11時32分08秒 [小説]
「星界の断章Ⅱ」から6年、星界シリーズの最新巻「星界の戦旗Ⅴ 宿命の調べ」を読了。
相変わらず星界は、読み終わると、本編で直接は全く描かれていなかった諸々のストーリーが、どばぁ~~っと脳内に溢れてきます。^^;
たぶん、妄想だけで数日は潰せます。(笑)
世界観の魅力とキャラクターの魅力がしっかりしているからなんでしょうねえ……。
最新巻「星界の戦旗Ⅴ」も、大変楽しく読みました。
さすがに前巻「星界の戦旗Ⅳ 軋む時空」から9年も経っていると、主役級以外のキャラクターについては名前が全然一致しなかったり、そもそもラフィールに弟が居た事実すら忘れ去っていましたけども。(笑)
巻頭付近にある登場人物一覧ページに栞を挟んで、名前が出てくる度に「誰だっけ」と思って一覧を参照しつつ読み進めました。(^_^;;;
# まあでも、星界シリーズは元々登場人物が多いので、以前の巻であっても巻頭の登場人物一覧は頻繁に参照していたような気もしますが。(^_^;;;
星界シリーズは、ひたすら漢字にアーヴ語のルビが振ってあるので、日本語の熟語を読んでいるはずなのに、アーヴ語の読みで頭に入ってくるという不思議な体験ができます。後から単語を思い返そうとしたときにも、(ぼやっとした熟語構成漢字と共に)日本語の読みではなく、アーヴ語の読みが思い出されるという……。^^;
「ああ、そうそう。星界を読むときはこんな感じだったな」と、久しぶりの体験でした。^^;
今回で、第一部完結ということですが、「あとがき」の末尾によると、第二部をお書きになる気はあるようなので(^_^;)、いつ出るかはともかく、楽しみにしておきましょう……!
できれば、1年以内くらいには読めるといいな……。(^_^;;;
ところで、カバー折り返し部分や奥付上部の著者紹介で知ったんですが、著者の森岡浩之さんって(1962年3月生まれで)もう51歳なんですね……!
いや、前巻「星界の戦旗Ⅳ 軋む時空」を出されたときには、42歳だったはずですが。(笑)
星界シリーズの最初の巻「星界の紋章Ⅰ 帝国の王女」を出されたときは、34歳だったわけですが!(^_^;;;
今調べてみたところ、Amazonでの星界シリーズの在庫がほとんどなくなっています……!
今回の最新巻「星界の戦旗Ⅴ」発売前の状態がどうだったかは調べていないので比較はできないんですが。最新巻が発売されて、興味を持った人が多かったんだったら良いなあー。
(追記)
今回の最新巻「星界の戦旗Ⅴ」を読了したら、次は今月発売されたSFマガジンに掲載されている「星界の断章」の新作短編を読むのもお忘れ無く!
→ 「SFマガジン」2013年5月号は星界特集で、「星界の断章」新作短編が掲載!(2013年3月29日)
ほかの関連日記:
◆とうとう発売された「星界の戦旗Ⅴ」を入手!(2013年3月22日)
◆9年ぶり! 星界シリーズの新刊 「星界の戦旗Ⅴ 宿命の調べ」が3月21日発売!?(2013年1月22日)
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