にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

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Sakura Scope (2016年04月)

ちょっと倒錯気味な、ただの日記です。(^^;)
これはやばいと思われた場合は、お早めに閲覧を中止されることをお勧め致します。

プリインストール版のOffice2013を2016にアップグレードしてみた記録

PCにプリインストールされている「Office Premium プラス Office 365」に含まれる365の権利を行使して「Office2013」を「Office2016」にアップグレードしてみました。
Officeに関しては、1年後のサブスクリプション期限が来てもアップグレードした「Office2016」はそのまま使用し続けられるということが先日分かったので、安心してアップグレードしました。

参考■プリインストールの「Office Premium プラス Office 365」でOffice2013を2016にアップグレードした場合でも永続使用は可能(2016年4月14日)

アップグレード後にサブスクリプション期限が来てもそのままずっと使用し続けることは可能ですけども、アップグレードできるのはサブスクリプション期限が来るよりも前までなので、アップグレードするなら早めにしておいた方が良いとは思います。

Office2013→2016のアップグレードは、ツールバーの「Officeの更新」ボタンを押すだけ

Office2013→2016のアップグレードは、ExcelやWordなどのツールバーに表示されているアップグレード案内(下図緑色矢印)の右端にある「Officeの更新」ボタン(黄色矢印の先)を押すだけです。

Microsoft Excel:新しいOFFICEをインストールしましょう。Office365所有者の特典の1つです。

なお、ツールバーに表示されるアップグレードの案内を消しちゃっている場合は、メニューの「ファイル」→「アカウント」で表示される画面内にある「Office更新プログラム」というボタンを押すことでも実行できるハズです。

Office2016のダウンロードが始まる……が

「Officeの更新」ボタンを押すと、タスクトレイにOffice Updateのアイコンが表示され、ダウンロードが始まります。
そのアイコンをクリックすると、「バックグラウンドでOfficeをインストールしています」という表示と、進捗割合がパーセント表記で表示されます。(下図の左下)
しばら~~~く待つと、画面上に下記の「Officeをダウンロードする間、オンラインのままお待ち下さい」というウインドウが表示されました。(下図の中央)

Officeをダウンロードする間、オンラインのままお待ち下さい

進捗状況を示すウインドウには、常に「すぐに完了します」と表示されているのですが(^_^;)、「すぐ」というほど早くはなくて、しばらく無反応な状態が続きました。この辺は、環境次第かも知れません。

ダウンロード量ってあんまりないのかな……?

Officeのダウンロードって「2GBくらいの巨大なデータをダウンロードする必要がある」というような話を事前に入手していたんですが、私の場合はなぜかほとんどダウンロード量はありませんでした。……もしかして、日々のアップデートでちょっとずつバックグラウンドで勝手にダウンロードが進行していたんでしょうか?(^_^;;; 詳細は分かりませんが、今回の一連のプロセスの中では数十MBくらいしかダウンロードしていないように見えました。(モバイルルータが表示する通信量を確認した限りでは。)

既に開いているOfficeのウインドウを閉じる

途中で下図のように、今開いているOfficeのウインドウを閉じるよう案内が出ます。しばらくOfficeは使えなくなるので、あらかじめ作業は終わらせておく必要があります。まあ、問答無用で閉じられることはないので、何か作業していたとしても安心して良いです。(^_^;)

続行する前に作業内容を保存

進捗状況を示すウインドウには、相変わらず「すぐに完了します」と表示されていますが、ちょくちょく無反応な状態が続きます。タスクマネージャを起動してPCの動作を確認しながら実行していたんですけども、CPU使用率も低く、ディスクアクセスもなく、ネットワーク使用もない……、じゃあ今は何をやってるの? というような状態が何度かありました。^^;
進捗割合が57%、84%、97%のときに長く止まっていた気がします。
しかしまあ、15分程度待てば以下のように無事にバージョンアップが完了したとの報告画面に変わりました。

Office2016へのアップグレードは15分程度であっさり完了

すべて完了です。Officeはインストールされました。

意外とあっさり完了しました。
PCの再起動も求められませんでしたし。(とはいえ、念のために新Officeを起動してみる前に、まずWindowsを再起動させましたが。^^;)

バージョンアップしたOffice2016を起動

早速、Office2016(のExcel2016)を起動してみました。
Office2013時代のファイルの編集履歴は一切引き継がれないんですね……。ピン留めしていたファイルも含めて、あらゆる読み込み履歴は消えていました。それくらい引き継いでくれても良いと思うんですが……。(^_^;;; まあ、それは大した問題ではありません。

