にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/12/04. 20:48:32.

Sakura Scope (2022年11月)

ちょっと倒錯気味な、ただの日記です。(^^;)
これはやばいと思われた場合は、お早めに閲覧を中止されることをお勧め致します。

自分の全過去ツイートを一括ダウンロードできるTwitter公式機能が便利!

13年分の全ツイートでも一括ダウンロードできるTwitter公式機能が便利!

Twitterには、自分の全ツイートを丸ごと一括ダウンロードできる公式機能があります。
数年前に1度だけ利用したことがあったのですが、そのときには便利なIndexが付いていなかったので、あんまり役には立たないな……と思っていたのですけども、先日に再度ダウンロードしてみましたらめちゃくちゃ便利になっていて驚きました。
自分の過去ツイートを振り返るのにとても便利です。

Twitterの全ツイートを含むローカルアーカイブのトップページ

上記はブラウザのキャプチャですが、ネット上ではなくてローカルにあるHTMLを表示しています(※アドレス欄参照)。
Twitterサイトからダウンロードできる「全ツイートを丸ごと含むアーカイブ」に添付されているトップページを表示したところが上図です。

過去の全ツイートは、下図のような感じで(Twitter本家サイトとあまり変わらない感じの見た目で)閲覧できます。
全データがローカルにあるので動作も快適で、[End]キー1回を押すだけで13年前のタイムラインを遡って一番最初のツイートまで戻れます!

自分が投稿した過去の全ツイートを閲覧できる

これはなかなか良い感じのバックアップデータですね。
そのまま自分の個人サイトにUPしてしまえば、たとえTwitterをやめても過去ツイートを公開し続けられるのでは……。(ただ、ダウンロードできるアーカイブには個人情報も含まれていますので、本当に全ファイルをそのまま公開するわけにはいきませんけども。)

今、何やらイーロン・マスクがTwitterの大改造を行いつつあるようですし、この機能が削減されないうちに一旦ダウンロードしておくと良いのではないでしょうか。^^;(いや、削減されるという話は聞きませんけども。)

アーカイブが巨大なのは、投稿画像が全部含まれている上に、リツイートした(他者の)画像も含まれているから

私がTwitterからダウンロードできたアーカイブは、562MBのZIPファイルでした。
結構な大きさですね。
13年分とはいえテキストだけならそんなサイズにはならないでしょうけども、画像も全て含まれているようなので巨大になるんですね。
私はあまり画像投稿をしませんからこんなもので済んでいるのでしょうけども、画像投稿が主な方々だともっと遙かに巨大になるのかもしれません。

自分の投稿画像は全部含まれている
▲私の画像付きツイート例(右上にある検索窓から検索語「こたつ」で検索したところ)

▼自分がリツイートした「他者のツイート」に含まれている画像も全部ある!

自分がリツイートした他者のツイートも全部閲覧できるのですが、リツイートしたツイートに掲載されている画像も全部アーカイブに含まれていました……!
要するに、他者が投稿した画像もそのまま全部含まれています!驚きです。

これ、萌えるイラストをひたすらリツイートしてきた人にとっては、萌え絵の一括ダウンロード機能にもなってめちゃくちゃ良いのでは……。
私は残念ながら(ここ数年は)リツイートをあまりしなくなったのですけども。昔はよく脊髄反射で激しく萌えるイラストをリツイートしまくっていたような気がしますが。

リツイートに掲載されている画像もそのまま含まれている
▲リツイートしたツイートでも、画像はそのまま見える例

ただ、本来の投稿者の名前やアイコンは表示されず、まるで往年の(※ものすごくTwitter初期の頃の)「非公式リツイート」みたいな体裁で収録されています。
とはいえ、本文の最初に『RT @kyuryuZ :』のような形式でツイート主のIDがありますから、誰のツイートなのかはそこから分かります。「Twitterで表示」というリンクもありますから、そこからオリジナルのツイートをTwitter上で見れば、誰のツイートなのかは明らかです(消えていない限りは)。

なお、上図の画面キャプチャに見えるオリジナルツイートは下記のURLです。URLの中に投稿者のIDが含まれています。
twitter.com/kyuryuZ/status/1456456297931436044
上記のオリジナルツイートは、「私がリツイートしたツイート」として下記のURLでもアクセス可能なんですね。URLの中には私のIDが含まれています。
twitter.com/nishishi/status/1456610375932080129
後者のURLにアクセスすると、表示されるツイート自体は同じですが、ツイートの上部に『にしし/西村文宏さんがリツイートしました』という表示が加わっていました。

こんな仕様になっていたとは。

▼日付で絞り込んだり、検索語で検索したりもできる!

