にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2021/03/31. 15:43:37.

Sakura Scope (2021年01月)

ちょっと倒錯気味な、ただの日記です。(^^;)
これはやばいと思われた場合は、お早めに閲覧を中止されることをお勧め致します。

FireTVで電話に送信された認証コードを求められた際の対処方法

FireTVのセットアップ時に電話認証が求められる

Amazon Prime Video等をTVで視聴できるようにするFireTV Stickでは、最初にAmazonアカウントを使ってサインインする必要があります。
そのときに、下図のような電話認証画面が表示されて、ちょっと焦りました。
Amazonには携帯電話番号を登録していないのに、「電話に送信された認証コードを入力せよ」と言われても、一体どこの電話に認証コードを送ってくるつもりなのか、と。(^_^;;;

Amazonアカウントでサインイン:認証コードが必要です:このAmazonアカウントにサインインするには認証コードの入力が必要です。

画面に表示された電話認証の案内は以下のような感じです。

『Amazonアカウントでサインイン』

認証コードが必要です
このAmazonアカウントにサインインするには認証コードの入力が必要です。この端末を登録するには、電話に送信された認証コードを次のステップで入力してください。

この画面では「電話に送信された認証コード」のように、明確に「電話」に固定された表現になっているので、
「ええ!? 電話で? Amazonに携帯電話番号は登録していなかったと思うのだけど……」と思ってしまって困惑してしまいます。
まさか固定電話の番号にSMSを送送ってくる気なのかと。(^_^;)

しかし、そうではありませんでした。

Amazonで二段階認証を有効にしていると、FireTVのセットアップ時にも同じ認証が求められる

画面には「電話に送信された認証コード」としか書かれていないので困惑してしまいますが、実際には電話に限りません
この認証画面は、Amazonで二段階認証を有効にしている場合に、FireTVセットアップ時でも同じ二段階認証が求められているに過ぎません。
なので、普段、Amazonにログインする際に使っている二段階認証方法で得た6桁の数字を入力すれば通ります。

私の場合は、モバイル端末にインストールしてある認証アプリに表示された6桁の数字を打てば、この認証は通りました。

画面にも「二段階認証の6桁コード」などと表示してくれていれば困惑することも迷うこともなかったのですけども、どうやら二段階認証の方法に関係なく「電話に送信」と表示されてしまう仕様っぽいですね。(^_^;;;

というわけで、
電話に送信された認証コード」と言われつつも、電話以外の二段階認証を設定しているのなら、その設定している二段階認証の方から得られる認証コードを入力すれば問題ないのでした。

▼余談:FireTV Stickは無線(Wi-Fi)よりも有線接続した方が良さげ

なお、FireTV Stickは基本的にはWi-Fiでネット接続するのですが、オプションの有線アダプタを使って有線接続する方が圧倒的に通信が安定します。少なくとも私の家では。(FireTV Stick 4Kに接続しています。)
私の自宅では「Wi-Fiルータ」と「TV」とはほんの数メートルしか離れていないのですけども、Wi-Fi-接続だとわりと高い頻度で回線が切れてしまって、FireTVの再起動とかルータの再起動とかを経てWi-Fiに接続しなおす手間が結構かかるのですよね。
でも、有線アダプタを使ってFireTVをLANケーブルに接続すると、そういう問題も一切なく快適に接続できるようになりました。この価格の価値はあります。

難しいのは確定申告ではなく帳簿作成なのでは?

〔目次〕

確定申告のための帳簿作りが難しいのでは

ふと思ったのですけども、「確定申告が難しい」と言っている方々が本当に難しいのは、「確定申告そのもの」ではなく、「確定申告のために必要な帳簿の作り方」ではないでしょうかね?
たしかに帳簿(複式簿記)を理解するのは簡単とは言えないでしょう。なんせ簿記の資格があるくらいですし。(私は持っていません。)

だた、青色申告ソフト様に必要事項を打っていけば税務署が求める帳簿は勝手に出来上がりますから、青色申告ソフトさえあればさほど問題はありません。

もしかして「確定申告が難しい」とおっしゃる方々は、複式簿記の帳簿を自力で作成しようとしていたりするのではないでしょうかね……?(それはかなり困難だと思います。)

青色申告ソフトの入力画面など

最初に複式簿記独特の仕様に関係して若干の入力方法(概念)を学ぶ必要はありますけども、青色申告ソフト側には用例から必要な入力項目を参照できるようなヘルプ機能もありますから、完璧に覚えていなくても(慣れれば難なく)必要な帳簿はできあがります。

