にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/04/30. 22:27:37.

ウェブサイトを閉鎖するときはSEO的価値を消滅させてから

独自ドメインでも、レンタルサーバ会社のサブドメインでも、第三者が後から再取得可能なドメインを使ってウェブサイトを運営している場合で、そのウェブサイトを閉鎖してドメインの権利を破棄しようとする際には、事前にSEO価値を消滅させておいた方が望ましいのではないか、という話です。
まあ、閉鎖しないのが一番なんですが。維持費も掛かりますから、閉鎖するしかないこともあるでしょうからね。

SEO価値のあるドメインは、第三者に再取得されて別サイトの運営に使われやすい

長くウェブサイトを運営していると、過去に書いたページからリンクしているウェブサイトがとっくに閉鎖されていた事実を後になってから知ることがよくあります。閉鎖されているだけならまだ良いのですが、そのドメインが第三者に取得されていて、まったく異なるウェブサイトに変化していることもよくあります。無害なサイト(個人サイトや別企業のサイトなど)になっているならまだマシなのですが、怪しい広告サイト(というかアダルトサイト)になっていることもあってちょっと困ります。

長く運営されてきたサイトや人気のあったサイトは、他のサイトからリンクをたくさん獲得している可能性が高いので、検索サイトからの評価値も高くなります。検索サイトからの評価値はドメインに対して付与されるので、評価値の高いドメインは、破棄されるとすぐに第三者に再取得されて再活用されてしまいやすいのです。

実際に再取得されて別サイトの運営に使われているケースは枚挙に暇がないほど日常的に多々あります。
例えば、映画の広報サイトも独自ドメインで展開されることがよくありますが、上映やキャンペーンの終了後にドメインが破棄されて、全く別のサイトになっていることも頻繁にあります。過去のブログ記事を見直すと、元々は映画公式サイト(広報サイト)にリンクしていたのに、リンク先を確認してみると全く別のサイトに変貌していた……ということも1度や2度どころではありませんでした。(映画の広報には、独自ドメインを使わずに「映画会社のサイト内」で公開するとか、映画会社サイトのサブドメインを使うとかに留めておく方が望ましいと思うのですけどもね。既にそうしている映画会社もありますが。)

たくさんありすぎていちいちメモはしていないのですが、例えばつい最近発見したところでは、2011年公開の劇場版アニメ「魔法先生ネギま!」・「ハヤテのごとく!」の同時上映特設サイト www.negihaya.com が、今では借金関連サイト(よくは見ていないので詳しくは分かりませんが)になっていました。(^_^;;;

そのほか、過去の記事「放棄した独自ドメインが広告サイト化してしまうダメージに注意」等にもちょっと書きましたが、国政選挙の特設サイトに使われたドメインや、立候補者の個人サイト(落選後に閉鎖)で使われたドメイン等が全く無関係なサイトに再活用されているケースもありました。

で、選挙キャンペーンサイトでも映画サイトでも何でも、全く異なるサイトに変貌していたときに「ああ、これはドメインの破棄後に第三者が再取得して別サイトの運営に使われているのだな」と簡単に分かる場合は、そんなに問題はないかもしれません(だからあっさり破棄されるんでしょうけども)。
しかし、個人や企業で使っていたドメインの場合、再活用される内容によっては、元の運営者にダメージが及ぶケースもありそうで注意が必要だと思います。

▼個人サイトが、いかがわしい広告サイトやアダルトサイトに変貌した場合のダメージ

個人サイトや小規模企業サイトの場合、「○○さんのサイト」みたいな個人名でリンクされている状況はよくありますよね。で、そこをクリックするとアダルトサイトに繋がってしまったら、元々所有していた人や企業のイメージに傷が付いてしまう気がします。

必ずしも皆が「これは○○さんの運営サイトではない」と気付いてくれるとは限りませんし。まあ、外国語のアダルトサイトになっていたらさすがに気付いてくれる可能性は高いかもしれませんが。たとえば、怪しい除霊グッズの販売サイトとか「あってもおかしくない」みたいな微妙な内容になっていたら、「あれ、○○さん、今はこんな販売に手を染めているの……?」みたいな誤解を受けそうです。それは結構なダメージではないでしょうか。