まずはOffice2016のライセンス認証

Excel2016を起動すると、下図のようにライセンス認証ウィザードが自動開始されました。

Microsoft Office Home and Business Premium ライセンス認証ウィザード

ここは特に何も考えず、デフォルトの「ソフトウェアのライセンス認証をインターネット経由で行う(推奨)」を選択して「次へ」を押せば問題ありません。
すると下図のようにしばらーく通信するので、待ちます。1~2分程度で問題なく認証は完了しました

Microsoft Office Home and Business Premiumのライセンス認証が完了しました。

実行しているすべてのOfficeプログラムを再起動するように案内されているので、まあ一応念のためにExcelを終了させて再起動させました。

インストールされたOfficeは、Ver 16.0.6741.2021

その後、メニューの「ファイル」→「アカウント」からバージョン番号を調べてみると、下図のように「Microsoft Office Home and Business Premium 16.0.6741.2021」と出ていました。
バージョン番号の先頭「16」ってのが「Office2016」の意味ですかね?

Microsoft Office Home and Business Premium 16.0.6741.2021

古いOffice製品は消える

ちなみに、Office2013とOffice2016は共存できない仕様なので、Office2013はすべて消えます。
プリインストールの「Microsoft Office Home and Business Premium」に含まれるすべての製品が一括更新されるので、プリインストール時のまま使っているなら何も問題はありません。しかし、後から自分でパッケージを購入して、他のOffice2013製品を加えた場合(Visioとか)には、それも一緒に消えてしまうので注意が必要です。

とはいえ、もっと古いOffice製品はそのまま残っていました。実は私は大昔に購入した「Microsoft Visio 2003」を未だに使っているのですが(^_^;)、これは消えずにそのまま残っていました。(いい加減に最新版にせねばならんかな……とは思っているものの、使用頻度がさほど高くない上に、Visio形式のデータを他者と受け渡すことはまずないので、古くても困っていないのでした。^^;;;)

Office2016にはメニュー部分に加わった機能の検索機能が便利

Office2013とOffice2016では外観はあまり変わっていません。
ただ、機能の検索機能が増えました。私がこの機能が欲しかったのでアップグレードしたかったのでした。
意外と便利仕様です。
単にヘルプを検索できるという機能ではなく、入力した文字列に該当する機能がその場で使えます。これは相当に便利な気がします。

下図は、ExcelやWordで機能を検索してみたところです。
単純に機能のヘルプが出るわけではなく、直接(入力した文字列に関係する)機能がずらっと並んで出てきます。この中に目的の機能があればそれを直接選択すれば良いし、なければ検索語を変えてみれば良いだけです。

Excel2016ツールバーから機能検索 Word2016ツールバーから機能検索

個人的には、この「機能検索」機能がOffice2016最大のメリットじゃないかな、と思います。^^;
使いたい機能がどこにあるのかを、メニューをクリックして複数のリボンから探さなくても、単にツールバーの端にある入力欄に機能名っぽい文字列を入力すれば良いわけですから。

というわけで、PCにプリインストールされている「Office Premium プラス Office 365」に含まれる365の権利を行使して「Office2013」を「Office2016」にアップグレードした話でした。

関連日記:
プリインストールの「Office Premium プラス Office 365」でOffice2013を2016にアップグレードした場合でも永続使用は可能(2016年4月14日)

レスポンシブな2段組レイアウトを作るHTML+CSSの書き方

レスポンシブな2カラムレイアウトを作るCSSの書き方ウェブページのレイアウトで「2段組(=2カラムレイアウト)」はかなり需要がありますよね。
このレイアウトを(HTMLは共通のままで)PCやモバイル端末などのあらゆる端末に楽に対応させるには、

  • スマートフォンなどの狭い画面では1カラム(段組なし)で表示、
  • タブレットなどの中間サイズでは一部分だけをマルチカラムにして表示、
  • PCなどの広い画面では2カラムで表示

……という動的なレイアウト変更ができると便利です。
そのような表示を実現する「レスポンシブ・ウェブデザイン」を使って、2段組(2カラムレイアウト)ページを作成するHTML+CSSソースの書き方をAll Aboutで解説しました。

レスポンシブな2カラムレイアウトを作るCSSの書き方(@All About ホームページ作成)