用例から仕分けを入力できる機能

ただ、青色申告ソフトを使えば良いと言っても、その青色申告ソフトを年に1回しか使わない場合は、使い方(独特の入力方法というか複式簿記の考え方)を忘れてしまいますから、できるだけ月1回くらいの頻度で使った方が良いと思います。(^_^;)

むしろ毎月入力していれば、入力方法を忘れることがないので簡単に使える(ようになる)上に、1回で1ヶ月分しか入力せずに済むから短時間で終わりますし、1年後にはほぼ帳簿が完成していますから(減価償却分とかの決算データを入れる必要はありますけども)、確定申告が可能な時期になったらすぐにそのデータを使って確定申告を完了できるメリットがあります。

※もっと簡単な「単式簿記」を採用する選択肢もありますが、その場合は控除額が大幅に減ってしまうので、せっかく青色申告を採用しているメリットが薄れてしまいます。青色申告ソフト自体はそんなに高くないので、初年度の控除によって浮いた額で充分買えるでしょう。(^_^;)

なお、青色申告ソフトは、知名度で選ぶよりも友人が使っているかどうかで選んでおく方が良いかもしれません。
何せ、複式簿記に関係する部分の考え方がちょっととっつきにくいので、最初のうちは疑問点がいくつか出てくるかもしれませんし。(私もそういう考えでソフトを選びました。しかし、結局質問したことはありませんけども。)

慣れてくればルーチンワークになるので何も問題ありません。

確定申告そのものは国税庁の専用サイトで必要事項を入力していくだけ

確定申告の手続きそのものは、国税庁の確定申告専用サイトから(自分の作成した帳簿を元にして)必要事項を入力していくだけで済みます。

年々改良されてきて、近年のバージョンではわりと安定して使いやすくなった気がしています。ウィザード形式で進んでいくので、最初の画面から順番に、求められる情報を入力しては「次へ」ボタンを押していくだけです。さほど迷うポイントはないのではないかな、と思います。入力情報が不足していれば次に進もうとしても、何が不足しているのかが示されますし。

マイナンバーカードを取得済みで、ICカードリーダーがあれば、そのままブラウザ上で電子申告(e-Tax)が完了します。それらを所有していない場合は、郵送申告用のPDFを作成できます。郵送用のPDFを作成する方が、使用環境の制約は少なくて済みます。しかし、今年からは65万円の青色申告特別控除を得るためにはe-Taxでの電子申告が必要です。(そうでないと55万円の控除に留まる制度に変わりました。)

なお、青色申告ソフトの中には、ソフト上で作成したデータを使って国税庁サイトから送信して電子申告を完了できるソフトもあります。

▼電子申告に使えるブラウザが増えた

電子申告する場合には、ブラウザ上からICカードリーダを取り扱うために、使用環境に制約が結構あります。長年ずっとIE(Internet Explorer)しか使えませんでした。(^_^;) 日本語版Windows10のEdgeがChromiumベースにアップデートされるのが遅かったのは、この電子申告への悪影響を避けるためだという話も耳にしたことがあります。今年からはChromeや新しい(Chromium版の)Edgeでも使えるようになりまして、事前準備ソフトウェア(=毎年、電子申告の前にインストールが求められる国税庁配布のソフトウェア)でも下図のように、どのブラウザを使うのかを選択する画面が追加されていました。

電子申告ブラウザの選択

従来は、この事前準備ソフトウェアをインストールするだけで良かったのですけども、今年からは(対応ブラウザが拡張されたためか)Chromeウェブストアで公開されている「e-Tax AP」等のアドオンも追加でインストールしないといけないようで、やや事前準備の手間が増えてしまっていますが。Chromium系ブラウザで、ローカルPCに接続されたICカードリーダを扱ってマイナンバーカードを読み取るためには、このようなアドオンとして別途用意する以外に方法がなかったのでしょうね。

IEを使っていたとき(=IEだけが使えていたとき)は、国税庁サイトからダウンロードできる事前準備ソフトウェアさえインストールすれば(IE上で動作する拡張機能もそこでインストールされたので)あとはウェブ上ですべて完結したのですけども。モダンなブラウザのセキュリティの都合で、このようになるのは仕方がないのでしょう。