▼元のサイトのデザインそのままに、別の個人サイトに変貌した場合のダメージ

もう1点、最近「こんなリスクもあるのだな」と気付いたのが、「元のサイトのデザインそのままに、別の個人サイトに変貌しているケース」です。

とあるライトノベル作家さんのブログサイトでは、独自ドメインが使われていたものの、ブログツール側の公式テンプレートそのままのデザインでブログが運営されていました。ブログの場合、そういう運営形態もよくありますよね。

しかし、ずいぶん前にその作家さんはブログの更新をやめ、最終的にはドメインを破棄されたようでした。
で、その後に第三者がそのドメインを再取得したようなのですが、その際に元のサイトと全く同じブログテンプレートを使って、異なるブログの運営を始めたようでした。
この場合、従来から時々通っていた閲覧者からすると、「作者さんがブログの更新を再開したのかな?」というように見えてしまうと思います。

内容は別に特に悪質なものではなかったのですけども、私が最初に見たときは「へえ、あの作家さん、こんなことも言うのか」とその内容を意外に感じました。しかし、よくよく見ると運営者名が別人になっていたので、「ああ、これは破棄されたドメインが第三者に再取得されて、なおかつ、デザインを前サイトと同じにして運営しているのか」と気がついたのですけども。

もっとも、その作家さん本人が別人を装って運営を再開した可能性もあるわけですが。
……というか、そういう疑問を閲覧者に感じさせる時点で、元の運営者のイメージにダメージがありそうな気がします。

上記の「第三者が取得したのだろう」という点は全部推測なのですけども。
そう思ったのは、Wayback Machineで当該ドメインの更新内容を確認すると、Ⓐ「数年間の無更新状態」→Ⓑ「1年ちょっとくらい一切キャッシュのないブランク期間」→Ⓒ「更新再開」という変遷があったからです。Ⓑのタイミングでドメインが破棄されたのだろうなと思いました。(ドメインのWHOISも見れば再取得日時を確認できると思うのですけども、そのときはそこまで深く興味は持たなかったので確認しませんでした。)

▼元のコンテンツまで引き継がれてしまったら、計り知れないダメージがありそう

昔々に運営されていた人気サイトが、今では全く別の怪しげなサイト(日本語ではないこともよくある)に変貌しているケースも時々見かけますが、それらは『昔のサイトとは全く異なるサイト』になっているから、「ああ、このドメインは一度破棄されて、第三者に取得されたのだな」と推測できるわけです。元々あったサイト(ドメイン破棄前のサイト)のデザインをそのまま流用して全く別のサイトを作られてしまったら(もしくは勝手にコンテンツを引き継いで偽サイトが運営されてしまったら)元の運営者へのダメージは比較にならないほど大きくなりそうな気がします。

破棄ドメインを再取得する目的がSEO(検索対策)なら、ドメインだけでなく元々存在したコンテンツ(ページ)自体も丸ごとコピーして運営を続ける方がSEO効果を維持しやすいでしょう。
ドメインを再取得しても(サーバ契約は別なので)元のコンテンツがそのまま手に入れられるわけではありませんが、破棄されてからあまり期間が経っていなければGoogleのキャッシュ等に(ある程度の)ページデータは残っているでしょうから、そこからサルベージすることは容易にできそうです。

完全なコピーではなかったとしても、例えば元のサイトに「運営者のプロフィールページ」があったとして、そこを元の状態に復活させた上で、デザインも元のサイトのままで、メインコンテンツだけアダルトアフィリエイトサイトとかに変えて運営される……というようなことがあると、かなり(元の所有者の)イメージに傷が付くのではないでしょうか。

▼co.jpのような取得可能対象が限られている場合でも安心はできない

日本のccTLD(国別ドメイン名)である「.jp」ドメインには、取得対象者が限られている属性ドメインがいくつかあります。
そのうちの1つである「co.jp」ドメインは、日本国内で登記されている会社しか取得できず、しかも原則として1社1ドメインに限定されているので、そこそこ信用度のあるドメインです。が、このco.jpドメインも、破棄されたドメイン名を第三者(第三企業)が再取得することは可能です。
で、実際にそういうケースを目撃しました。