2段組レイアウトを作る場合、「HTMLソースの記述方法(順序)」と「実際の2段組の構造(表示順)」をパターンにすると、4通りの実現方法があります。
これら4通りについて、それぞれサンプルを用意しています。お望みのソース構造やレイアウトに合わせた解説を参考にしてみて下さい。

iOS 9.3.1へのアップグレード後にパスワードが通らず、危うく文鎮化(^_^;)

iOS9.3がリリースされた直後に、iPhone5s、iPad Air、第五世代iPod touchなどの一部のAppleモバイル端末で、アップグレード直後に求められるApple IDの入力時にパスワードが違うと言われてしまう(=アクティベーションできない)問題が報告されていました。
これはApple側が不具合を認めていて、既に最新のアップグレードでは修正済みだとのニュースを読んでいました。
なので、てっきり大丈夫だと思っていたんですけども……。

昨夜、私のiPod touch(第五世代)にiOS 9.3.1をインストールしたら……、
再起動直後のアクティベーション(=Apple IDに対するパスワードの認証)に失敗して、そこから先に進めずホーム画面にまでたどり着けなくなってしまいました。

すわ! iPod touch、文鎮化か!? (;゚Д゚)

……と、まあそこまで本気で思ったわけではありませんけども、
正しいパスワードを入力しているのに拒否されるのはなんだか腹立ちますね。(^_^;;;
この不具合は既に解消済みだと思っていたので油断しました。

最終的には、USB経由(Lightningケーブル)でWindows PCに接続して、iTunes側にiPod touch端末を認識させた状態で、iPod touch側でアクティベーションを実施(=Apple IDのパスワードを入力)したらすんなり通ったので解決したんですが。
以下に若干のメモを残しておきます。^^;

Appleのサポートが公表している対処方法を試す

この現象が最初に発表されてからは結構な日数が経っていますから、解決方法はネット上にたくさんあるだろうと思いました。ググってみるといくつか見つかりましたが、とりあえず、Appleウェブサイト内のサポート情報に書かれている公式方法を試すことにしました。(下記リンク先参照)

iOS 9.3をインストール後、iPhone、iPad、またはiPod touchをアクティベーションできない(@Appleサポート)

上記のページには、簡単に言うと以下の3通りの方法が示されていました。

  1. 異なるApple IDが選択されているかも知れないので確認するなりパスワードをリセットするなりする方法。
  2. PC上のiTunesを経由してアクティベーションする方法。
  3. iCloud.comにログインして、アクティベーションロックを解除する方法。

1. Apple IDは問題なく正しい

まず、「方法1」は念のための確認ですね。iPod touchの画面を見ればすぐに分かります。Apple IDは間違いなく私が普段使っているものでした。そもそも私はApple IDを1つしか持っていないので、他のIDが入りようがないわけですが。まあ、複数持っている人はよく確認する必要があるでしょうね。
IDは私の物であるにもかかわらず、私のパスワードが拒否されてしまいます。

3. iCloud.comからデバイスの存在を消せば良いとのことだが、そもそも見つからない

次に、「方法2」ではなく「方法3」を試しました。iPod touchを物理的にPCに接続するのが面倒だったので、まずはネット上でなんとかできるならそれがいいかなと思いまして。(^_^;)
しかーし。
Appleサイトで示されている手順「iCloud.comへアクセス」→「iPhoneを探す」→「問題のデバイスを選択」の時点で詰まりました。サポート情報には、ここから問題の端末を選択してリストから削除すれば良いと解説されているのですが、私がログインした画面には「すべてのデバイスがオフラインです」と示されるだけで何も操作できる選択肢がありませんでした……。^^;

2. ケーブルでPCに接続してから試すと上手くいった

というわけで、最後に「方法2」を試すことにしました。iPod touchを物理的にPCに接続して、iTunes経由で何とかする方法です。

  1. まず、iPod touch本体をUSB経由(Lightningケーブル)でPCに接続し、PC上でiTunesを起動します(デフォルトの設定ならたぶんiTunesは自動起動しますが)。
  2. iPod touch側で「このコンピュータを信頼するか?」と質問されるので「信頼する」をタップ。
  3. PC上のiTunesで、ツールバー上から端末アイコンをクリックすることで、iPod touchの情報をウインドウ内に表示させました。
  4. すると、PCとiPod touch間での同期処理が自動的に始まってしまったので、まあ、そこは同期が完了するまで待ちました。中断させて余計なトラブルを招きたくありませんし、そもそも同期自体はされても別に構いませんし。

で、問題はここからです。
Appleサポートサイトの説明によると、「iTunes上にデバイスのアクティベート画面が表示されます」とのことなんですが……、特に何も表示されませんでした。(^_^;;; この時点では、