しかし、基本は、要求されるがままにアドオンやソフトウェアをインストールするだけです。

いっそのこと、国税庁自身がChromiumベースの電子申告専用ブラウザを開発して配布したら良いのではないでしょうかね?(笑) Chromiumベースならブラウザを1から作る必要はないわけですし。それなら必要なアドオンは最初から搭載した状態で配布できる(というかアドオンにする必要もない)ので利用者の手間は大きく省けるでしょう。

▼e-Tax APのユーザレビューにちょっと笑った

このChrome用ブラウザアドオン「e-Tax AP」(国税庁が公開していて今年からは電子申告のために事前導入が必須になったアドオン)のユーザレビューを何気なく表示してみたら、文句がすごくてちょっと笑ってしまいました。^^;

例えば、「インストールしたのに何も出てこない!」と叫んでいる人も居ました。
ブラウザアドオンの他にもローカルアプリっぽいソフト(=事前準備ソフトウェア)等をインストールさせられるので、まるで「確定申告専用ソフト」なるものがPCにインストールされたかのように誤解したのでしょう。一連の手順でインストールされるのはすべて「ブラウザ上から電子申告するための付加機能」みたいなものなので、実際の電子申告はすべてブラウザ上で行います。なので、スタートメニューやデスクトップに何かが出てくるわけではなく(※公的個人認証サービスというフォルダ名で細かな設定をするソフトは入るですけども)、次にしないといけないことは国税庁サイトの確定申告ページから手続きを始めることです。

事前準備ソフトのインストーラの最後の画面では、一応はそのウェブページへ誘導されてはいるのですけども、よくよく見ると、この説明では「単に案内Webを読ませようとしているだけ」と感じられてしまっても無理はない気もします。これまで何度も確定申告をしてきた人ならここは迷いようのないところですけども、今年に始めたばかりの人だと迷うかも知れませんね。ここは「表示しますか?」ではなく、強制的に表示させた方が迷う人を減らせたでしょう。

事前準備ソフトウェアのインストール最終画面

▼マイナンバーカードを読み取らない方式も用意はされている

マイナンバーカードを取得していなくても、税務署でIDとパスワードの発行を受ければ電子申告はできます。ただ、国税庁はその方法を「暫定的な対応」と言っていますし、何より(そのIDは)税務署で対面でしか受け取れないので、どうせ手間をかけるならマイナンバーカードを取得した方が今後のためだと思います。(^_^;)
よほど税務署が近所にあって行きやすいとかだったら別ですけども。^^;(マイナンバーカードは市役所で受け取れます。)

領収書等の保管にはクリアブックがお勧め

確定申告(青色申告)に必要な帳簿の根拠になる領収書類は、A4サイズ20Pのクリアブックに月別に入れるのがお勧めです。

確定申告本を読むと「ノートに糊で貼れ」と書いてあるものも見かけますが、貼るという手間は激しく面倒ですし、貼ってしまうと入れ替えや再整理ができなくなるデメリットもあるので避けた方が良いでしょう。
何より通販で購入した物品の領収書はA4サイズだったりもするので貼ろうと思ったら巨大な帳面が必要になってしまって現実的ではありませんし。

クリアブックに月別に入れておくだけなら、後から取り出して確認するのも簡単です。

帳簿に付ける際には、クリアブックの中から1ヶ月分をごそっと取り出して、1枚ずつペンでチェックを入れつつ帳簿ソフト(青色申告ソフト)に転記すれば良いだけです。
クリアブック1冊が1年分になり、20Pあれば余裕があるので、余った部分に税務署や年金機構から届く書類を入れたり、支払い調書を入れたり、確定申告書類の控えを入れたりして保管できます。なかなか便利です。

領収書の類いは青色申告だと7年間保管しておく義務があります(白色申告もでしたっけ?)から、クリアブック1冊を丸ごと7年間保管しておけば良いでしょう。
8年経ったら(8年前に使った1冊の)中身を全部捨てて、そのクリアブック自体は新しい年用に再利用できます。

保管の義務は7年間ですけども、私は計9冊のクリアブックで循環しているので、当年の分を含めて9年分の書類を保管してあります。義務よりも長い年数で循環させている点に深い理由はありませんが、7年目は「まあ念のために1年余分に置いておこうかな」くらいの気持ちで、8年目は「最初のファイルの中身を捨てるのが面倒だからもう1冊使うか」くらいの感じだった気がします。(^_^;)
毎年1月には、9年前のクリアブックから書類をごそっと取り出して一気に捨てる恒例作業があります。

