にしし ふぁくとりー(西村文宏 個人サイト)

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2015/09/22. 13:23:31.

「ご苦労様」という表現は忘れてしまえばよい

「ご苦労さま」・「お疲れさま」という言葉があります。どちらも苦労をねぎらう表現ですが、立場によって使える表現が異なります。

「ご苦労さま」は、目上の人間が目下の人間に対して使う言葉。なので、目下の人間が目上の人間に対して「ご苦労さま」と言ってはならんのです。
逆に、「お疲れさま」は、目下の人間が目上の人間に対して使う言葉。したがって、目下の人間が目上の人間に対して使うことができます。

上司→部下: ご苦労さま
部下→上司: お疲れさま

慣れれば別に問題なく使い分けられるでしょうが、実際のところ、別に慣れる必要も理解する必要もなく、ただ次のようにすればいいんです。

  • 「ご苦労さま」という言葉は忘れる。
  • で、誰に対しても「お疲れさま」と言う。

これならとっても簡単。

「ご苦労さま」と言ってはならない人に言ってしまうことは問題ですが、「お疲れさま」と言わなくても構わない人に言ってしまっても問題にはなりません。だから、誰に対しても「お疲れさま」と言えばいいのです。なら、問題は起こりません。

上司→部下: ご苦労さま(「お疲れさま」と言っても問題はない)
部下→上司: お疲れさま

「敬語」でも同じこと。

敬語を使わなければならない相手に対して敬語を使わずに話すことは問題です。でも、敬語を使わなくても構わない相手に対して敬語を使ったとしても、全く問題ありません。だから、敬語を使うべきかどうか迷うことが多いなら、もういっそのこと「誰に対しても敬語を使えばいい」わけです。

例えば、学生は先生に対して敬語を使うべきです。でも、先生は学生に敬語を使う必要はありません。この状況で、学生が先生に対して敬語を使わなかったとしたらそれは問題です。でも、先生が学生に対して敬語を使うことは、特に問題にはなりません。「ああ、丁寧な先生だなあ。」という印象を持たれるだけでしょう。

というわけで、「ご苦労さま」と「お疲れさま」は、区別の方法を覚えるのではなく、「ご苦労さま」という言葉を頭の辞書から消し去って、誰に対しても「お疲れさま」と言えばいいのです。

お疲れ様・ご苦労様(@Okumura's Blog)

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