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Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2025/12/17. 17:33:04.

1年前に、5年ぶりに運転免許を更新した話

運転免許証がマイナンバーカードと統合される直前の更新

ちょうど1年前に運転免許の更新に行きました。本当は昨年のうちに書いておこうと思っていたのですけども、ブログ環境のリニューアル等を考えているうちにすっかり塩漬けにしてしまっていました。行ったときの記録が残っていたので、思い出しつつ書いてみます。

昨年の時点ではまだだったんですが、今年の3月末からは運転免許証がマイナンバーカードと統合されたのですよね(※健康保険証とは違って従来通り物理的な運転免許証を持つことも可能ですけども)。なので、こういう過渡期というか「マイナンバーカードに統合される直前の更新」がどうだったかを見返せるように残しておくと、後々に何か比較の参考にでもなるかなと思いまして。
……いや、そんな大した話ではなくて、要はただの日記ですけども。

1年前(2024年)の12月(たぶん中旬)

というわけで、1年前の12月に、5年ぶりの運転免許更新に行ってきました。運転免許証の期限は取得日に関係なく本人の誕生日が基準です。私は1月が誕生日なので、だいたい12月~2月の間に更新すれば良いことになっています。年末は混みそうですし、1~2月はさらに寒そうなので、12月の早めに行っておきたいな……と思って行ってきました。

兵庫県民なので(たぶん)兵庫県内ならどこの更新拠点でも更新できるわけですが、いつも使っているのはJR宝塚線の伊丹駅前にある阪神運転免許更新センターです。(阪急電車にも伊丹駅はありますが、そこからだと徒歩7分くらい掛かるので「駅前」とは言えません。)

阪神運転免許更新センター庁舎内図

伊丹市は確かに間違いなく「阪神地域」にありますけども(※大阪府と隣接していて大阪空港(伊丹空港)の滑走路側の敷地が存在する市でもありますし)、でも大阪府民が免許更新に利用するわけではない施設なのに「阪神」と名付けると紛らわしくないかな……と思わなくもないですね。よく考えると。(※住民票がある都道府県で更新しますから、「神」地域の人々は利用可能ですが、「阪」地域の人々は使わないわけで。)

建物は同じでも行く度に微妙に変わる流れ

阪神運転免許更新センターは、行く度に微妙に仕組みが変わっている気がします。
まあ、5年に1度しか行く必要がありませんから、直近の2回だけで10年もの幅があるわけですから、変わらない方がおかしいかもしれませんけども。
建物自体はもちろん同じですが、手続きがスムーズになってきている気がします。

▼入口で免許証のIC読み取り

今回(※1年前の話ですけども)は、建物の入口から中に入った直後の時点で、免許証ICの読み取りが必要でした。そこを通過しないと何もできないぞ、という感じで、セルフレジみたいな配置で免許証のIC読み取り装置が数台(たぶん6台か8台くらい?)並んでいた気がします。

免許証のICには暗証番号2つの設定が必要でしたが、1つは強制指定で、もう1つを自力で考えて入力する仕様でした。1つ目の暗証番号は「券面に印字されているデータを取り出す際に使う番号」なので、ぶっちゃけ暗証番号なしで良いのではないかと思いましたけども(どうせ覚えないでしょうし)。テキストデータで得られる点が異なるとはいえ、今のOCRなら券面の画像からでも正確にテキストを抽出できるでしょうからね。

とはいえ、この「入口でのIC読み取り」が、その後の手続きの手間を軽減していました。

以前は、建物に入ってからすぐ免許更新の申請書みたいな紙の書類を書かされたような気がします。
いや、今回も紙の書類を書いたのは書いたんですが、既に自分の情報が印字されている紙が出てきていましたから、変更がなければ署名くらいしか書かなくて良かったような気がします。

運転免許証のICチップは、外で使う機会は1度もありませんが(※そもそも運転免許証の提示を求められた機会自体がないんですけども)とりあえず、更新手続きでは利用するようにはなっているわけですね。^^;

▼写真撮影の列A~Cの区分は何?

更新料の支払いから写真撮影までは以前とほぼ同じ手順でした。
写真撮影では今回は「C」列へ並ぶよう言い渡されて、ずいぶん待機列が少なくてあっという間に済みました。前回の更新時では私が並んだ列が長かったのですけども。今回は隣の「B」列を言い渡されていた人々がずいぶん多かったのですが、この区分は何なのでしょうかね……?

▼初「満席になり次第始める講習」+「免許証は室内で1人ずつ手渡し」

今回の更新講習は、座席指定かつ「満席になったら始める」仕様になっていて驚きました。時間では区切らずに、人が集まり次第始める方式に変わったんですね。まあ、ひっきりなしに人が来ることが前提なら、その方が効率は良いのかな。
最初に運転免許を取得してからずっと、運転免許の更新は平日の朝にしか行ったことがありませんが、それでもいつも人はたくさん居ます。

優良講習

新しい免許証は、その講習を受けた室内で順番に手渡しされました。
これがとても楽で良かったですね。
従来は、1階へ下りて、免許証が発行される窓口前にたむろして、自分の名前が呼ばれたら取りに行く……という方式でしたから、ちょっと時間もかかる上に面倒でもありましたから。

講習室が座席指定になっていて、その座席の順番に免許証が渡されるので、「別の場所に移動する必要がない」&「あと何番後に自分の番が来るかが明確」なので、『いつになるか分からない状態で待つ』ということがないため、気分的にもとても楽でした(たとえ実際の待ち時間が従来と同じだとしても)。

次回はマイナンバーカードと統合される制度での更新になるけど

既に運転免許証とマイナンバーカードが統合される制度が始まっていますから、次回はまた受け渡し方法が変わっているのでしょうね。
ゴールド免許ですから次の更新も5年後です。(※更新したのは1年前の話ですから、実際には「今から4年後」ですが。)

優良講習に関してはネットで講習ビデオを視聴しておいて、あとは免許更新センターで免許証を受け取るだけ……というようなこともできるとアナウンスされていた気がします。そうなると、もっと楽になるでしょうね。
……と思ったんですが、警察庁サイトの説明を読むと、オンライン講習を選択するためには、マイナ免許証を持っていなければならないっぽい感じのことが書かれているので、今の時点でマイナンバーカードに免許情報が載っていない場合には、少なくとも次回の更新時は、オフラインで(免許更新センターで)受講しないといけないのでしょうかね……?

運転免許証がマイナンバーカードに統合されると言っても、(追加料金を払えば)物理的な運転免許証の発行も継続して受けられる制度なようです。その場合は、マイナンバーカードでも物理運転免許証でもどちらでも免許を確認できるようになるっぽいですね。
(そもそもマイナンバーカードを所有していない人には従来通り普通に運転免許証カードだけが発行されるわけですから、統合は強制ではありませんけども。)
身分証明書になるカードがマイナンバーカードの1枚しかない状態はちょっと不安なので、今のところ運転免許証も物理的に持っておきたい気がしています。

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著者紹介


にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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