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Windows10スタートメニューの右側タイル空間はランチャーとして便利だった

スタートメニューのタイル空間は、カスタマイズしさえすれば便利に使える

Twitterのトレンドに「Windows11」の話題が出ていたので、Win11リリース関連のツイートを眺めていましたら、「Windows10スタートメニューの右側は全然使わないよね」的な意見があって、それに賛同が多くて驚きました。あのタイル領域は、端をドラッグすれば領域を拡張できるのですけども、充分にスペースを拡張してからそこに自分の好きなようにアプリを配置しておけば、[Windows]キーを押すだけで開くランチャー(=アプリを簡単に起動できるアプリ)としてすごく便利なのですが。

Windows10スタートメニューの右側にあるタイル領域は、[Windows]キーを押すだけで開くランチャーとしてすごく便利。

デスクトップにアイコンを並べれば良いではないかと思われるかもしれませんが、デスクトップにアイコンを並べている方法だと、ウインドウをたくさん開いているときにはデスクトップへアクセスするのが面倒(いや、デスクトップ自体にはタスクバーの右端の端をクリックすれば「開いている全ウインドウ」を一気に最小化できるのでアクセスするのは簡単なのですけども、その方法でデスクトップを表示してから何らかのソフトを起動させてしまうと、最小化されたウインドウを元に戻す操作が面倒くさい)というデメリットがあります。しかし、スタートメニュー右側のタイル領域を活用する方法なら、スタートメニューを表示するだけでアクセスできますから(キーボードの[Widnows]キーを1回押すだけで開く)既存のウインドウに影響を及ぼさずに開けるランチャーとして、とても楽かつ便利に使えます。

それに、デスクトップにアイコンを並べるのとは異なって、区画ごとに任意の名称をテキストでつけて表示できるので、アプリをカテゴリ分けして掲載しやすいメリットもあります。掲載サイズを小(縦横半分)・中(デフォルト)・横長(横2倍)・大(縦横2倍)の4通りから選択できるので、あまり使用頻度の高くないアプリのアイコンは小さく掲載しておくとスペースの節約になります。さらに使用頻度が低いなら、重ね合わせることで名前を付けてフォルダのようにまとめることもできます。その辺も(デスクトップにアイコンを並べるより)便利です。

なお、このタイル空間については、2016年にブログ記事「Windows10のスタートメニューは面積を縦横に大きく広げてアプリを一望できるようにすると便利」でも書きました。その記事に掲載してある画面イメージを見ると、当時のバージョンのWindows10だと全体にタイルが青色っぽいですね。今のバージョンのWindows10では、もうちょっと落ち着いた配色になっています。(どちらにしても、「カスタマイズしさえすれば」便利なことに変わりはありません。)

▼活用方法をうまく提示できなかったことが原因?

しかし、このスタートメニューの右側タイル領域はあまり活用されていなかったのでしょうかね?
MicrosoftがWindows11で廃止すると決めたことからしても。

Windows10でMicrosoftの失敗があるとすれば(たくさんありますけども)、スタートメニューの右側のタイル領域を有効活用する方法をユーザに分かりやすく提示できなかったことかもしれません。デフォルト状態ではかなり狭い空間になっていますが、もっと右側に余った空間を見せておいて「ここに好きなようにアプリをピン留めできますよ」と示しておくとか何かしておいた方が良かったのではないでしょうかね……。

新規インストールと同時にタイル領域に自身(アプリ)をピン留めするソフトウェアがあってもおかしくなさそうに思うのですけども、そういう動作はMicrosoftが許可しなかったのでしょうか。インストールするとアイコンをデスクトップに配置するソフトウェアは多数あるのですから、同様に、タイル領域にアイコンを出すソフトウェアがあっても良さそうですけども。まあ、その動作が便利か迷惑かは人それぞれ使い方次第ですけどね。^^;(一般的な行儀の良いインストーラのように、タイル領域にピン留めしておくかどうかをインストール時に尋ねてくれとなお望ましいですが。)

あとは、もうちょっと配色の自由度があっても良さそうだとも思いましたけども。アプリによってはあらかじめ設定された背景色でアイコンが表示されるのですけども、そこまで凝った設定をしてあるアプリはそんなに多くないので、基本的にはデフォルトの配色で表示されるのですよね。この辺をユーザが好きなように設定できれば、もっと良かった気はします。