▼おもしろく読める確定申告の入門書

この方法を知ったのは、「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました」という、きたみりゅうじさんの確定申告解説本です。
この本は、税理士さんとの会話形式で進む確定申告方法の入門書(青色申告に限った話ではありません)で、なかなか笑いながら読み進められるので、これから初めて確定申告をする人がざっくりした方法を知るにはとてもお勧めです。
実際に青色申告をする(ための帳簿を付ける)には、もう少し具体的に説明された実用本も併せて読む必要がありますけども。

私が読んだのは2005年に出版されたバージョンなのですが、なんとタイムリーなことに2020年に改訂版が出版されたようで、「令和改訂版 フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」という本になっていました。
これから確定申告を始めようというときには、まず最初にこれを読むと良いのではないかと思います。

帳簿付けは慣れれば単なるルーチンワーク

というわけで、確定申告に必要な帳簿と言っても、慣れてしまえば「いつもの入力作業」になるので難しいことはありません。
帳簿の作成は青色申告ソフトに任せましょう。

ヨドバシで同じ電子書籍の重複購入を防ぐ仕様には例外があった

同じ電子書籍の重複購入をブロックする仕様には例外があった

紙の書籍だと同じ本を2冊以上購入する意味がある場合もありますけども、電子書籍だと自分の電子書籍リーダーでしか読めないのですから、同じ本を複数冊買う意味はありません。
そもそも、電子書籍販売サイト側で、同じ本は買えないような仕組みになっていることもあります。あらゆる電子書籍販売サイトがそうなっているかどうかは分かりませんけども。

電子書籍リーダー「Doly」で読めるヨドバシドットコムが販売する電子書籍でもそのような安全仕様(=同じ電子書籍を既に購入済みだと表示する仕様)になっています。
なので、重複購入の心配はないと思っていたのですが、
……期間限定価格が設定されている書籍の場合だけは重複購入ができてしまう抜け穴のようなものがありました。orz

電子書籍の書名に「期間限定価格」と含まれている本の場合、中身が同じでも日付表記が異なると同じ本だとは見なされない仕様だった

たいていの電子書籍販売サイトでは、キャンペーンとして定価を下回る価格で電子書籍が販売されていることがあります。Amazon(Kindle)でも、hontoでも、ヨドバシ(Doly)でもよくあります。
そのような場合、ヨドバシドットコムでは数のような漢字で「書名の一部」に期間限定価格である旨と期限日が加わって表示されています。

期間限定価格表記のあるヨドバシドットコムの電子書籍ページ例

この、書名に「期間限定価格 ◇年○月×日まで」と記載がある本の『日付が異なるだけで中身は全く同じ』という本を2冊買ってしまっていました。orz
そういうのは別の本扱いだったのですね……。

よくよくページを見ると、「公開日 2020年12月11日」のような表記があります。(上図の緑色矢印の先)
紙の本の出版日も、電子版の公開日も、もっと前の本です。
なので、これは「2021年1月10日までの期間限定価格」版の公開日が2020年12月11日だということなのでしょう。

少なくともヨドバシでは、書名のバリエーションが以下のような場合、

  • 【期間限定価格 ◇年○月×日まで】なんたらタイトルかんたら[電子書籍]
  • 【期間限定価格 ×年◇月○日まで】なんたらタイトルかんたら[電子書籍]
  • なんたらタイトルかんたら[電子書籍]

実際の中身がすべて同じだったとしてもすべて別の本として管理されている仕組みなのですね。

ためしに購入のキャンセルが可能かどうかを問い合わせてみた

私が間違えて2冊重複購入してしまった期間限定価格はどちらも半額でしたから、実際のところ損はしていません。要は、半額ではなく定価で買った(のと同じ)というだけのことです。
そもそも購入価格も定価が660円のところ、その半額330円でしたから、合計660円なので特に高くもありません。
なので、わざわざ問い合わせることもないかとは思ったのですけども、まあブログのネタになるかなと思って(^_^;)、問い合わせのメールを送ってみました。

本文はだいたい以下のような感じです。

昨日の注文と、2ヶ月前の注文とで、同じ電子書籍を重複購入してしまったのですが、昨日の注文の内、重複している1冊だけをキャンセル(返品)することは可能でしょうか?