13年分のツイートが1つのタイムラインにすべて表示されているので、スクロールバーをほんの少し動かしただけで軽く2~3ヶ月くらい移動してしまいます。^^;
幸い、日付で絞り込む機能もありますので、数年前の特定の期間のツイートを振り返りたいなら、その機能を使うと良いでしょう。

私が2009年につぶやいた、Twitter上での初ツイートはどんなのだったかな……と思ったので探してみましたら(探すというか、単に[End]キーを1回押すだけで一番下まで移動するので簡単に見えるのですが)、まさかの「眠い!」の3文字だけでした……。^^;
そうか……。私のTwitterは「眠い!」から始まったのか。^^;;;
自分の最初のツイートも一番下までスクロールすれば簡単に閲覧できる

なお、検索窓に検索語を入力すると、入力を確定した瞬間に検索されます。
例えば「萌える」と検索語を入れると、下図のように出てきます。

ツイートを検索もできる

なお、上図で見えているツイートは、これこれこれです。

▼「いいね」したツイートも本文は全部あるものの……

左側のメニューから選択すると(下図の黄色矢印の先)、自分が「いいね」したツイートも閲覧できます。
……が、残念ながらここに含まれるのは本文だけです。画像は一切見えないので、萌えるイラストをどれだけ「いいね」していても、アーカイブ上では見られません。(´・ω・`)
本文(テキスト)なら全部ローカルで読めるのですけどもねえ……。

まあ基本的には、「自分のツイートのバックアップ」でしかないということでしょうかね? リツイートが丸々含まれているのが例外な感じで。(というか、リツイートは自分のタイムラインに流れるので「自分のツイート」の範疇という解釈なのでしょうね。)

「いいね」も閲覧はできるが、誰のツイートなのかはアーカイブ上では分からない

なお、上図に含まれている「いいね」のオリジナルツイートは、上から順に、

……などです。

▼ダイレクトメッセージでの会話は画像付きでそのまま含まれている

ダイレクトメッセージでやりとりした内容もそのまま残っています。
会話形式の表示のままで閲覧ができます。
ここでは、他者が発言した画像もそのまま含まれていて、会話のバルーンの中に表示されています。
ただし、相手が誰なのかの名前やIDは表示されていません。(^_^;;;

ダイレクトメッセージも読み返せるが、会話相手の名前やIDは分からない

相手の名前もIDもアイコンも表示されない(含まれていない)ので、会話の内容から誰なのかを推測するしかありません。
ただ、右上に見える「Twitterで表示」リンクをクリックすることで、Twitter上のダイレクトメッセージページに移動できますから、そこから誰なのかは確認できますけども。
なので、自分のアカウントを削除していない限りは確認できますね。

何故ここまで徹底して他者の名前を含めない仕様なのかよく分かりませんけども。

▼Twitter Cardは表示されず、URLは短縮結果だけが見えるのが少々残念

先程、「ツイート内の画像は全部見える」と言いましたが、残念なことにTwitter Card(=任意のURLを書いたときに、そのURLで公開されている画像や概要文が枠付きで見える機能)は見えません。
なので、Twitter上では「ニュース記事のサムネイル画像とタイトルと概要冒頭文が見える」ようなツイートでも、アーカイブ上では「ただURLが見えるだけ」の状態になっています。
これはちょっと残念ですね。
もちろん、Twitterへ移動して当該ツイートを見ることはできます。

あと、URLが全部 t.co ドメインの(Twitter公式の)短縮URLになっているので、いちいちTwitter側にアクセスしないとどこのURLなのかが分からない点もちょっと残念です。
Twitterカードが表示されず、ドメインも(t.coになっているため)分からないので、他サイトに言及したツイートは、そもそも何のサイトのURLを貼り付けたのかも(アーカイブ上では)分かりません。^^;

URLはすべて短縮結果だけが表示されている
▲本文中に書いたはずのURLが、全部 t.co ドメインの状態で表示されている例

▼フォローリストもない

これも極めて残念なんですが、「フォローリスト」のようなデータがありませんでした。
自分が誰をフォローしているのかのデータも一括で得られたら(バックアップとして)もっと便利だと思うんですけどもね。^^;

「いいね」一覧でも、ツイート主の名前もアイコンも表示されない仕様から考えて、他者アカウントの個人データは含まない方針なのかもしれませんが。(リツイートの場合も、元ツイート主の名前やアイコンは表示されていないわけですし。)

……とまあ、残念な点もありますけども、それでも過去の自分のツイートが一括でダウンロードできるのはとても便利です。
Twitterも未来永劫サービスが続くとは限りませんし、年1回くらいダウンロードしておくと良いのではないでしょうか。

Twitter上の全ツイートを一括ダウンロードする操作方法

自分の全ツイートを一括ダウンロードする方法は簡単で、以下のように操作するだけです。
(※公式ヘルプは、「Twitterデータを利用する方法」にあります。)

ただし、(ツイート総数に依るのだとは思いますが)ダウンロードデータが生成されるまでに少し時間がかかりますから、思い立った日にいきなりダウンロードできるとは限りません。私の場合は、ダウンロードできるようになったとTwitterから報告が来るまで24時間ちょっとかかりました。

