そしてその後・・・
不具合は東証側だった・・・

複数のシステムを接続する場合、データの整合性のチェックというのは大変だったりしますよね。

今回のは同じ数字の型のデータということもあり、チェックしにくいですよね。
もっとも・・・
発注->取り消しの取り消し側ができなかったという内容みたいですが。

空売り：
一株100円のものと仮定します。
今、これを1000株持ってます。
近いうちにこの株が90円まで下がる可能性があります。
ほかのところから2000株借りて、これを売り（2000*100円）、下がった後（今回は90円とします）に買い戻して2000*90円）、株を返す、というやり方。
こいつのいいところは、株価が下落しても儲かる、株を持ってなくても売買できるというところですか。
ただし、信用取引なんで、最初にある程度金額が必要なのは変わらない・・・

証券取引のシステムって、結構キャパシティギリギリの危ない橋を毎日渡ってたってことでしょうか？(^^;;;

株価の最低額が57万円くらいで、みずほ証券の担当者は売りに出した1円でキャンセルしようとしたらしいですが、ここを57万円でキャンセルにしたら通ったんではないか、とか、ずいぶんシステムにも改善の余地がある話ですね…。まあ、そんなこと言ってられんほど、システム的にいっぱいいっぱいな状態でなんとかやってたのかも知れませんが…。^^;;;

空売り。詳しい解説ありがとうございます。^^;
それにしても、3000株しか市場に出てないのに61万株空売りというのが行われる可能性ってのはないですよね？(笑)

このページ、Yahoo!Japanの検索で、「ジェイコム」「誤発注」「みずほ証券」あたりのキーワード（どれか2つくらい）でずいぶんヒットするようだ…。^^;;;
アクセス数が高い…。^^;;;
（このコメント欄右側の「TrackWord」の項目を参照）

> それにしても、3000株しか市場に出てないのに61万株空売りというのが行われる可能性ってのはないですよね？(笑)

普通は無いです(^^;;;
結局、市場に出ている株数がいくつあるかというチェックをし忘れているのが今回の問題なんでしょうね。
これをチェックするのはどう考えても東証側のシステムでやる問題でしょうし。
だからこそ、後から東証側が謝罪という形になったんでしょうね。

システム構築側になったとして考えても、「空売り」のシステムをよく知らなければ、今回のようになり、知っていれば、どっかでエラーで返せたはずですよね。

勝手な推測ですが、システム構築者は最初は空売りのシステムを知らなかったのではないかと思います。
その後、実際に持って無くても売れるように修正した、しかし、株総数チェックはしていない、なのかなと。

システムを構築する（特に既存を電子化する）ためには、実際の作業内容（ユースケース？）をきちんと把握しておかなければならないなと、改めて思いました。

システムを作った富士通の株価が下がってるようですね。^^;;;
損害は400億円超らしいですが、みずほ証券と東証と、どういう分担で負担するんだろう…。^^;;;

システム側の問題が濃厚ということで、みずほ証券で実際に入力を誤った社員はクビにはならずに済んだんですかね？(^^;)

このページ、Yahoo!検索結果からのアクセスがすごいです。^^;;;

皆さん、気になる話題のようですねｗ