  • iTunesウインドウ内には、ただiPod touchの情報が表示されているだけです。(※)
  • iPod touch端末の画面上では、相変わらずApple IDに対するパスワードが求められ続けています。

しかし。
ここで、試しにiPod touchの画面上で、再度パスワードを入力してみました。

すると! 今までの問題が嘘のように、あっさり通過。
パスワードは無事に認識されて、アクティベーションは完了しました。

それ以後は、若干の設定(iOSのアップグレード直後に求められる「二段階認証をどうするか」とか「iCloudをどうするか」とか何かそういう設定)を経て、最終的には問題なくホーム画面が表示されました。
Appleサポート側が示す手順とは異なるのでイマイチ釈然としない部分もありますが(^_^;)、まあ、結果オーライです。^^;
めでたし、めでたし。

※もしかしたら、私のWindows PCにインストールされているiTunesが最新版ではなかったからかもしれません。先にiTunesを最新版にアップグレードしておこうと思ったんですが、なぜかAppleのサーバの反応が遅すぎて数時間かかりそうだったのでやめました。(^_^;) 21時頃だったんだけど、なぜそんなに混んでたのか……。

iOSのアップグレードは深夜に予約はしない方が良い?

今回のiOSアップグレードは自分で「設定」画面からアップグレード操作することで実施したんですが、iOSでは深夜(午前2時~4時)に自動的にアップグレード処理が実行されるように予約することも可能なんですよね。
私のiPod touchにも、ここ数日間は、朝に以下のようなアップグレード予約を促す画面が出ていました。

ソフトウェア・アップデート/電源に接続されているときに、iOS 9.3.1は2時~4時の間にアップデートを自動的に実行します。

私の場合はここで「夜間にインストール」をタップしていても(電源にも接続していたにもかかわらず)なぜかアップグレードは実行されなかったので、最終的には手動で実行したんですけども。
もし、夜間にインストールが成功してしまっていたら、朝起きたときに、iPod touchのアクティベーションが通らずに面倒なことになったハズです。朝は対処している時間的余裕がありませんから。そうならなくて良かった……。^^;;;

というわけで、iOSのアップグレードは深夜には予約しない方が良いですね。^^;;;
自身で直接対処できる時間的余裕のあるタイミングで実施した方が良さそうです。

プリインストールの「Office Premium プラス Office 365」でOffice2013を2016にアップグレードした場合でも永続使用は可能

結論から言うと、
PCにプリインストールされている「Office Premium プラス Office 365」に含まれる365の権利を行使して「Office2013」を「Office2016」にアップグレードした場合、1年後のサブスクリプション期限が来てもアップグレードした「Office2016」はそのまま使用し続けられる、ということです。なぜ断言できるかというと、Microsoftのサポートに問い合わせたからです。(^_^;)
以下はその話。

プリインストールされているMicrosoft Officeはちょっと特殊な形態

最近のPCのうち、Microsoft Officeがプリインストールされている機種には「Office Premium プラス Office 365」という特殊なバンドル版Officeが入っているものがあります。これは、「Office2013」や「Office2016」などのMicrosoft Office製品に加えて「Office 365」の権利が1年分だけ付属しているものです。

※Office365はサブスクリプション形態

「Office 365」というのは、(従来のパッケージ製品とは異なり)年額料金を支払うことで、常に最新のOffice製品にアップグレードして利用できるサービスです。他にもSkypeやOneDriveの使用権が付属していますが。だいたい2年ごとに新バージョンのOfficeに買い換えているような人であれば「Office365」を使う方がトータルでは安くなる、というような話をよく聞きます。しかし、現行バージョンを3年以上使い続けるつもりなら、バージョン単体(Office2013とか、Office2016とか)を購入した方が安いみたいですね。
※もちろん、SkypeやOneDriveの有料サービス分を利用していたり、モバイルOS版のOfficeも使いたいというのであれば、Office365の方が安いケースはもっとあります。

そもそも「Office Premium プラス Office 365」のライセンス形態とは

PCにプリインストールされている「Office Premium プラス Office 365」には、以下のような2つの権利があります。

  • プリインストールされているMicrosoft Office製品(Word・Excelなど)は、そのPC上で永久に使用可能。
  • Office365の権利(最新バージョンへのアップグレードやOneDriveの容量増加など)は、1年間だけ使用可能。

つまり、以下のような2重のライセンス形態です。

  • もしPCにプリインストールされているOfficeが「Office2013」であれば、その「Office2013」は1年を超えても問題なく使用し続けることができます。これはパッケージ版と同じ扱いです。
  • もし「OneDrive」を無料コースの容量を超えて使用しているなら、サブスクリプション期限(1年後)には使用可能な容量は減ります。(追加で1年分の権利を買えば維持できます。)

上記の点には特に疑問はありません。要するに「Microsoft Office」に「SkypeやOneDriveの有料サービスの使用権1年分」が付属している、というだけのことですから。
しかし、ここで1つだけ大きな疑問があります。それが下記。

「Office365」の権利を行使してOffice2013をOffce2016にアップグレードしたら、1年後に使用権はどうなる?