重複しているのは、下記の2点です。

--- ▼1点目 ---
●注文日:2020年12月30日
●注文番号:XXXXXXXXXX
書名『【期間限定価格 2021年1月10日まで】書名伏字書名伏字書名 1(版元伏字版元) [電子書籍]』

--- ▼2点目 ---
●注文日:2020年10月12日
●注文番号:YYYYYYYYYY
書名『【期間限定価格 2020年10月25日まで】書名伏字書名伏字書名 1(版元伏字版元) [電子書籍]』

上記の2点は、書名に含まれている期間限定の日付表記だけが異なりますが、中身は同じだと思います。
もし、先の1冊だけを返品可能でしたらお手続きをお願いしたいのですが、可能でしょうか?
ご返答頂けますと幸いです。


とはいえ、そこまで期待はしていませんでした。
ヨドバシカメラ電子書籍ストア利用規約を読むと、「どんな理由でも返金はしない」と書かれていますから。

ここには、「ヨドバシ側に非がある場合には購入価格を上限に損害賠償に応じる」という記載もありますので、よほど良心的に解釈されれば(普通の書名なら重複購入がブロックされる仕組みだったので)期間限定価格の表記が書名に加わっている場合には中身が同じ本を重複購入できてしまう点について、販売店側の非だと解釈してくれる可能性もあるかなと思いはしましたけども。しかし、そもそも重複購入は顧客側のミスなわけですし、普段に重複購入を阻止してくれる仕様なのは、あくまでもヨドバシ側のシステムの好意なわけですしね。

返金不可だったのだが、理由は「既にダウンロードされているから」だった

さて、私は上記の問い合わせを大晦日の夜に送ったのですけども、翌日(=元日)に返信が届きました。さすがヨドバシです。
元日から顧客の問い合わせに対応している担当者さんはたいへんお疲れさまです。

で、残念ながら返金は不可。電子書籍の購入キャンセルはできないとのこと。
まあ、そうですよね……。
しかし、その理由は、「既にダウンロードされているから」でした。
返事の本文は以下のような感じです。

大変申し訳ございませんが、すでにダウンロード済みとなっていますので、返品は行えませんでした。 お客様のご希望に沿えず申し訳ございません。 なにとぞご寛容の程お願い申し上げます。

なので、もし購入してしまっていても、電子書籍リーダーでダウンロードする前に気付いたのなら、購入キャンセル(返金)が受けられた可能性がありそうです。
中身を読んでから「ああ、これ前に買ったわ」と気付いたのなら遅いですが、購入書籍の一覧リストを眺めている段階で気付けたなら返品可能だったかもしれません。

※もしかしたら、それは重複購入とか関係なく、何でも「読む前なら返品可能」という運営方針なのかも知れませんけども。(紙の本と間違えて電子版を買っちゃった、という人ならもっと多そうですし。)

▼デフォルトでは自動ダウンロードなので注意

ヨドバシドットコムで電子書籍を1度でも購入していれば、サイト側に電子書籍リーダーが(たぶん)登録されています。
デフォルト設定だと、「購入した本は自動でその電子書籍リーダーにダウンロードさせる」という設定になっていますから、その設定は外しておく方が安全かも知れません。(^_^;)

私もその設定は外していたのですけども、今回は複数冊を一括して購入したこともあって、全部まとめてダウンロードしてしまった後に重複購入の事実に気付いたのでした。orz

まあ、仕方がありません。
明らかにこちらのミスですから、特に文句はありません。

同じ本を買っちゃうミスには気をつけましょう。(^_^;)

6代目メインPCはEPSON製ミニタワーPCにした

いつの間にか年が明けていました。今年もよろしくです。

自宅メインPCの代替わり

6代目のメインPCにする予定の新PCが昨年の11月3日に届いていました。
今まで使っていた5代目のメインPCもまだまだ使えるのですけども、OSには32bit版のWindows7を稼働させていたので、これを64bit版のWindows10にアップグレードさせようと思うと(旧環境を削除した上での新規インストールになってしまうために)激しく面倒なのですよね。なので、どうせならこの機会にPC自体を新しく調達しよう、と思い立って新PCに代替わりさせることにしました。

今回もEPSON Direct製のBTO PCです。
ただ、5代目メインPCはタワーPCでしたが、今回はそれよりも少し小さいミニタワーPCにしました。

6代目PCが入ったEPSON Directの箱

▼メインPCの代替わりは11年ぶり

これまで使ってきた5代目メインPCは、EPSON Directサイトの購入履歴を見ると2009年12月半ばに購入していたようです。なんと、11年前。
いつの間にそんなに経っていたのか……。