  1. Twitterのメニューを「もっと見る」→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」とたどります。
  2. さらに、下図のように「アカウント」→「データのアーカイブをダウンロード」に進みます。
    Twitterメニュー「データのアーカイブをダウンロード」項目
  3. パスワードの再入力が求められるので入力します。もし2段階認証を設定しているなら、その認証も通る必要があります。
  4. すると、下図のように「Twitterデータ」項目に「アーカイブをリクエスト」というボタンが見えるので押します。
    Twitter「アーカイブをリクエスト」ボタン
  5. ボタンが「アーカイブをリクエスト中」に変わります。これは、このまま待っていてもすぐには変わりませんので、画面はここで閉じましょう。Twitter側でデータが準備できたら、メールで連絡が来ます。
    Twitter「アーカイブをリクエスト中」
  6. 私の場合は、24時間ちょっと後くらいに、下記のようなメールがTwitterから届きました。
    Twitterメール「Twitterアーカイブをダウンロードし、デスクトップブラウザで表示する準備ができました。」
  7. Twitterのメニューを再度「もっと見る」→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「アカウント」→「データのアーカイブをダウンロード」とたどると、今度は下図のようにダウンロードボタンが見えます。ファイルサイズも書いてあるので、ダウンロード前に確認しましょう。私の場合は 562MBでした。結構大きいです。
    Twitter「アーカイブをダウンロード」ボタン
  8. 「アーカイブをダウンロード」ボタンを押すと、ZIPファイルをダウンロードできます。

あとは、このZIPを展開して最初に見える「Your archive.html」ファイルをブラウザで開けば……、
ZIPを展開して「Your archive.html」をブラウザで開く

冒頭でも紹介した下図のようなツイートアーカイブページが見えます。
Twitterの全ツイートを含むローカルアーカイブのトップページ

なお、ZIPを展開した後に見える「data」フォルダの中にある「tweets_media」フォルダの中には、ツイートに使われた画像がまるっと収録されています。(リツイートした他者の画像も含まれています。)
dataフォルダの中のtweets_mediaフォルダ
時系列関係なく画像だけをざっと見たいなら、このフォルダの中を見ると良いかもしれません。
※ファイルの並び方を「日付順」とかに変更しても、これらの画像ファイルの作成日時は全部同じなので、実際の投稿に使われた日時順に並び替わったりはしません。(^_^;)

というわけで、Twitter公式の「過去ツイート丸ごと一括ダウンロード機能」が便利、という話でした。

水回り修理の依頼先を探そうとしたら、水道工事事業者がWebサイトをほとんど持っていない問題があった

自社サイトのある水道工事事業者が1桁%くらいしかなかった

台所と浴室の水回りをちょっと修理する必要が出てきたので、修理してくれる水道工事業者を探しました。緊急度はそこまで高くはないんですけども、でもパッキン交換とかで済むようなレベルの軽度でもない感じで。(結局は、修理というか、新しい水栓やホースに交換する工事を依頼しました。)

今の時代、Webサイトの制作を請け負う会社は山ほどありますし、Web利用者数もめちゃくちゃ多いので、もはやWebサイトを持っていない会社なんてほとんどないんじゃないか……などと思ってしまいがちですけども、全然そんなことはないのだなと再認識しました。

市が指定する水道工事事業者の一覧(社名と住所と電話番号だけが掲載されているリスト)を上から順番にググってみたのですけども、自社サイトがある会社の方が少ないです。「方が少ない」というか、全体の数%(1桁台)くらいしか自社サイトを持っていませんでした。┌(:3」└)┐
Webを持っていない会社、多すぎ!!

……一体どうやって営業しているのでしょうか??
もっとも、自社サイトがなくても、業界企業紹介まとめサイトみたいなサービスとか、iタウンページみたいなサービスで情報がヒットしますから、まったくWeb上に微塵も情報がない……というわけではありませんが。

でも、複数の会社を比較して依頼先を検討しようという場合、「自社サイトがある会社」と「自社サイトがなくて業種別企業一覧サイトとかにしか載っていない会社」とでは、依頼先として採用される可能性が天と地ほど異なるのではないかと思うのですけども。
だって、「何の情報も事前に手に入らない会社」に電話していきなり依頼とか、します……?
他に選択肢がないならともかく、あるわけですし。

▼Webサイトがないと怪しく感じられる時代だが

地方自治体(市とか)指定の水道工事事業者って、たぶん一般消費者向けに宣伝する必要性がないのでしょうかね……。
水道設備は経年劣化で問題が起きていくものですし、直さずに生活し続けるのは困難な上に、住宅はたくさん存在するわけですから、何も宣伝しなくても地域住民から勝手に依頼が入ってくるのでしょうか。ただ、競合他社との顧客獲得競争はないのかな……? という気はしますけども。もしかして、たいていの人は深く考えずに「自宅から最も近い業者」に依頼するんでしょうか?

私が数年前にWeb製作を担当したとあるNPO組織(もう20年以上の活動実績があるNPO)があるんですが、Webを開設することにした理由が、「なぜ、あんなNPOが市の施設に入居させてもらえるのか。Webも存在しないような怪しい集団なのに」という陰口を聞いた結果、「今の時代にはWebくらいないといかんな……」と判断したのだと聞きました。^^;
Webが存在しないと、どんな会社(組織)なのか、どんな人が居るのか、そこで何をしているのか、等々の情報が事前にはさっぱり分からないので、怪しく感じるんですよね。(^_^;)

▼高額請求の悪質業者問題がよく報道されているので

水道設備系の工事(台所とか風呂とかトイレとかの水回り)って悪質業者による問題もよく報道されているので、よほど「ここなら大丈夫そう」だと思われないと依頼されないと思うんですけども。
自宅の郵便受けにはよく「水道トラブル即応」的な広告マグネットがよく放り込まれていますが、悪質業者によるトラブルがわりとあるっぽいのでそういうのはゴミ箱に直行しています。

