はできません。
そもそも聴力は検査するタイミング(時間帯など)によってもブレがあるでしょうし、念のためにまだ薬は継続することになりました。

▼再々発症59日目:そもそも聴力検査の低音より、音楽の低音の方が低いことに気付く

耳鼻科の聴力検査では良い結果が出ているんですが、ヘッドホンで音楽を聴いてみると左耳だけは重低音が(右耳と比べて)半分くらいの音量しか聞こえません。
そこで気付いたんですが、耳鼻科での聴力検査の音域って最低は125Hzですよね。
でも音楽で使われる低音って、だいたい80Hz以下あたりのことを言うようですね。特に重低音というのは20~30Hzよりも低い音域のことを言うとか。
なので、聴力検査の結果で低音がよく聞こえていたとしても、音楽で使われている低音まで聞こえているかどうかとは別問題だと。

もっとも、この低音耳鳴り症状が出るまで、片耳ずつ音楽を聴いてみたことがないので(^_^;)。6月の発症直前の時点で、果たして左耳でも右耳と同じように低音が聞こえていたのかどうかが分かんないんですが……。

▼再々発症65~80日目:低音耳鳴り症状は、良くなったり悪くなったり

このまま完治するかな……? と期待したりもしたんですが、また若干の低音耳鳴り症状が復活してきました。耳鼻科の聴力検査でも結果は悪化するだろうなと予想していたんですが、それほどは悪くなかったようです。
耳鳴りは、夜はハッキリ聞こえて、朝はあまり感じません。

低音耳鳴り症状は、良くなったり悪くなったりの波を繰り返す感じ。
最も酷い日は、左耳が大気から圧迫される感じが半日くらい連続していて、水の中に居るような感じで音が反響して聞こえていました。でも、その症状は長くは続かず、その日の夜には何の症状もなくなり、耳鳴りの音も聞こえなくなっていました。
耳鼻科でいつもの聴力検査を受けると、左耳の聴力は「前よりやや悪くなってはいるものの、これまで一連の治療期間の中ではかなり良い方ではある」とのこと。

それまで右耳は正常だったんですが、ふとしたときに右耳で高音の耳鳴りが聞こえるような気がすることが2~3回あったのがちょっと気になります。この症状って、片耳だけで発生するのが特徴だと聞いていたんですが。
あと、右耳の低音が少しだけ落ちていたのが若干気になりました。
ただ、これは後から分かったことですが、それ以後は特に右耳に不調を感じることもなく、聴力もずっと正常でした。一時的なものだったようです。

▼聴力検査アプリを使ってみた

自宅で手軽に聴力検査ができたら、耳の現状を頻繁に把握できて便利なのにな……と思いまして、もしかしてスマートフォン向けに聴力検査アプリとか存在するんじゃないか? と思って調べてみたら、ありました。→聴力検査&耳年齢テスト(for iOS)

iOS用聴力検査アプリの画面イメージ

耳鼻科での聴力検査と同じような結果グラフが出てきます。
簡単に使えてなかなか便利です。ヘッドホンを接続して、音量設定を50ちょうどに設定したらスタートできます。音が聞こえたら画面上の大きなボタンをタップするだけです。
結果のグラフは名前を付けて保存して蓄積できるので、聴力の経過を確認するのに便利です。だいたい6分くらいで両耳の検査ができます。

ちなみに、耳年齢テストというのができるんですが、やってみたら実年齢よりも10歳以上若く判定されましたよ……!(^_^;)
どれくらい高音が聞こえるか、という点でチェックしているみたいですね。私の症状は低音の難聴なので、高音域は全然問題ないようでした。^^;

3. 大病院で、小脳橋角部のMRI造影検査を受ける

再々発症82日目(^_^;)で、ようやくMRI造影検査の予約日がやってきたので行ってきました。
ただこの時点ではもうほとんど低音耳鳴り症状はなかったんですけども。耳鼻科で聴力検査をすると、「ほんのちょっとだけ聞こえが悪いけども、一連の経過の中ではマシな方」というような感じの結果が出ます。
とはいえ、脳(神経?)に問題があるかどうか判断するためにもMRIは必要ですから、予定通り受けてきました。