なお、一応の目玉機能の1つっぽかったライブタイルの仕組みは、天気アプリとニュースアプリくらいでしか使われませんでしたね……。リアルタイムに伝えたい情報のないソフトウェアの方が多いでしょうから、そこは当然かな、という気はします。ただ、天気アプリを4倍サイズで表示しておくと、向こう5日分の天気を表示してくれるのはそれなりに便利でした。(先の画面キャプチャでも左上の方に出ています。)

昔々、WindowsXPからWindows7までのスタートメニューでも、よく使うソフトが自動で出てきたり、上端に自分の望みのソフトを固定できたりはしました。しかし、Windows10のタイル領域ほど広大な空間はありません。スタートメニューがランチャーとして本格的に便利に使えるようになった初のバージョンがWindows10だと思っていたのですけども、あっさりWindows11で消滅してしまうとは、なんとももったいない話です。(´・ω・`)

▼せっかくの機能を削減しないで欲しい

Windows11はまだ(Preview版以外は)リリースされていないので、最終的にどうなるのかは分かりませんけども、PC関連記事で伝え聞くところによると、Windows11のスタートメニューには、タイル領域もなければ、メニュー空間のサイズ変更機能すらないとか。これはかなりの改悪ではないでしょうかね……。

別にデフォルトの表示がそのように変わるのは全然構わないのですが。
要は、ユーザが以前の表示方法も選択しようと思えばできるようにさえしてくれていれば。

Windows10のスタートメニューのタイル領域を除けば、Microsoftは年々スタートメニューを改悪しているとすら思えます。

メニュー階層の分かりやすさの点では、Windows XP時代のスタートメニューが一番見た目にも操作感の点でも分かりやすかった気がします。サブ項目(サブフォルダ)がどんどん右方向に展開されていく構造だったので、見た目に階層構造が明確に分かりやすいです。

Windows7ではそれが横方向に展開されなくなってしまいましたし、Windows8ではタイルだけが強制的に全画面配置になってしまってめちゃくちゃだなと思ったのですが(^_^;)、Windows10では多少は持ち直しました。ただ、フォルダ階層が1階層にまとめられてしまう点(=スタートメニューの実体でサブフォルダを作成していても実際のスタートメニューの表示上では1階層にまとめられてしまう仕様)はそこそこ大きな問題だと感じていますけども。しかし、タイル空間はカスタマイズしさえすれば便利な存在です。

しかし、Windows11では、それもなくしてしまうのですねえ……。
ランチャーとして便利だったのだから、作業効率向上に役立つ機能だったのですけども。
Microsoftには、「ユーザ側に選択肢を残す」ということをもうちょっと考えて頂きたいです。(´・ω・`)

タイル領域へのピン留め操作方法

なお、特に説明するまでもない気もしますが、以下の操作でピン留めできます。

  • タイル空間を拡張するには、スタートメニューの右端や上端などをマウスでドラッグすれば良いだけです。
  • 任意のアプリをピン留めするには、スタートメニュー内のアプリ一覧から望みの項目を右クリックして、「スタートにピン留めする」をクリックすると、右側のタイル空間に現れます。望みの位置にドラッグして移動すると良いでしょう。
  • アプリのタイルサイズを変更するには、タイルを右クリックして「サイズ変更」を選び、サイズを指定するだけです。ライブタイル機能があれば大きくすることもできますが、たいていのアプリは「小」か「中(デフォルト)」の2択です。
  • 各タイル群の名称を変更するには、名称部分をクリックするだけです。何も名前が付いていないタイル群の名称を変更するには、タイル群の少し上(の何もない空間)をクリックすると入力できるようになります。
  • タイルとタイルを重ね合わせると、それらをまとめたフォルダにできます。

なお、スタートメニュー内に存在しない何かをタイルとしてピン留めしたい場合には、ショートカットをスタートメニュー項目内に加えれば良いです。詳しい操作方法は、「Windows10のスタートメニューの実体がある場所と追加方法」に書いています。

関連日記(追記):
タスクバーそのものがランチャーでもあるという追記(2021年9月20日)

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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