例えば、神戸市は「水まわりの修理・工事トラブル 悪質業者に注意!」のようにWebで注意を促しています。(神戸市だと、そもそも市がフリーダイヤルで業者を紹介するサービス(上下水道の修繕窓口)を提供しているんですね……。これは良いサービスですね。大きな市でないとそういうサービスの提供は難しそうですが。)

水道工事事業者は、各自治体(市とか)が指定する制度がありますから、そういうところの業者を選択しておけば、そうそうおかしなことはしないだろう……、と思いました。
市が指定しているからといって、どんな担保があるのか良くは分かりませんが。でもさすがに、市が指定している業者で悪質なことがあれば、市に苦情が行くなりしてリストからは外されるのではないかな、と思いますから、その辺を期待して私は市の水道工事事業者リストから選ぶことにしました。(先の神戸市のページでも、自力で業者を選ぶ場合は「市の指定工事店」へ依頼するよう書かれています。)

▼Webもなく、株式会社でもなく、電話は090/080から……?

市の水道工事事業者は、一覧が市役所のウェブサイトに掲載されています。たぶん今の時代ならどこの自治体でもWebで公開しているのではないかと思います。少なくともうちの近隣の市は皆そうでした。
なので、そのリスト(結構長いです)から調べたのですが……。

市の指定水道工事事業者でも、名称に「株式会社」とか「有限会社」とかが含まれておらず、電話番号は080とか090から始まっていて、住所がマンションの1室のような会社(法人かどうか分かりませんが)もありました。
別に規模が小さいことを問題にしたいわけではなく、会社組織であることが重要と言いたいわけでもないのですけども、その形態でWebすらないのですよ……。(^_^;;;

Webもなくて、住所がマンションの1室で、法人かどうかも分からない名称で、携帯電話だけで受け付けている事業者に、果たして依頼って行くんでしょうか……?(他に選択肢がないならともかく、近隣にも指定事業者がそこそこあるのにです。)
謎です。

業務内容的に「指定水道工事事業者」の指定が必要だけども、一般の顧客を取る気はない、みたいな事業形態もあるんでしょうか??

▼これから会社を興すなら、ググラビリティも考慮した社名に!

ちょっと話は逸れますけども、
市の指定水道事業者リストに掲載されているローカル企業名で(その会社のサイトを探すために)ひたすらググっていて思ったのですが、世の中の創業者はみんなもっとググラビリティを考えて社名を付けた方が良いのでは!?!?

いや、20年以上前からあるような企業なら仕方ないのですけども。なんかここ5~6年で設立されたような会社でも、「よくある名字」+「業種名」だけで構成される社名だったりして、ググっても「東京にある同名会社」とかしか上位に出て来なかったりしていました。
例えば、スズキ水道整備(株)みたいな感じで。(この社名は今テキトーに考えただけですが。)
もっと難なく検索で1位を取れるようなユニークな社名を付けておかないと……!

自社Webサイトがあっても、アップデートもされておらず活用もされていない問題もあった

話を戻しますが、
指定されている事業者のうち、「自社のウェブサイトを持っている会社」がわずか1桁%くらいしかない上に、「情報がアップデートされている会社」となるともうほとんどありませんでした。こんなにWebを活用されない業界もあったんだなと、むしろ感心してしまいました。(もっと人口が多くて競争の激しい都会ならまた話は違うのかもしれませんけども。)

1件目に、良さそうな感じの自社サイトを持つ、規模の大き(そう)な会社にWeb上の問い合わせフォームから連絡を入れてみたのですけども、「いやー、うちは下水中心なんで、上水はやってないんですよー」みたいな返事が電話で来ました。┌(:3」└)┐
いや、Webサイトには図説付きで「台所の水栓からの水漏れ云々」とか「トイレの水漏れ云々」とか、思いっきり上水の依頼受付中みたいに書いてあったのですが……?
まあ、Webからの連絡に電話で返事をしてくる時点で、Webは活用されていないのだろうな……、とは分かりましたけども。
せめて受け付けている業務内容くらいはアップデートしてくれ……

それ以外には、例えば、

  • 「自社サイトはあるものの、問い合わせ可能な連絡先情報が電話番号のみ」という会社もありましたし、
  • Wayback Machineで調べてみると「自社サイトの初回開設以後、1度も更新されていない(ように見える)」という会社もありました。(^_^;;;
  • 一応は「自社サイト」ではあるものの、内容は「1ページだけのランディングページ」が全て、みたいなサイトもありました。

しかし、上記のどの場合でも、自社サイトが存在しないよりは遙かにマシです。
水道関係の企業って、「自社サイトがある」というだけで「あった!」と驚かれる業界なんですね……。
できればもうちょっとWebを活用して欲しいですが。_(┐「ε:)_

自社サイトを持っていない会社って、「必要性は感じているが費用面や手間の問題から作っていない」のか、そもそも「必要性を感じていない」のか、理由は何なのでしょう?