人生初MRIです。
MRIの所要時間はだいたい25分くらいでした。検査着に着替えるために予約時間の20分前に来いと書かれていたので、その時間も含めると全体で45分くらいはかかりましたが。MRIの後で、採血とか会計を済ませたら1時間半弱くらいは経っていました。

MRIの造影剤って、最初に入れるんじゃなくて検査の途中で入れるんですねえ。MRIのベッドに横になって15分くらい撮って、その後、横になったまま腕に注射針を刺されて造影剤を投与されて、また10分弱くらい撮った感じです。時計がないから(そもそも頭を動かせないし)正確な時間は分からなかったんですが。

先月頭に病院でMRIを予約したときに1ヶ月半待ちだと聞いて「そんなに需要があるならもっと台数を増やしてくれよ」と思ったんですが、今回MRIを受けて増やせない理由が分かりました。発生する強大な磁力を漏らさないようにするためか、MRI装置を設置するには広大な専用の部屋が必要なんですね……。(^_^;)
MRI検査室の頑丈な扉の前には、でっかく「常時磁場発生中」という張り紙がありました。

余談ですが、造影剤と採血で2回注射針を刺さねばなりませんでした。造影剤を左腕から入れたので、採血では右腕を使うしかなかったんですが、私の右腕は血管が見えにくくて刺しにくいんですよね……。
採血の人の腕が良ければ良いな……と思っていたんですが、やはり血管が見えなかったので手の甲から採血しました。人生初MRIに続いて、初「手の甲から採血」です。(^_^;) 手は痛いと散々言われていたので戦々恐々としていたんですが、実際に刺されてみると、まあそれほどでもありませんでした。(^_^;)

▼造影剤で気分が悪くなる

MRI検査で造影剤を打たれ始めてからしばらく後(=まだ注射針を抜く前)に、突然に頭が熱くなる感じがして、吐き気がこみ上げてきました。
で、「吐き気がする」と訴えてみたところ、造影剤を打っている先生と看護師さんらから一斉に「深呼吸して!」と叫ばれました。^^;
まあ、数億円する装置の中でゲロは吐かれたくないでしょうしね……。(^_^;;;

幸い吐き気は30秒もしないうちに治まりましたけども。
造影剤を打った先生は「この薬で気分が悪くなる人はまず居ない」と言っていました。
つまり気のせい……?(^_^;)
でも、MRIで造影剤を打たれた経験のある友人も、そのときは気分が悪くなったらしく「それが普通なのだと思っていた」と言っていましたけども。

▼小脳橋角部のMRI造影検査と血液検査の費用

今日の診療費は11,320円でした。もちろん保険適用なので3割負担です(3割負担後の額が11,320円)。明細を見ると、

  • MRI造影検査が2,896点(3割負担で8,688円)
  • 血液検査が803点(3割負担で2,409円)
  • 再診料73点(3割負担で219円)

で、合計11,316円です。……1の位は四捨五入される規則なんですかね?^^;
MRI会計

一応高額でも問題ないように多めにお金を用意していたんですが、まあ事前に予想していた額よりは低くて済みました。

4. 大病院で、MRI造影検査の結果を聞く

大病院の耳鼻科でMRI検査の結果を聞いてきました。なんとこの日は、低音耳鳴り症状の再々発症から90日目です。(^_^;;;
90日!

で、まあ予想はしていましたが「特に何もありませんねえ」という結果でした。(^_^;)
MR検査報告書という紙ももらいました。そこには以下のように書かれていました。

小脳橋角部に腫瘍性病変など明らかな異常所見を認めません。
撮像範囲内に脳梗塞・脳出血の痕跡はありません。
副鼻腔の粘膜肥厚を認めます。

MR検査報告書
MRIはMagnetic Resonance Imaging(核磁気共鳴映像法)の略ですがそれは「方法の名称」なので、検査名としては「Magnetic Resonance」だから「MR検査報告書」になるんですかね?^^;