毎日新聞という有名な全国紙がありますよね。2022年現在では、会社サイトは www.mainichi.co.jp で運営されており、ニュースサイトは mainichi.jp で運営されています。個人的にはWall Street Journal(日本語版)を読むのに毎日新聞のデジタル版を契約する方が安いので利用していまして、ついでに毎日新聞社の記事もほぼ毎日読んでいます。
その毎日新聞社は、昔々2004年~2007年の間だけ、毎日新聞社とMSN(=Microsoftのポータルサイト)が共同で作った「MSN毎日インタラクティブ」という会社経由でニュースを配信していまして、そのサイトは mainichi-msn.co.jp ドメインで提供されていました。
(➡INTERNET Watchによる2004年の紹介記事

このドメインが、今は両社に無関係の他社に再取得されているようで、まったく別のサイトになっています(作りかけなのか、もしくは運営終了で荒れているのかよく分からない状態になっていますが、Webサイト自体は存在します)。
co.jpドメインは日本国内で登記した会社しか取得できない制約があるので、ドメインを破棄しても他社(他者)に再取得される可能性は低そうに思っていたのですが、再取得できないわけではないので、こういう事例もあるのですね。
思いっきり元の所有会社の固有名詞が2つも含まれたドメイン mainichi-msn.co.jp ですけども、SEO価値を考えればドメイン名などどうでも良いのでしょう。(^_^;) 何せ、毎日新聞社とMSNがニュース配信に使っていたドメインですからね……。

▼閉鎖から8年間はMicrosoftがドメインを維持していたようだけど

このドメインは、2008年頃までは「毎日新聞社の新サイト(毎日jp)」と「MSN産経ニュース」の両サイトへ移動を促すページが公開されていました。
2009年頃からは、Microsoftの検索サイトBingのトップページへリダイレクトされるように設定されていましたので、この mainichi-msn.co.jp ドメインは毎日新聞社ではなくMicrosoftが権利を引き継いだっぽいです。
しかし、2015年頃に破棄されたようで、2016年に今の所有者が再取得したようでした。(JPRSのWHOISで調べると、2016年7月31日にとある株式会社が取得したことになっていましたので。)

Microsoftとしては、サイト閉鎖から8年間ほどドメインを維持してきたので充分だと考えたのでしょうね。取得者が「日本国内で登記している会社」に限られているco.jpドメインですから、再取得される可能性は低そうですし、たとえ再取得されても元の所有者にダメージがあるようないかがわしい使われ方をする可能性はもっと低そうですから、「8年間も維持しておけば充分だろう」と考えるのも無理はないとは思います。(^_^;)

実際、Googleも「1年間くらいリダイレクトし続けておけば、そのサイトに与えられていた評価値はリダイレクト先に移る」みたいなことを言っていた気がします。なので、かつて mainichi-msn.co.jp が獲得していた評価値はとっくに(リダイレクト先である)Bingサイトに移っていたとは思います。

ただ、有名企業のニュースサイトだったわけですから、いろんなサイトから多数リンクされていたでしょうし、そのリンクは今現在も消されずに残っている可能性があります。(私のサイトもリンクを消さずに残していたサイトの1つです。^^;)その場合、ドメインを再取得した後でSEO価値を(ある程度)復活させるのはあまり難しくないのではないかという気もします。例えば、アクセス解析結果から自サイトへのリンクに使われているURLを調べて、そのURLの位置にコンテンツを置くようにするとか。

Microsoftの財力ならco.jpドメイン1つを維持する費用くらい大した問題ではないでしょうから、ずっと維持しておいて欲しかったなと思います。

なお、この「MSN毎日インタラクティブ」という会社は、売上30億円まで成長したものの社内政治抗争の余波で2007年に協業解消したとWikipediaに書いてありました(Wikipediaに書いてあることが正しいとは限りませんけども)。そういう喧嘩別れみたいな終わり方の場合で、両社がドメインのSEO価値に気付いていれば、ドメインをどちらの会社が引き取るかという点でも揉めそうですね。(^_^;)

▼対策は?