結局、依頼した先は

結局、「自社サイトは(簡易的ながらも)存在するが、電話でしか連絡を受け付けていない会社」に電話で依頼しました。
「自社サイトがあること」という絞り込み条件を決めた時点で90%以上の指定業者は対象外になるわけですが(笑)、さらに「Webから(またはメールで)問い合わせができる」という絞り込み条件を加えただけで該当社が極めて少なくなってしまって現実的ではありませんでした。
仕方がないのでその追加条件は諦めて、

  • ➊ 簡易的でも良いから自社サイトで「どんな会社なのか(何の依頼を受け付けているのか)」の情報発信がある。
  • ➋ 会社の規模と歴史がそこそこある(少なくとも社員1人だけで設立1年目とかではなさそう)。※注
  • ➌ 所在地が遠すぎない。

……というような点を勘案して決定しました。

※注:上記の➋に関しては、Webでしっかり情報発信が行われていて(ちゃんと更新されていて)信頼できそうだったら別に不問でも良いと思っているのです。が、Webがないか簡易的にしか存在しない状態では➋の条件を加えないと不安です。
なので、事業規模の小さい会社こそ、積極的なWeb活用が必須だと思うのですけどもね……。

▼担当者は良かった

というわけで、若干の不安を感じつつ平日の昼前に電話で連絡を入れたのですが。
実際に自宅に確認に来て下さった担当者(その後の修理も担当)は良い人でした。

水回りの修理を依頼したのが初めてなので他と比較はできませんけども、(水栓や排水やらの)何が問題でどう直す必要があるのかの確認は的確でしたし、明確な見積書も受け取りましたし、後日の工事もちゃんと遂行されました。請求額は見積書通りでしたし。
結果的には、この会社を選択して良かったな、という印象は受けました。

▼連絡手段が電話だけだと非効率ではないのかな……?

ただ、担当者さん自体はとても良い人なのでそこに文句はないのですけども、会社として連絡手段が電話しか用意されていないので、連絡を取る(待つ)のが大変で困ります。いつ電話が掛かってくるか分からないので待ち構えていないといけないですし。「今から工事に行きますけど居ます?」みたいな、まさに今する必要のある話は確かに電話でも良いですが、見積もりとか見積もりに関する質疑とかはメールみたいな非同期連絡手段にしてくれないものでしょうかね……。その方が、先方だって仕事の効率は上がると思うのですけども。(突然電話で問い合わせられることがなくなるわけですから。)

電話連絡しかできないと、お互いのタイミングが合わなかったときには(先方だってそんなに頻繁にかけてくる余裕はないので)その回の連絡は何時間後かに先送りされることになります。それが繰り返されると、ずるずると遅くなっていくことになるわけで。メール等の非同期手段で連絡ができるなら、各々が好きなタイミングで送ってしまえばそれで済むので、お互いのタイムロスがなくなるのですけども。

一番驚いたのは

というわけで、自宅の水道周りの修理を依頼したという話でした。

いや、違うか。
自社サイトを持っていない企業ってまだまだたくさん存在するのね、と知って驚いたという話でした。^^;

まあ、企業等のWeb製作を請け負う仕事をしている身としては、顧客になり得る会社がまだまだたくさん存在するということで、それはそれで良いことなのかもしれませんけども……?
いや、そういう企業に「うちにもWebが必要だな」と思わせられなければ仕事が発生しないわけですが。^^;

みんな、自社サイト作ってくれ!

てがろぐ稼働サーバと機能認知度の話

予想していたよりも多数の回答が得られて嬉しい

拙作のフリーCGI「てがろぐ」に関するアンケートを実施したところ、思いのほかたくさんの回答が得られて驚きました。
回答数が(当初の予想通りに)少なければ、単に「ありがたく参考にさせて頂く」というだけにするつもりだったのですけども、予想以上に回答が得られましたので、結果(途中経過)を共有しようかと思いましてちょいと集計してみました。

以下はその話です。

▼アンケートの本題は、サーバ別のセットアップ事情調査

「てがろぐ」のセットアップは特に難しくないとは思うのですけども(特に既に個人サイトを持っているくらいのスキルのある人々にとっては)、そうは言ってもレンタルサーバは世の中に多々ありますし、それぞれ環境が異なりますから、場合によってはちょっとした調整が必要なケースもあります。

なので、これから「てがろぐ」をセットアップされる方々に向けて、「どこのサーバでは書き換えが不要で、どこのサーバでは何の書き換えが必要だったのか」等の情報を、サーバ別にまとめて公式サイト上(のセットアップ方法解説ページ)で案内しようかと思いました。

そこで情報収集のために実施したのが下記のアンケートです。

緩募:てがろぐ稼働サーバについてアンケート回答のお願い
※回答期限なく受け付けておりますので、(もしご回答がまだでしたら)よろしければご回答を頂ければ幸いです。

アンケートって回答するにもそこそこ手間がかかりますし、まあ10人くらいから回答が得られたら良い方だろうかな……などと当初は思っていたのですけども、初日で回答数がその10件を超えて驚きました。夕方頃に公開したので初日は6時間くらいしかなかったのですけども、初日で19件も回答がありました。そこから1週間経った時点で57件になり、現在のところ67件も回答が得られています。とてもありがたいです。

稼働サーバ別の結果

ご回答下さった方々がお使いのレンタルサーバは以下のような感じでした。(67件の回答が来た段階での集計結果)

てがろぐ稼働レンタルサーバ

さくらインターネットが一番多くて、ロリポップがそれに続いていますが、リトルサーバとスターサーバも結構多いですね。リトルサーバは(コストの割に機能が)良さげに見えるのでちょっと試しに契約してみようかなと考えていたところでした。
(今のところ、私が個人的に直接使って動作確認できるサーバは、さくらインターネットとロリポップだけです。)