私が購入したPCにプリインストールされている「Office Premium プラス Office 365」は、Officeのバージョンとしては「Office2013」でした。そのWord2013やExcel2013を起動すると、最近、ツールバーの下に下図のようなアップグレードを促すメッセージが出るようになりました。^^;

Microsoft Excel:新しいOFFICEをインストールしましょう。Office365所有者の特典の1つです。

たしかに、「Office365」には、「Microsoft Officeを最新版にアップグレードできる」という権利があります。
しかし、この権利は1年間だけのものです。
とすると、この権利を行使して最新のOffice2016にアップグレードしたら、サブスクリプション期限が来た後(1年後)、その使用権はどうなってしまうのでしょうか?

この答えが知りたくていろいろググってみたり、Microsoftのユーザフォーラムを覗いてみたりしたのですが、イマイチ明確な説明が見つかりませんでした。
Microsoft OfficeのウェブサイトでFAQページを見ても、私の求めている回答は見つけられませんでした。
なんででしょうか。^^; みんな、気にならないのかな……?(^_^;;; いや、単に探し方が悪いのかも知れませんけども。

MicrosoftのAnswer Deskで質問したところ、サブスクリプション期限後も永続使用可能だと回答を得た

Microsoft OfficeのウェブサイトでFAQを検索していると、そのものズバリな回答は見つからなかったのですが、代わりに「Answer Techとオンラインでチャットする」という選択肢があったので質問してみました。(電話で問い合わせる選択肢も提示されていましたが。)
そういえば、最近のPC関連サポートでは、電話でもメールでもなく、チャットでリアルタイムに問い合わせる手段が用意されていることがありますね。存在自体は知っていましたが、実際に利用したのは今回が初めてでした。
以下はそのときのキャプチャ画像です。(Firefoxでも問題なく使えました。:笑)
担当者の名前は念のためにマスクしました。濃い青色の発言(左)がサポート担当者、薄い青色の発言(右)が私です。

プリインストールの「Office Premium プラス Office 365」を使っているのですが、これでOffice2016にアップグレードしたあと、サブスクリプション期限が来た場合、2016は継続使用可能なのでしょうか?

というわけで、
PCプリインストールの「Office Premium プラス Office 365」の権利を行使して「Office2016」にアップグレードした場合は、サブスクリプション期限(1年)が来た後でも「Office2016」の使用権は維持できる(=ずっと使用可能)とのことでした。
特に最初のバージョンに戻さないといけないとか、Officeが起動しなくなるとか、そういうことにはならないようですね。
これで安心して最新バージョンにアップグレードできます。(これなら、アップグレードしない選択を採る理由がありません。)

サポート担当者とチャットで会話できるというのは手軽で良い感じです。^^;
今回の相手は(少なくとも私が判断した限りでは)人間のようでしたけども、こういうのは人工知能が担当する日も近そうですね……。(^_^;;;

まあ何はともあれ、「Office Premium プラス Office 365」がプリインストールされたPCをお使いであれば、サブスクリプション期限が来る前に、最新バージョンにアップグレードさせておくのが良いでしょう。(ググったところ、アップグレードには2GB以上のダウンロードが必要っぽいので、高速回線が使用可能な場所で実行するのが良さそうです。)

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Windows10で時刻がズレているとき、時刻サーバと強制的に同期させる方法

昨日、いつものように仕事用PCでWindows10を起動すると、なぜか時刻が1時間ほど進んでいました。(^_^;;;
「ええっ!? もうこんな時間!?」と驚いたんですが、違いました。PCの時計が間違っていただけです。
Windows10での時刻設定はネット上の時刻サーバと自動同期する設定のままなので、なんでぴったり1時間ほどズレたのか分かりません。
まあ原因はともかく、ズレた時刻を修正する必要があります。