5代目メインPCは、メインPCの座から下ろすだけであって使わなくなるわけではない予定なので設置場所は今のままです。Windows7まででしか動作しない開発系環境があるので、サブPCとして使い続ける予定です。そのまま使い続けてもスペック的な問題はなかったのですけども、サポートの終了したOSをメイン環境にし続けるのは(オンラインバンキングとかも使うわけですし)危険なので昨年内にはWindows10へ移行させねばな、とは思っていたのでした。(仕事用のノートPCは数年前から既にWindows10です。)

新旧両PCを同時に使うために、新PCの設置場所を確保するための室内整理がまずは必要だったので、開梱できるようにするまでに1ヶ月くらいかかりました。(笑)
11月3日に届いたのに、開梱したのは11月末頃で、セットアップが終わって環境を移行できたのは12月下旬頃だったような気がします。我ながらずいぶんのんびりした速度です。
まあ、別に5代目メインPCが故障したわけではないので、急ぐ必要性がなかったからでもあるのですが。

ミニタワーPCで充分っぽい

5代目のメインPCは拡張性を重視したタワーPC(EPSON Endeavor Pro4700)だったのですけども、結局この11年間であまり拡張はしなかったので、タワーではなくミニタワー(EPSON Endeavor MR8300)で充分だと判断しました。

タワーPCと比較すると拡張性は下がりますけども、それでも5インチベイは2つありますし、3.5インチストレージは4台挿せますし、メモリスロットは4つ(空き2つ)ありますし、拡張スロットも4つ(PCI Express x16, x4, x4, PCI)ありますから、それなりの拡張は可能ですし。過去11年間を振り返ると、これだけの拡張性があれば充分そうです(フルに使うことはないでしょう)。

この11年間でした拡張というと(ストレージの追加や交換を除けば)メモリを追加したりBlu-rayドライブを追加したくらいで、拡張スロットには結局何一つ挿さないままでした。
もっとも、まだサブPCとしては使い続ける予定ですから、今後に何か挿さないとは限りませんけども。まあ少なくとも「メインPCとして」は何も挿さなかったことになります。

拡張性の高さを確保しておくこと自体は必要だと思うのですけども、タワーPCは筐体が重たいので、筐体を開けようとするたびに運ぶのに苦労するのですよね……。
私の腕力で容易に持ち運べる重さでないとメンテナンスが億劫になってしまって困ります。
新PCはミニタワーなので(筐体内部が狭いために)ネジなしで内蔵機器を固定するような便利な仕組みはないのですが、その分(大きくはないので)重たくはありません。というか軽いです。わりと容易に持ち上げられます。

▼ストレージホルダーがちょっと進化していた

ストレージだけは数年で交換したり追加したりしますから、ストレージの接続空間だけは拡張性が重要です。
単に「内蔵させられる」というだけでなく、内蔵のさせやすさもとても重要で、PC筐体に接続されたケーブル類を外したりしてPC筐体を開けることなくストレージの交換ができるフロントアクセスパネルの存在がとても重要です。
ストレージを交換する目的だけで、PCに繋がっているあらゆるケーブルを取り外してからネジを回してPCの筐体を開ける……というのは激しく面倒ですから。

EPSON Directが提供しているフロントアクセス機能(HDDやSSDを専用のストレージホルダーに取り付ければ、あとは筐体前面のカバーを開けるだけで出し入れできる機構)は、タワーPCだけでなくミニタワーPCにもオプションで加えられる仕様でしたので、それさえあればミニタワーでも充分だなと判断したのでした。(このフロントアクセスパネルがミニタワーPC向けに提供されていなかったら、前回同様タワーPCを買っていたと思います。)

EPSON Directのストレージ交換フロントアクセス機構
画像元

5代目メインPCに付属していたストレージホルダー(フロントアクセスパネルから差し込めるようにHDDを取り付ける取っ手付きケース)は、3.5インチHDDを想定したケースなので、2.5インチのSSDを接続するためには何らかのマウンタが必要でした。
しかし、6代目メインPCのストレージホルダーには、下記写真のように3.5インチ用のネジ穴と2.5インチ用のネジ穴の両方が用意されているので、2.5インチSSDでもマウンタなしで接続できるようになっていました。便利です。
しかも、接続用のネジもちゃんとホルダー側に用意されているので、自力でネジを用意しておく必要もありません。なかなか至れり尽くせりです。