同じレンタルサーバの同じコースでも、契約時期によっては仕様の異なるサーバが割り当てられている可能性もあるんですよね。「いつ頃に契約されたサーバなのか」という点も設問に加えておけば良かったかな……と後になってからちょっと思いました。^^;(同じサーバでも、異なるセットアップ方法を採用されている回答がちらほらありまして。)

上記以外のサーバをお使いの方や、上記にあっても回答数が1件だけのサーバをお使いの方がいらっしゃいましたら、特に特にご協力頂けますとありがたいです。(もちろん、契約コース等によって仕様が異なる場合もありますので、上記に既にあるサーバをお使いの場合でも、さらにご回答頂ければ助かります。)

そのほか、アンケートの1ページ目でご回答頂いた情報については、てがろぐセットアップ方法ページでの案内に活用させて頂きます。(※サーバ別に情報をまとめることに意味があるのであって、回答結果を単純に集計しただけでは意味のある情報にはなりませんから、ここには書かないでおきます。)

ついでに尋ねた設問の結果(各機能の存在がどれくらい認識されているか)

設問は少ない方が回答数は得られやすいかなと思いまして、本当は必要最小限の設問構成(=1ページ目の設問だけ)にするつもりだったのですけども、「どうせ大した数は集まらないだろうし、それなら詳しめに聞きたいことを聞いてみよう」と思い直して2ページ目の設問群も追加しました。

てがろぐも初回配布(2017年12月)からそろそろ5年になり、いつの間にか搭載機能が増えてきました。機能が増えてくると、「その機能が存在する」ということを知らないまま使っている方々も増えてくるのですよね。特に不都合がなければ知らないままでも構わないのですが、何らかのトラブルや不都合な状況(不便な状況)に遭遇したユーザさんが、対処機能が存在することに気付かないまま諦めてしまっているケースを知ることが何度かありました。

そこで、過去に動作試験場(兼サポート掲示板)で「その機能は既にありますよ!」的な回答をした機能について、それらの存在が現状でどれくらい認識されているのかを知るために設問を4つ設けました。あまりにも認知度が低い場合には、何かUIの提供方法なりアナウンスなりを改善する必要があるだろうな、と思いまして。

本心ではもっとたくさん尋ねたかったんですが(^_^;)、あまりに多いと回答が面倒かなと思って数個だけに絞りました。
以下は、その集計結果です。(※以下は、回答総数が60件くらいのときに作成した画像なので、最新数件の回答は反映されていません。)

▼てがろぐには全投稿を含むデータファイルを自動でバックアップする機能があることを知っていますか?

てがろぐCGIをセットアップしたディレクトリに backup サブディレクトリを作っておけば、投稿があるたびにそこに自動でデータファイル(tegalog.xml)のバックアップが保存されます。なので、うっかりデータファイル tegalog.xml を上書きしてしまって全投稿が消滅しても、バックアップから書き戻すことで元の状態に戻せます。この機能の存在を知っているかどうかを尋ねました。

だいたい8割の方々は機能の存在は認識されているようですね。
しかし、2割のユーザさんは知らなかったそうなので、もうちょっと何か分かりやすくバックアップの存在を示す方法はないものでしょうかね……。
とはいえ、管理画面のTOPに「バックアップ管理」というボタンは存在しているわけですけども……。(※バックアップ機能はデフォルトでONですが、backupサブディレクトリを作成していないと機能しません。)

意外だったのは、同じく2割くらいの方々は「使ったことがある」と回答していることです。うっかりデータファイルを上書きしてしまうケースがそんなにあるんですね……。データファイル(tegalog.xml)を含まないバージョンアップ用のZIPとかを作った方が安全でしょうか。

もしくは、「最新のバックアップデータのサイズ」と「今のデータサイズ」を比較して、大幅に小さくなっている場合に限って、「もしかして上書きしました? バックアップがありますよ」的なメッセージを表示するとか……?
いや、「そこまでするなら、1クリックでバックアップから書き戻してくれ」と言われるかもしれませんが。^^;
そもそも、バックアップから書き戻さないといけないような状況には滅多にならないだろう、と思っていたので、その辺の機能は特にToDoにも存在しなかったのですけども。意外とあるんですかね……?

▼てがろぐ上で画像を投稿する際、「元の画像ファイル名」を(できるだけ)維持してアップロードする機能があることを知っていますか?

てがろぐ上で画像を投稿したとき、デフォルトでは画像ファイル名は 20221109223230-admin.jpg みたいに「日付-投稿者ID」という規則で作られます。……が、ご要望を受けて(できるだけ)元のファイル名のままでUPできる機能も用意しています。自ら設定しないと使えませんけども。この機能の存在を知っているかどうかを尋ねました。
※右側の選択肢一覧で文字が灰色なのは、「その他」欄に自由入力された内容です。

だいたい7割の方々は機能の存在を知って下さっているようです。
知っていて無効にしている方々が4割近いので、「ファイル名を自由にしたい」という希望はそんなに多くはないのかな、とも思ったのですが、「知らなかった(今後は有効にするかも)」の回答が23%あるので、既に有効にしている人と合わせると5割近いですね。まあ半々というところでしょうか。

「一時は有効にしたが望みの動作にならなかったので無効にした」という方もいらっしゃいました。たしかに、本当に自由なファイル名でUPできるわけではなくて、英数字とアンダーバーのみで構成されていないとそのままでのUPにはなりませんからね。この辺は、将来的にはもっと緩和できる可能性はありますが、仕様の問題から今すぐには改善できないのでした。本当に完全にファイル名を意のままにしたい場合には、(てがろぐCGIを経由せずに)FTPなど別の方法を使ってアップロードして頂くのが確実です。

▼てがろぐ上で画像を投稿する際、複数の画像ファイルを同時に選択して、一気に複数枚をアップロードできることを知っていますか?