co.jpドメインの場合、法人を解散したらドメインも破棄せざるを得ないでしょうね。
子会社を解散させただけで、引き継ぐ親会社があるという場合には、先の mainichi-msn.co.jp のように「1社1ドメイン」の原則に縛られずに所有できるのかも知れませんが。(JPRSサイトには、『合併、組織名変更、事業譲渡などの場合は、「1組織について2以上の属性型地域型JPドメイン名の登録をすることができる」』というようなルールがあるように書かれていました。)

しかし、単独で存在していた会社が廃業すると、そのco.jpドメインはそのまま破棄するほかないでしょうね。
ただ、廃業した事実が自動的にJPRSに通知されるわけではないでしょうから、会社のドメインを管理していた人が、個人的にドメイン維持を続けることはもしかしたら可能なのかもしれませんけども。
とはいえ、廃業に至るような状況では、ドメイン名のその後のことなどを考えている余裕はないかも知れませんが……。(^_^;)

先日のブログ記事で、20年前~15年前頃に書いたコミケレポートコーナーをリニューアルしたという話をしました。そのコンテンツには既に閉鎖されたサイトへのリンクが多数あり、その中にはいかがわしいサイトへのリンクになってしまっているものもあったのでリンクを見直したのです。そのまま放置し続けてしまうと、閲覧者をいかがわしいサイトへ誘導してしまうだけでなく、いかがわしいサイトのSEO価値向上に一役買ってしまうことにもなって望ましくありません。
外部サイトへのリンクを含むコンテンツを長く放置するのも望ましくないのですね……。(だからといって消した方が良いとは思いませんが。)

自サイト内のリンクを一括抽出して、リンク先が意図通りかどうかを自動チェックできる何らかの仕組みがあると望ましいのですけども。
リンク先の「Not Found」を検出するような支援ソフトは昔からあると思いますが、ドメインが再取得された結果として全く別のサイトに変貌している場合、それを自動で検出するのは困難でしょうね。ドメインが破棄されると一定期間はどこにも繋がらない状態になります。これは「元の所有者が誤って権利更新を忘れてしまった場合」等に対応するための猶予期間です。なので、リンク先が繋がるかどうかを頻繁にチェックしていれば、その猶予期間中に繋がらないことが分かるので、ドメインが破棄された可能性に気付くことはできそうですけども。(ただ、本当に所有者が更新を忘れて一時的に見えなくなっただけで、その後に元の所有者が元のサイトを復活させる可能性もないとは言えないわけですが。)

ドメイン名のWHOISで、そのドメインが新規取得(=過去に誰も所有したことのないドメイン名)なのか再取得(=過去に破棄されたことのあるドメイン名)なのかの情報も提供されるようになると、自動判断に使えて望ましいのですけどもね。
まあ、「最初にそのサイトへリンクした日」を記憶しておいて、ドメインのWHOISで「ドメイン名の取得日」と比較することで、所有者の変化を自動検出する方法はありそうな気もしますが。
とはいえ、その方法はあくまでも「運営者が独自ドメインを使っている場合」にだけ有効なので、「レンタルサーバ会社が所有しているドメインのサブドメイン」とかで運営されていて、そのサブドメインが破棄された後に第三者が再取得したケースとかは、自動検出しようがなさそうですけども。

山ほどブログ記事を書いている場合、外部サイトへのリンクも山ほど書いている可能性があるので、なかなか人力で全部チェックするのは現実的ではない可能性もあって悩ましいです。
とりあえず、「リンク先が意図しないサイトに変貌している可能性がある」と認識だけでもしておいた方が良い気はします。

SEO的な価値をできるだけ下げてからドメインを破棄するために私が使った手段の話

長く運営してきたサイトを閉鎖してドメインを破棄しようとするときには、1年間くらいは「閉鎖しました」的なメッセージだけを残しておいて、しっかりそれを方々にキャッシュさせておいて、サーバを解約した後も数年くらいはドメインだけは権利を保持して「どこにも接続できないドメイン」みたいな感じにしておいた方が良さそうな気がします。そうしておけば、破棄ドメインが再取得されて、しかも同じデザインで別サイトを運営されてしまったとしても、「別人が運営している」と気付いてくれる人の割合を増やせそうですから。一番良いのは破棄しないことですけどね。^^;