EPSON Directのストレージホルダー

※上図の「ポイント1」と書いてある部分が接続用のネジ。「ポイント2」が2.5インチSSD用のネジ穴。

▼CPU能力をそこまで使う作業はしないのだけど

あまりCPUパワーを使う作業をすることはないので別にCore i3くらいでも問題ないとは思ったのですが、CPUは交換の必要が出てしまったときに作業が激しく面倒なので、Core i7を選択しておきました。(仕事用のノートPCはCore i5なのでですけども。)
まさしくそれと同じ理由で、11年前にも5代目メインPCのCPUはCore i7にしていたのですけども、どこまでその能力を活かしたかは分かりません。(^_^;)
(もっとも、5代目メインPCを購入した当時はHDDレコーダで録画したアニメをLAN経由でPCにダビングしてきて動画を編集するとかやっていましたから、それなりにCPUパワーは使っていたような気もしますけども。^^;)

タスクマネージャでCPU項目を論理プロセッサ別の表示にすると、なかなか壮観ですね。論理プロセッサ数が16個。最近のCPUはこんなことになっていたのか……。
下図の左側が今回の6代目メインPC、右側が仕事用ノートPC(Core i5)です。

タスクマネージャCPU:Intel Core i7-10700Kと、Core i5-5200U
(左:論理プロセッサ数16 / 右:論理プロセッサ数4)

このCPU能力をフルに活用することはたぶんないでしょうね。たぶん。
モバイルOSのエミュレータを動かして、アプリ開発とかしたら話は別かも知れませんけども。
同じプログラミングでも、Web上で稼働させる用途だとそこまでCPUパワーが必要になることはまずありません。

なお、メモリは16GBにしておきました。もうちょっと増やすべきかどうか迷ったのですけども、BTOメーカー側で出荷時にメモリ容量を増やすと割高(市場価格の2倍くらい)ですから、とりあえず16GBにしておきました。
メモリの空きスロットはあと2つあるので、必要ならそのときに増やせば良いでしょう。
このマザーボードには最大128GBのメモリが挿せますが、それは32GBのメモリを4枚挿したときの話なので、いま既に8GBのメモリが2枚刺さっていますから、それを流用することを考えると、80GBまで増やせます。向こう10年くらい使うことを考えても、充分でしょう。

PC全体ではそういえば10台目だった

私が過去にメインPCとして使ってきたPCのメーカーは、

  1. EPSON(PC-98互換機) ※1990年代前半
  2. NEC(PC-9821) ※1990年代後半
  3. Gateway2000 ※2000年代前半
  4. DELL ※2000年代後半
  5. EPSON Direct ※2010年代

……と変遷して来て、今回もEPSON Directを選択して6代目です。
同じPCメーカーを連続で採用したのは初めてです。

しかし、そういえば最初のPCは(EPSON Directではない)EPSONだったのでした。
EPSONというとプリンタメーカーとしてのイメージの方が強いでしょうから、あまりPCを作っているイメージは持たれていないかも知れませんけども、昔からPCを製造しています。
最初のPC-98互換EPSONマシンで動いていたOSは、MS-DOS 2.11でした。ストレージは5インチFDDが2基だけ。HDDなんてものがあるハズもなく、ましてや光ドライブなどもありません。メモリがどれくらいだったかは記憶にないのですけども、たぶん640KBくらいでしょうかね?

なお、仕事用のノートPCは歴代すべてPanasonicのLet's noteで、A77→R2→R5→CS4と変遷してきて今が4代目です。
仕事用ノートPCは、筐体の小ささとバッテリの持続時間の2点が激しく重要なので、Panasonic 一択です。

……と考えると、PC全体としては今回ので10台目なのでした。(Mac除く)

歴代PCの中で最も長期間使ったのが、5代目のメインPCで11年間です。
一番短かったのはどれだろうか、と思ったのですけども、昔のこと過ぎて覚えていなくて判断できませんでした。

▼Macも1台だけあるのだけど

上記では数にカウントしていないMacが1台あります。これはメインPCの座だったことはありません。
弁当箱Macとも言われたような気がする拡張性なしの小型Mac(Mac mini)で、CPUがIntel製になる前の時代の製品です。
当時はブラウザ間での表示の差が結構あったので、SafariでWebの表示確認をするためだけに友人から格安で譲り受けたものです(たぶん3万円くらいだったような気が。ありがとう!)。
ほぼブラウザしか使わなかったので、もったいないといえばもったいなかった気はします。でも、仕事でWebを作ったり作り方を解説したりする以上、表示確認しないわけにはいかなかったので必要だったのでした。
(最近は、ブラウザ間での表示の差異があまりないので、Mac版Safariでの表示確認はしていません。iOS版Safariでの表示確認はしていますが。)