Windowsでは、時刻を手動で設定することも可能ですが、それだと少しずつ微妙に時刻がズレていくはずですから、時刻サーバと定期的に自動同期する設定の方が望ましいです。
しかし、次回の自動同期時刻になるまでズレたまま放置するわけにもいきませんので、ネット上の時刻サーバと強制的に同期させる方法が必要です。
ネット上の時計サーバと今すぐ同期させる手段は、Windows10の「設定」画面内にはありませんが、旧「コントロールパネル」側にはあります。

手順は以下の通りです。

Windows10の日時設定を、今すぐ時刻サーバと同期させる操作方法

行き方はいろいろありますが、とりあえず私がたどった方法をそのまま書いてみます。
先に手順を簡単に言うと、

  1. タスクバーの日時表示部分をクリック
  2. 「日付と時刻の設定」リンクをクリック
  3. 「日付、時刻、地域の追加設定」リンクをクリック
  4. 「日付と時刻の設定」リンクをクリック
  5. 「インターネット時刻」タブをクリック
  6. 「設定の変更」ボタンをクリック
  7. 「今すぐ更新」ボタンをクリック

です。(^_^;;;
たぶん、コントロールパネルを出してから「時刻」で検索する方が早い気はします。
しかしまあ、この7ステップを画面イメージ付きで以下に紹介しておきます。

1. タスクバーの日時表示部分をクリック

まず、Windows10のデスクトップ上に見えているタスクバーの端にある「日時表示部分」をクリックします。
下図ではタスクバーを縦置きしているので普通とちょっと違いますが、タスクバーが画面下部に横置きされているたいていの環境では「画面の右下端」にあるはずです。
その日時表示部分をクリックすると、下図のようにカレンダーが現れます。

タスクバーの日時表示部分をクリック

2. 「日付と時刻の設定」リンクをクリック

そのカレンダーの下部に「日付と時刻の設定」というリンクがあるので、それをクリックします。(上図の黄色矢印の先)

※追記(2017/09/17):
今のWindows10では出てきません。代わりに、日付表示部分を右クリックすると表示されるメニューの中に「日付と時刻の設定」項目があります。そこをクリックして下さい。

3. 「日付、時刻、地域の追加設定」リンクをクリック

すると、下図のようにWindows10の設定画面「時刻と言語」が開き、「日付と時刻」の設定画面が見えます。
ここでは「時刻を自動的に設定する」というON/OFFボタンは存在するものの、ここをどうにかしても時刻サーバと強制同期することはできません。(^_^;)

「日付と時刻」の設定画面

この画面を下方向にスクロールすると、黄色矢印の先のように「日付、時刻、地域の追加設定」というリンクが見えます。これをクリックします。

4. 「日付と時刻の設定」リンクをクリック

すると、今度はコントロールパネルが開き、「時計、言語、および地域」という画面が見えます。
ここで下図のように、「日付と時刻の設定」という項目(リンク)をクリックします。

コントロールパネル「時計、言語、および地域」

5. 「インターネット時刻」タブをクリック

すると、下図のような「日付と時刻」設定ウインドウが表示されるので、「インターネット時刻」というタブをクリックします。(黄色矢印の先)

「日付と時刻」設定ウインドウ

※ここで「日付と時刻」タブを表示しているとき、タイムゾーンの設定が『(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京』になっていない場合は、まず「タイムゾーンの変更」ボタンをクリックして、正しいタイムゾーンに手動で修正する必要があります。

6. 「設定の変更」ボタンをクリック

すると、上図のようにどこの時刻サーバと前回いつ同期したのかの情報などが見えます。
そこに「設定の変更」というボタンがあるので、それをクリックします。(上図の緑色矢印の先)

7. 「今すぐ更新」ボタンをクリック

すると、下図のように「インターネット時刻設定」というウインドウが表示されます。

「インターネット時刻設定」ウインドウ

ここで「インターネット時刻サーバーと同期する」というチェックボックスにチェックが入っていることを確認した上で、同期したいサーバを選択(デフォルトではたぶん time.windows.com )して、「今すぐ更新」ボタンをクリックします。
すると、その場で通信が行われて、時刻サーバの時刻と、PCの時刻が強制的に合わせられます。

以上で、時刻サーバとの強制的な同期は完了です。もし通信がうまくいかない場合は、他の時刻サーバを選んでみて下さい。
どれを選択してもうまくいかない場合は、そもそもインターネット接続に問題があるかも知れません。

というわけで、Windows10で時刻がズレているときに、手動で時刻を設定することなく、強制的に時刻サーバとの同期を更新する方法でした。

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