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ピーナッツはナッツ(木の実)ではない

NATIONAL GEOGRAPHIC今月号の巻頭付近に、食に関する小ネタページがあるんですが、そこに、「ピーナッツはナッツではない」と書かれていました。
英語でナッツ(Nuts)とは「木の実」のことですが、ピーナッツ(Peanuts)は「木の実」ではなく「」なんですね。^^;

ピーナッツはナッツではない

広辞苑の「ピーナッツ(落花生)」項目によると、アンデス地域原産のマメ科の一年生作物で、豆類では大豆に次いで多く世界中で栽培されているとか。

スーパーやコンビニで販売されているナッツのセット袋だと、だいたい、アーモンド、カシューナッツ、クルミあたりが入っています。マカダミアナッツが入っているのもありました。(特に価格の安いパッケージには)ピーナッツが含まれる製品もとてもよく見かけますが、ピーナッツだけはナッツ(木の実)ではなく豆だったんですねえ。(^_^;;;

日本語としての「ナッツ」では……?

ただ、大辞林で「ナッツ」を調べると、「堅い殻をもち,食用とされる果実の総称」と説明されていて、例にはピーナッツも含まれていました。もしかすると、国語辞典的には、ピーナッツもナッツというカテゴリなのかも知れません。(^_^;) ただ、広辞苑や明鏡国語辞典で同じく「ナッツ」項目を調べてみると、ピーナッツは例示されていませんでしたが。(^_^;;;

各種国語辞典での「ナッツ」項目の比較

大辞林では「堅い殻をもつ食用の果実」ですが、広辞苑と明鏡国語辞典では「木の実」だと説明されています。前者は、現在で日本語として使われる「ナッツ」は必ずしも「木の実」とは限らない、という解釈での説明なんですかね。後者は、英単語としての「ナッツ」の説明でしょうか。

ちなみに、英和辞典で「Nuts」を調べると「~に夢中になっている」という意味の形容詞としての説明が出てきます。^^; 単数形のナット「Nut」を調べると、たしかに「木の実」という意味も出てきますが、ボルトに填めて使う「ナット」とか、「変わり者」、「ファン」とかの意味もあります。なんか全体的にあんまり良い意味には使われないような感じ……?(^_^;;;

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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