脳には問題がないので大病院での診療は不要との診断。今まで通り近所の耳鼻科で薬をもらうことに

というわけで、脳には問題がないので、一連の耳鳴り・難聴の原因は分からないままです。先生からは「メニエル系の症状は長引く人も居るから……」みたいな説明を受けましたが。^^;
特に腫瘍があるわけでもないので、大病院での治療は必要なしとの判断で、これまで通り近所の耳鼻科で薬をもらうように、という結論でした。(MRI造影検査の結果も、その近所の耳鼻科へちゃんと送っておいてもらえるようです。)

まあ、幸い低音耳鳴り症状は、ほとんど感じないくらいにまでは回復していますので、このままストレスを掛けずに睡眠をよく取っていれば完治できるかな……? という気ではいます。(^_^;)
今年中に完治できると良いのですけどもねー。(今年はあと11日ほどで終わりますが。^^;)

追記:2017年3月17日:ようやく完治ということになったような?

最初に耳鳴りの症状を発してから9ヶ月経過した今、ようやく「完治」と言えそうな感じになってきました。
2017年3月初旬の時点で、低音耳鳴り症状は1週間くらいない状態が続いていました。
2017年3月7日に耳鼻科で聴力検査をした結果、左耳の聴力も右耳と同じレベルに回復していました。
わりと良い感じだということで、予備的に一応薬は処方してもらったものの、服用は一旦止めてみて、症状が再発しないかどうかを確認しようということになりました。

そして、2017年3月17日の今、少なくともこの10日間は、一切耳鳴り症状が出ていません。
初回発症から9ヶ月目にして、ようやく完治と言えそうな状況になってきました。
このまま再発症せずに済むと良いのですけどもね!^^;

さらに追記:2022年6月27日:ちょくちょく再発症するのでその記録も追加

その後、数ヶ月~数年のブランクを経て、ちょくちょく低音の耳鳴りが再度発症するのですよね……。長くは続かないので、耳鼻科に行かずに済むか、受診する場合でも1~2回で済む場合がほとんどなのですが。
記録しておかないと、どれくらいの頻度で再発症しているのかが分からないので、それらもまとめて記録してみました。その話は、以下の記事にまとめてあります。
低音の耳鳴り(低音型難聴)症状が治った後の再発症記録

コメント

低音難聴で検索して、こちらの記事に辿りついた41才です。
私も突発性難聴(低音が聞き取りにくい)診断され、2回のステロイド点滴で一時は改善しましたが、低音のモーター音に悩まされています。
記録の中の、①「首を勢いよく左右に振ると、振っている瞬間だけは音が止む」とか、②「耳を指で塞いでみたときと、塞がずにいたときとで、聞こえ方がまったく同じ」などは、私とまったく同じ症状でしたので、経過の記録は非常に参考になる記事でした。
私は②が最初で、ステロイド点滴で改善した後に、①の状態になっており、下を向いたときは悪化し、上を向くと改善する気がします。
低音難聴は再発するとか、メニエールに移行するとか、いろいろ怖い記事がネットにある中で、「低音障害型感音難聴からメニエール病 治った!」とのブログを読み、運動不足の改善に取り組んでいる最中です。
にしし様が再発症しないことを心からお祈り申し上げます。

投稿者 Nao : 2017年07月02日 21:26

Nao様
コメント投稿をどうもありがとうございます。
幸いなことに、私は今年3月の症状解消以来、約4ヶ月間ほど再々々発症はせずに済んでいます。
一時期、ちょっとだけ(すごく静かな場所では)遠くで冷蔵庫の稼働音のような低音が聞こえるかな?と感じたことはあったのですが、明確に聞こえるようになる前に(ほんの数日で)消滅しました。
「首を勢いよく左右に振ると、振っている瞬間だけは音が止む」の症状は同じなのですね。この症状を医師に伝えてみたところ「どういう理屈か説明できません」というような回答だったので自分だけなのか?と謎だったのですが、そういうわけではなかったようで良かったです。(いや、良くはないですが。^^;)
低音耳鳴りって、リンパ液の出過ぎで起こるというような説明を読みました。首を振ると慣性の法則でリンパ液が一時は鼓膜周辺(?)から遠ざかるのでその瞬間だけは音が止むのかな?と素人推測をしています。(^_^;)
いずれにせよ、しっかりと薬を服用して、ストレスをなくす方向を意識する以外にないと思っています。
Naoさんも早く完治できると良いですね!