てがろぐ上で画像を投稿する際、複数の画像ファイルを同時に選択して、一気に複数枚をアップロードできることを知っていますか?

今でも稀に「複数画像を一気にUPできるようにして欲しい」というご要望を頂きますが、その機能はすでにあります。デフォルトで使えます。過去に何度か「1個ずつしかUPできないよね」という誤解を受けたこともあって、今どれくらいのユーザさんが認識して下さっているのかな、という疑問があったので尋ねてみました。
しかし、これは多くの方が認識されているようですね。

複数ファイルを選択するときに[Ctrl]キーを押す必要がある、というのはOS側の仕様ですから、OSの機能がどれだけ認識されているか、ということでもありますが。(※AndroidとかiOSとかのモバイルOSなら、何もしなくても単に複数の画像を順にタップするだけで複数を同時選択できます。)

一応、画像管理画面での画像アップロードフォームには、下図のように複数選択の方法を案内するリンクを用意してはいるのですけども。^^; 文章投稿と同時に画像も投稿できるので、あまり画像管理画面から画像をUPすることはない可能性はあるよな……とは思います。でも、だからといって投稿欄の下部にある画像UPフォームの横にこのようなリンクを設けるとさすがに邪魔でしょうしね……。
複数画像の同時選択方法の案内もある

▼てがろぐの投稿欄にカーソルが入っているとき、[Ctrl]+[Enter]キーで投稿できたり、[Ctrl]+[↓]キーで入力欄の高さを広げられることを知っていますか?

てがろぐの投稿欄にカーソルが入っているとき、[Ctrl]+[Enter]キーで投稿できたり、[Ctrl]+[↓]キーで入力欄の高さを広げられることを知っていますか?
※右側の選択肢一覧で文字が灰色なのは、「その他」欄に自由入力された内容です。

これは見事に半々ですね。この機能の存在を示すために、設定画面では、色を変えてキーの存在を示してあったり(下図)、ボタンのツールチップに表示したりしているのですけども、なかなかそれだけでは周知には不十分なようです。しかし、キー操作を案内するのはなかなか難しそうですね……。目に見えるボタンとは違って、示せる機会がほとんどないので……。何かもうちょっと良い方法はないかな、と思うのですけども。

投稿欄内で使えるショートカットキーの設定画面

まあ、スマートフォンやタブレットで投稿する場合には全く関係ない話ですけども。
PCでキー入力している場合には、いちいちマウスを動かさなくても投稿できるので便利です。

▼バージョンアップ版の存在を知るのに使っている方法

てがろぐのバージョンアップ案内は、毎回いくつかの場所に投稿しています。
「いろんな方法で提供しておけばどれかに引っかかるだろう」くらいの気持ちで複数箇所でアナウンスしていたわけですけども。
ユーザさんがどんな方法で最新版の存在を把握しているのかが分からなかったので、ほとんど利用されていない案内手段があれば廃止しても良いかな、と思って、バージョンアップ版の存在をどうやって把握しているのかを尋ねてみました。

てがろぐのバージョンアップ版の存在を普段どうやって知りますか?
※左側の選択肢一覧で文字が灰色なのは、「その他」欄に自由入力された内容です。

……ら、だいたい満遍なく利用されているのですね。(^_^;)
まあ、全部続けた方が良さそうですね……。

半分くらいの方が、てがろぐ管理画面TOPに表示される案内画像(下図)も見て下さっているようですけども、逆に「管理画面は滅多に見ないからそこに表示されても気付かない」という意見もありました。QUICKPOSTも含めた入力欄にその案内画像を(出したければ)出せる機能を加えても良いのかもしれません。そこなら絶対に目に付くでしょうからね。ただ、毎回目に入ることになると邪魔な気もしますけども。^^; スキンに「バージョンアップ案内を挿入できる記法」を用意して欲しいというご要望も1件だけありました。たしかにそうすると(ログインしている場合にだけ見えるように書けば)好きな位置で把握はできますね。

バージョン案内画像

あと、「てがろぐを使用している他サイトで言及されているのを見てバージョンアップ版の存在を知る」という意味の回答も2名ほどありました(上記画像では1件しか反映されていませんが、この画像を作った後の回答にありました)。他サイトで、てがろぐ新バージョンについて言及して下さっているのも大変ありがたいです。ありがとうございます。

▼アクセスに使っているデバイス

てがろぐの管理画面にアクセスする環境と頻度について教えて下さい

CGIの設置はPCからするでしょうから、PCで管理画面にアクセスするのが最も多いのは当然でしょうけども、意外とスマートフォン等の小型端末でも「よく使う」という回答が25%くらいありました。スマートフォンで各種設定を変更したり、画像一覧から操作したりするユーザさんも結構いるということでしょうかね。

てがろぐの管理画面は、一応はレスポンシブWebデザインになっているのでスマートフォン等の小型端末からでも使用可能ですけども、だからといって小型端末で使いやすいとは限りません。あまり小さな画面で利用されるケースを想定していなかったのですけども、もうちょっと考慮する方が良いかもしれませんね。ただ、小さい画面向けの何らかの要望みたいなものは特に頂かないので、現状でも問題ないのかもしれませんが。設定等の使用頻度は高くないでしょうし。(どうでしょう?)

