13時35分08秒 [ソフトウェア]
Windows10のスタートメニューは、左側に小さいメニュー群が、右側にタイルが表示されています。
この右側のタイル部分は、標準の表示面積ではタイルがほんの少しの数しか見えず、縦方向にスクロールする必要があります。しかし、このタイルを表示するスタートメニュー自体の面積は、マウス操作で広げることができます。
下図は、スタートメニューの面積を広げる前と広げた後のキャプチャ画像です。(画面が横長なのでタスクバーを左端に縦置きしています。)
2枚目の画像のように、スタートメニューの表示面積は(縦方向も横方向も)自由に広げられます。
操作方法は、スタートメニューを表示している状態で、メニューの縁をドラッグするだけです。
縦方向には1px単位で自由に広さを調節できますが、横方向には「タイル3つ分」単位でしか広がりません。なので、ほんのちょっとドラッグしただけでは全然広がりません。そのせいで「スタートメニューは横方向には広げられないのだ」と思ってしまいがちな気もしますが、思いっきり(=タイル3つ分以上の面積を超えるほど)右方向にドラッグすれば、(画面の横幅が許す限りは)広がってくれます。上図の2枚目の画像は、タイル部分を3倍に広げてみた状態のスタートメニューです。
このようにスタートメニューを縦横方向に限界まで大きく広げておくと、アプリを一望できて便利です。
これって要するに、「Windows XP時代のスタートメニュー」にあったメリットに似ているんですよね。
インストールされているすべてのソフトウェアを一覧で見る機能がスタートメニューにはあります。Windows10では「すべてのアプリ」・Windows7までは「すべてのプログラム」という名称ですが、これらは以下のような表示形態になっていました。
Windows10では、あのXP時代のスタートメニューっぽいことが、タイルを使って実現できると言えます。
しかも、自分の好きな順序・グループ分けで配置できる上、何を表示して何を表示しないかを選択することもでき、タイルの大きさも(選択肢が限られているとはいえ)自分で設定可能です。
こう考えると、この「スタートメニュー内のタイル表示」機能はなかなか便利だと思えます。
Windows10でも(インストールされているソフトウェアを一覧で表示する)「すべてのアプリ」項目は、縦1列にしか表示されないため、下方向にスクロールして探すしかありません。表示順序のカスタマイズの自由度もなく、若干不便にも思えます。が、その代わりにタイル表示部分を縦横に広げられますし、タイルの表示位置も自由にカスタマイズできるようになっています。
要するに「すべてのアプリ」一覧機能は、もう補助的な機能だと考えてしまえば良いわけです。(^_^;)
スタートメニューの主要機能は、「自分で好きなように配置をカスタマイズしたタイル(スタート画面)部分にある」と言えるのではないでしょうか。^^;
Windows10をインストールして、各種ソフトウェアをインストールしたら、まず最初に「スタートメニュー右側のタイル領域を縦横に限界まで広げて、タイルの並び順を自由にカスタマイズすること」ですね。
関連日記:
◆Windows10スタートメニューの右側タイル空間はランチャーとして便利だった(2021年9月9日) - Windows11ではタイル空間が廃止されることを知って書いた記事です。
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