投稿者 にしし : 2017年07月03日 11:32

はじめまして
目の症状からこのブログに辿り着きました
他、耳鳴りなど何かと最近の僕の悩みと似ている体験をしているようでしたので、比較的最近のこちらの記事にコメントさせて頂きました
普段は人様のブログにコメントする事はあまりないのですが、最近特に目の症状が気になっておりまして。。
ここ数日、僕の場合は左目の中心くらいに小さな丸い感じのフラッシュの残像のようなものがずっと現れています(消えているような時もあるんですが、すぐにまた見える感じで四六時中。。)
かなり前にこちらのブログで書かれた記事の目の症状とたぶん同じ症状ではないかと思うのですが、もう目の症状は治ったのでしょうか。。?
僕もこの症状になってネットで調べて怖くなり眼科にいって眼底検査をしたのですが、特に検査では異常は見当たらなかったという事でした
ちなみに、右目は比較的視力は良く至って問題ないのですが、左目が極端に視力が低く(高校の時に柔道部の先輩が目の上に落ちた時に視野が数日おかしかったのでそのせいかと思っていますが。。)飛蚊症も結構あり、色々症状が現れています。。
一昨年くらいに目の奥がズキっとする微妙な痛さがあったり、ずっとピクピクしていた事があったのですが、数日前から下を向いたりなど眼球を動かすと左目に痛みを感じ始め、そのフラッシュの残像のようなものが小さいですが視界の中心あたりにあってちょうど漫画を読むと文字が隠れて読みにくくて仕方ありません。。
それから、順序は逆ですが、僕も去年に似たような低音性の耳鳴りを発症していまして。。
ただ、僕の場合は、運悪く耳鼻科で余計な薬を処方されたり、乱暴な処置をされて、一時期鬱になりそうなレベルまで耳鳴りが悪化していたので、その影響でいまだに残っていますが。。
(今は普通の低音性の耳鳴りに戻り、体調が悪い時は高音のものも同時に聞こえている感じですが、去年の体験からもはや普通の音の耳鳴り程度じゃ何とも思わなくなってます。。)
ともかく。。耳鳴りとか目の症状など、かなり似通った症状に見舞われているなぁ。。と感じたのですが、ストレスなのか目の疲れなのかわかりませんけど、おそらく発生源は同じような気がします。。
話が少しそれてしまいましたが、眼科でも首をかしげられた僕が今なっている目の症状って、多分にししさんのものと同じだと思うのですが、もう目はよくなったのでしょうか??
長々すみません

投稿者 音神 : 2017年08月23日 23:17

音神さん、こんにちは。
目と耳に症状とは大変ですね。
視界の残像は、私の場合は右目の斜め上でしたから、そもそも文字を読むには支障ありませんでした。現在では完全に症状はなくなっているように思います。(視力は元々高い方です。)
中心にそういった症状が出ると、かなり困りますね……。
眼底検査での異常はなかったとのこと、しかし実際に視界に問題が出ているのであれば、セカンドオピニオンを求めて他の眼科を受診するのも重要ではないかなと思います。

私の低音耳鳴り症状も、最初に受診した耳鼻科では何の薬も出されませんでしたが、別の耳鼻科へ行って薬をいろいろ処方されて解決に至りましたので。
セカンドオピニオンは重要だなと実感しました。

投稿者 にしし : 2017年08月24日 15:37

低音感音低音型難聴について調べていてたどり着きました。
私も5~6年前から数回再発しています。他の方のブログも拝見していますが、ステロイドの使い方が本当にそれぞれだなぁ。。と感じます。東京の2本の指に入る大学病院の教授に診てもらっていますが、ステロイドは一気に叩く方針です(朝30ミリ1回からスタート)。朝昼に分けたりしません。
初めはビビりましたが(特に町医者はビビる)、このパルスが容赦なく効き、不調ダラダラが続きません。患部は火傷みたいなものですから一気に消火器を使うイメージなのだと思います。それから25dbは町医者的には正常ですが、もし、本人の本来の聴力が10dbであるのならこの数値は、立派な障がい枠です。私はもともとモスキートが聞こえるくらいに聴力があったので、25dbでもグワーンでした。
長文すみませんでした。

