にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/03/25. 10:35:01.

病院で皮膚の一部を切除して、縫われてきました

さて、予定通り病院の皮膚科で、皮膚の一部を(検査のために)切除してから、切り口を縫われてきました。

診察室の白くて硬いベッドがまさか電動だったとは!

大きい病院なので、何かそういう検査手術のための専用の場所でするのかな……と思ったら、普通に皮膚科の診察室内でした。(^_^;)
診察室にはたいてい白くて硬いベッドがありますよね? 私は普段の診察で利用することはないので全然知らなかったんですが、あの硬いベッドは電動で高さが変わるんですね! 私がうつ伏せに寝たら、ぐいーんと上に動いて、手術するのに必要な高さ(たぶん医師の胸よりちょっとしたくらいの高さ?)まで上がりました。驚きです。(^_^;)

ベッドにうつ伏せに寝て、患部周囲を消毒して、麻酔を何本か注射して、背中を切られて、組織を採取されて、傷口を縫われて、ガーゼとテープでカバーされる……という一連の工程で、たぶん15分くらいだった気がします。抜糸は一週間後です。

針を落としてしまいました……!?

背中の傷を縫われている最中、ぼそっと先生が「針を落としてしまいました」と呟いたので、『どこに!?』と尋ねたくなりました。(^_^;;; まあ床に落としちゃったんだろうな、とか、針は予備がいくらでもあるだろうな、と思っていたんですが、
続けて「これで取りますか……?」と(看護師さんではなく!)先生自身が呟いたので、『誰に質問してるの!?』と頭の中が疑問と不安でいっぱいに。(^_^;;;

※手術で身体のあちこちを10回以上縫われている自称「縫いプロ」のLさんによると

床に針→そのままに出来ない→衛生上触れない→拾えない→医師のアイテム(磁石とかピンセット)→針を拾える

……ではないかとのこと。
なるほど、そういう経緯を考えれば、「これで取りますか……?」という医師の発言のミステリも解けそうな気はしますが……(^_^;)、謎です。真相は如何に?

切って縫ったけど、痛み止めの処方はない (痛くない不思議)

縫う必要があるほどに皮膚を切ったからには、(手術中は麻酔が効いているから痛みは感じないにしても)当然そのあとは徐々に痛くなってくるんだろう……と予想して、覚悟していました。病院では当然、痛み止めの処方があるんだろう、とも思っていました。
がー、病院では薬の処方は一切ありませんでした。(^_^;)
で、不思議なことに痛くなりません。

たしかに、徐々に麻酔が切れてくると、背中に違和感はあります。でも「痛い」と表現するような感覚ではありません。夜頃になると、背中の縫ったところが「だるい」感じはしてきました。全身はだるくはないんですが、切って縫った部分だけが局所的にだるい感じ。(^_^;) でも痛くはありません。

丸1日経った今でも、痛みはほとんどありません。じっとしていれば違和感もあまりない気がします。背中を捻ったり丸めたりするような動きをすれば、たしかに何か引っ張られるような違和感と、若干の痛み(それでも「痛い」と表現するほどではありませんが)がありますけども。

切って縫ったのに、こんなにも痛くないとは。
不思議です……。
なんでだろ?

痛さを比較すると、「紙で指を切ったとき」の方がよっぽど痛い感じです。(^_^;;; それくらい全然痛くありません。
病院内での一連の工程では、手術を始める前の、麻酔を打つ注射が一番痛かった気がします。^^; 麻酔の注射って、たくさん打つんですね。数えてはいませんでしたが、7~8回は打たれたような気がします。

「組織試験採取、切採法」・「病理組織標本作製 1臓器」……

病院で発行された診療明細には、「組織試験採取、切採法」とか「病理組織標本作製 1臓器」とか、見慣れない項目が印字されていました。(下写真)
「キシロカイン注射液」ってのが麻酔なんですね。

診療明細には「組織試験採取」とか「病理組織標本作製」とか

今日の診療費は、保険点数1,975点で、自己負担額5,930円でした。
切ったり縫ったりすると、やっぱり結構するんだな、と思ったんですが、切ったり縫ったりする検査の保険点数は522点。切った組織を調べる病理診断は1,380点。
切ったり縫ったりするよりも、調べる方が2.5倍くらい高いんですね。(^_^;) まあ、そりゃそうか。

今回の検査手術に先立って、前回に血液検査をしたときに2千円くらい掛かっているので、だいたい合計8千円くらいですね。(まだ来週の抜糸が残っていますが)

寝るときの体勢が微妙に気になる

背中を縫っているので、どういう姿勢で寝れば良いかがイマイチ分かりません。(^_^;)
背中(患部)を捻る体勢になると縫った部位に違和感があるんですが、寝て横を向くと微妙に患部を捻っちゃう形になりやすい気がします。
普通に仰向けになると患部を圧迫しちゃう気がするし……。
縫った患部に負荷を与えないためには、うつ伏せに寝るしかないのか?(^_^;;;

結局、できるだけ捻らないように気をつけたつもりになりつつ、横向きに寝た気がします。まあ、寝てしまえば、無意識で寝返りを打ったりして、いろんな向きに寝ちゃいますから、あんまり気にしても仕方がないとも思いましたが。^^;

というわけで、病院で背中を切られて縫われてきた話でした。
とにかく不思議なのは、切ったり縫ったりしているのに、ほとんど痛くないことです。
そりゃ痛み止めの処方はないはずだわ……と思いました。(^_^;;;

関連日記:
皮膚生検同意書というのを書いた(2014年8月15日)

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

Twitter:にしし/西村文宏
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