さて、以下は私がとあるウェブサイトを閉鎖して、そこで使っていた独自ドメインを破棄しようとする過程で、ドメインのSEO価値をできるだけ下げておくために採った手段の話です。
まだ破棄していないので、この方法がどれくらい望ましいのかは分からないのですけども。(機会があれば追記します。^^;)

▼2000年代から所有している .com ドメインを破棄するために採用した手順

2000年代から所有している.comドメインを1つ破棄する計画を数年前から持っていました。
ただ、いきなりドメインを破棄すると(それなりに長く所有しているドメインな上にそこそこのページ数があったサイトなので)SEO目的で広告会社等に再取得されてしまう可能性があるでしょうから、SEO的な価値を充分に下げてから破棄する計画を立てました。

  • まず、ウェブサイトは2年前くらいに完全閉鎖しました。
  • 他サイトに移した一部のコンテンツだけは個別にリダイレクトさせ、
  • 残りは(移したコンテンツ群を統括する他サイトのHOMEへ)一括リダイレクトするようにしました。

その状態で1年間放置したところ、検索結果には完全に出てこなくなりました。

  • そこで1年ちょっと前からはリダイレクト処理も終了させ、
  • アクセスしてもサイト全体で「410 Gone」のエラーを返すだけの状態にしてあります。

ブラウザでアクセスすると、下図のようにシンプルなエラーメッセージが見えます。

シンプルなエラーメッセージ「410 Gone:The requested resource is no longer available on this server and there is no forwarding address. Please remove all references to this resource.」

ここまですればSEO的な価値はゼロに等しいくらいに下がっているのではないかと期待していました(過去形)。
で、ドメインの期限が迫ってきた頃に、予定通りに権利を放棄しよう、……と思っていたのですけども......

▼自サイト内からのリンクが結構あったので、それを削除し終わるまでドメインの権利だけは延長

ふと、自サイトの古いブログ記事からわりとたくさん当該サイトへリンクしていたことに気付いたのですよね……。
当該サイトを運営していた頃は、そのサイトへのトラフィックを増やしたい意図もあり、そのサイトが便利だったこともあって、よくリンクしていました。

他所のサイトからリンクされている場合にはどうしようもありませんけども(※成功度合いから考えて、あまり外部からのリンクは獲得できなかったのではないかと思ってはいますが)、せめて自サイトからのリンクくらいは消しておく方が、よりドメインの価値を下げられて望ましいでしょう。なので、ちょくちょく削除作業を進めていたのですけども、予想以上に多くて手間が掛かってしまいまして、ドメイン期限までに作業は完了しなさそうでした。

なので、ドメインの破棄は1年先送りして、もう1年だけ所有しておくことにしました。
破棄すると決めているドメインに、さらに1年分の維持費(1,728円)をかけるのもどうかと思わなくもないのですが、失効直後に広告サイトに変貌しても嫌な気分になるでしょうから、精神安定のための保険と考えました。
完全閉鎖から2年も経っている上に、ただの個人運営サイトだったわけですから、既にその心配はないとは思うのですけどもね。まあ、念には念を入れて。

そのドメインの維持に使っているムームードメインからは、「同じドメインを取り戻すことは非常に困難よ」という警告が何度かメールで届いていました。
こういうのを見るとポジショントークではないのかと思ってしまいそうですけども、本当にそういうケースがあるのは上で説明した通りです。

ドメインの有効期限2日前のお知らせ

当初の予定では今は既にそのドメインを破棄してから2ヶ月が経っている頃だったので、具体的にそのドメインがどうなっているか(再取得されないまま済んでいるか)ここで報告できたのですけども。^^;
その辺は来年あたりに追記しようかと思います。(もし覚えていたら。^^;)

コメント

使わなくなったドメインに対して私も同じような対策をしてます。(2年塩漬け中)
良いのか悪いのか、サイト作成文化もブログ文化も相当な下火になっているので「他所のサイトからリンク」をあまり考えなくて良くなっているのが救いですね…。

投稿者 mo : 2022年04月28日 18:12

たしかに、個人サイトはずいぶん減りましたね。ネット人口は増えているのに。(^_^;)

投稿者 にしし : 2022年04月30日 22:27

コメント数: 2件

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著者紹介


にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

Twitter:にしし/西村文宏
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