投稿者 kiki : 2017年11月01日 01:46

その後の予後はどうですか?私の場合ステロイド点滴6日で一度治り二回目再発薬処方で。耳鳴りが残り五苓散で様子見てます。私の場合ステロイド点滴6日が火消しになったようです。

投稿者 でりろー! : 2021年05月10日 19:50

でりろー!さん、こんにちは。
幸いなことに、ここ1年半くらいはまったく耳鳴り症状は出ていません。聞こえ方にも問題なく、音楽の重低音もしっかり聞こえていてありがたいです。このままストレスを避けて平穏な日常を送りたいものです。(^_^)

投稿者 にしし : 2021年05月19日 23:00

初めまして。低音難聴でこちらの記事にたどり着きました。
私の場合、朝起きるとキーンと耳が塞がれてるような耳鳴りがあり、午後になると耳鳴が小さくなり夜にはほぼ気にならなくなるパターンと、
朝のキーンの耳鳴が始まり午後には治るが夕方から寝るまでブーンと低音の耳鳴が始まるパターンがあります。またふわふわとめまいのような感じもあります。
発症して2ヵ月近くになりますが聴力はそこまで悪化してないとのことで処方はメコバラミン、アデホスのみです。
ほとんど耳鳴がしない調子が良い日もあれば朝キーンと鳴り夜ブーンと鳴る調子の悪い日もあります。
低音の耳鳴で「頭を振ると耳鳴が消える」「夜に低音耳鳴が始まる」などにしし様と似ています。
にしし様も調子よい日、悪い日などありましたか?

投稿者 あお : 2021年10月07日 21:54

あおさん、こんにちは。
「頭を振ると耳鳴が消える」現象あるんですね! 報告ありがとうございます。これまで、その現象があると言って下さった方が(私以外には)1名しか居なかったのでレアケースなのかなと思っていたのですけども、あるんですね! 私の主治医さんは「首を振って音が消える理由は分からない」と言っていたんですが、そういう現象を訴える患者が増えれば誰か原因究明してくれないかな……と期待しています。(^_^;)
さて、私の場合、症状の本当に初期の頃は耳鳴りがしたりしなかったり時間帯によって異なることはありました。しかし、発症から2日目以降など症状が深まると、もう24時間ずっと低音耳鳴りは続きっぱなしでした。起きても寝ていても何をしてもです。そこから薬を飲んで、治りかけの最後の日くらいになると、ようやく耳鳴りがしたりしなかったり、「あれ?そういえば今は耳鳴りがないな」と思うようなこともありましたが。基本は「24時間ずっと」でした。
なので、あおさんの症状が「耳鳴りがあったりなかったり」という状況なのであれば、まだそこまで酷くはないのかもしれません。しかし、2ヶ月続いているのは気になりますね。とにかくストレスを避けて、薬が効いてくれることをお祈り致します。

投稿者 にしし : 2021年10月14日 16:16

はじめまして
急性低音障害型感音難聴になり調べている時に辿りつきました。
完治までの流れが時系列でまとめられているので
とてもわかりやすいです。ありがとうございます。
聴力検査で数値上は左右同じぐらいの値が出るまでいは回復したのですが
難聴になった右耳はまだ左耳より低音の音が小さいですし
音楽を聴くと重低音が出ないことが気になっていたので
とても参考になりました。

9ヶ月後に完治された時は重低音も聞こえるようになりましたか?

投稿者 なと : 2022年06月20日 12:38

なとさん、こんにちは。
音楽の「重低音」って、聴力検査の最も低い音よりももっともっと低い音域なので、耳鼻科の聴力検査では「重低音まで聞こえるかどうか」は判定できないのですよね。なので、「聴力検査では問題ない値が出ているが、音楽を聴くと重低音が足りない」と感じるなら、まだ完治には至っていないということなのかもしれません。
私の場合は、最終的には重低音もちゃんと聞こえるようになりました。なので、希望を持って治療(やストレスを避ける対処)を続けてみて下さい。

投稿者 にしし : 2022年06月27日 11:05

コメント数: 11件

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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