このMacは今は使っていないのですが、箱の中にしまってはあります。使おうと思えば動くでしょう。
今後に発売されるMacのCPUはApple自社設計のCPUになるようですから、結局、Intel Macは私は1度も使わなかったことになります。そういえば。

PCの安易な処分はしないようにしよう(反省)

歴代PCの多くは既に処分しているので存在しないのですが、故障によって買い換えたPCは1つもありません。
どれも主にスペックが足りなくなったための買い換えです。

4代目メインPCであるDELL製PCを処分してしまったのは今も後悔しています。
FDDも搭載されたWindows XPマシンだったのですけども、それでしか動かない周辺機器(シリアル接続)とソフトウェアがあります。
その機器は壊れてはいませんから今でも動作するハズなのですけども、メーカーによるデバイスドライバがWIndows XP用までしか提供されていないハードウェアなので、Windows7以降のPCではどうしようもなく動きません。

2015年頃に何を思ったのかいろいろ処分して整理したい気分になってしまいまして、DELL製PCも処分したのでした。
今後はできるだけ捨てないようにしよう……。(^_^;;;

▼フリーソフトの開発環境がWindows7までしか動かない

5代目メインPCはOSがWindows7なのですけども、フリーソフトの開発に使ってきた統合開発環境がWindows10では動かないので、この5代目PCが使えなくなると、フリーソフトの開発が一切継続できなくなってしまいます。

6代目メインPCのWindows10の上で、仮想環境を使ってWindows7を動かせば開発環境を移行することはできるかもしれないのですけども、その統合開発環境のアクティベーションが今もできるのかどうかが微妙なところ(元々の開発会社が既に他社に買収されていて存在しない)です。
もっとも、フリーソフトの開発からは遠ざかって久しいのですけどもね。
C++言語の書き方自体を既にほとんど忘却してしまっています。
既存のソースを修正することはできると思いますけども、新たに1から書こうと思ったら学び直しが必要でしょう。

ただ、C++言語を今さら使う気にはあまりなれないのですけども。
今はフリーソフトを作るよりもフリーCGIを作る方が楽しい感じです。
ただ、モバイルアプリを開発したい気はなくもないのですが。ただ、ネタがありません。

あと、モバイルOSはAndroidとiOSが二分しているので、作るとしたら両方向けに作りたいと思ってしまうので、余計に手間が掛かりそうです。
PCの場合はWindowsのシェアが圧倒的なので考えるまでもなく「Windows向けだけでいいか」と思えるのですけども。(Mac側でWindowsソフトを動かす仕組みもありますし。)

▼仮想環境が意外と使える

今の仮想環境(=コンピュータまるごとをエミュレートしてOSを動かせるソフト)はずいぶん性能が高いのですね。
Windows10上の仮想環境にWindows XPをインストールしてみた(※XPの正規ライセンスがあります)のですけども、DirectXで描画するソフトウェアでも問題なく動作できていて驚きました。(Windows XPのアクティベーションが今でも可能なことにも驚きましたけども。ネット経由では無理で、フリーダイヤルの電話経由でですが。)

シリアルポートも扱えるようなので、先程「DELL製PCを処分して後悔した」と言っていた件も、仮想環境で解決するかもしれません。(それを試すために、今回購入した6代目メインPCには、オプションのシリアルポートも加えました。)
まだ試していないので、本当に問題なく動くかどうかはまだ分かりませんけども。ちょっと期待できそうな気がしています。

というわけで、11年ぶりにメインPCを代替わりさせた話でした。

関連日記:
代替処理済セクタ数が増えてきたのでメインPCのHDDを交換した(2020年9月29日)
Endeavor Pro4700 筐体を開けずにHDDを交換(2010年1月 4日)
メインPCの筐体を開けて大掃除。Blu-rayドライブも内蔵させた(2014年10月 6日)
2.2TBの壁を突破させて3TBのHDDをWindowsに認識させた方法の記録(2016年7月 5日)

2021年01月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

他の月

--- 当サイト内を検索 ---