このアンケートは今後も緩募

というわけで、主にオマケの設問の方だけを集計して紹介しました。このアンケートの本題は1ページ目にある方で、「どのサーバでは書き換えが不要で、どのサーバではどんな書き換えが必要だったか」をセットアップ方法ページで案内するための情報収集です。
なので、アンケートそのものは今後もずっと募集し続けるつもりでおります。
もしまだの方がいらっしゃいましたら(もしくは、サーバを乗り換えるなどして回答していないサーバの情報が得られましたら)ご協力頂ければ幸いです。1ページ目だけのご回答でも歓迎です(2ページ目の回答をすべて省略する場合でも、2ページ目の末尾にある「送信」ボタンを押して頂かないと回答は送信されませんのでご注意下さい)。

マイナンバーカードの電子証明書の更新に行ってきた話

マイナンバーカードは有効10年なのに、電子証明書は有効5年

マイナンバーカードの有効期間は10年なんですけども、そのマイナンバーカードのICに記録されている電子証明書の有効期間は何故か5年なので、私の場合はそろそろ更新時期です。有効期限日は(発行日とは関係なく)各自の誕生日になっていて、3ヶ月前から更新できます。
私はカレンダーにメモっていたので事前に日付を把握していたのですけども、よくよく調べてみると自力で把握していなくても、更新可能日になると封書で連絡が来るようでした。
で、更新可能になる日程が分かっていたとはいえ、もしかしたらその封書に含まれている書類がないと更新手続きができない可能性もあるな、と思ったので、封書の到着を待ってから手続きすることにしました。(結果的には、封書の中身はなくても良くて、本人がマイナンバーカードを持っていけばそれで済んだのですけども。)

なお、マイナンバーカードを使ってマイナポータルにログインすると、「期限まで3ヶ月やで」というアラートは表示されていましたから、この辺からでも有効期限の存在は分かるようです。とはいえ、マイナポータルにログインする機会自体が滅多にありませんけどもね。^^;

「利用者証明用電子証明書の有効期限について」ダイアログ

今回はあくまでも「電子証明書の有効期限が切れただけ」なので、別に更新に行かなくても身分証としては(あと5年は)そのまま使い続けられます(※)。
が、電子証明書がないと確定申告の電子申告ができないので困ります。なので、次の確定申告の時期までに更新しておく必要があるのです。
有効期限日は常に「本人の誕生日」に固定されていますから、早めに更新に行ったからといって次の有効期限が早くなることはありません。なので、都合の良いときに行けば良いでしょう。

※マイナンバーカードを健康保険証として利用する場合は、電子証明書の有効期限が切れると保険証としても使えなくなるので、やはり5年での更新が必要です。……この制度、ちょっと運用面で無理がありませんかね? もし紙の保険証が廃止されてマイナンバーカードに統合されるのだとしたら、事実上は全国民が5年ごとに窓口でこの更新手続きをしないといけなくなるわけで。

「マイナンバーカード・電子証明書有効期限通知書」が封書で届いた

マイナンバーカード・電子証明書 有効期限通知書在中更新が可能になった日から5日後くらいに、『マイナンバーカード・電子証明書 有効期限通知書 在中』と書かれた封書が届きました。日数から考えて、たぶん「更新可能になった日」あたりに書類を作成して送付しているのでしょうね。差出人としては地元の市役所であるかのように印字されていましたが、中の案内を読むと「お住まいの市区町村の窓口で云々」とか「更新手続きは予約制になっている市区町村もありますので云々」みたいな書き方がしてあったので、本当の差出人は市役所ではなさそうな感じでした。

電子証明書の更新手続案内書封書の中身は次の4点です。

  • 更新手続き方法の説明書き
  • 有効期限通知書
  • 委任状
  • 委任状用の封筒

更新手続きとしては、マイナンバーカードと有効期限通知書を持ってくるように書かれていますが、有効期限通知書に関しては「※お忘れでも手続き可能です」と書かれていて、実際に窓口へ行ったところ、所有の確認すらされませんでした。^^; なので別に要らないようです。まあ確かに、有効期限通知書に書いてあることは本人の住所氏名や有効期限、更新可能期間だけなので、マイナンバーカードがあればそれですべて分かることしか書かれていないよな、とは思いました。

更新費用は無料ですけども、わざわざ窓口まで出向かないといけないので手間が掛かるのですよね。とはいえ、住民基本台帳カード時代の電子証明書だと500円の更新料が必要だったように記憶していますので、まあ無料になっただけマシではあります。
しかし、マイナンバーカードそのものと同じように、有効期間を10年にしてくれれば手間を半分にできるのですけども……。

▼委任状と、委任状を密封する封書が最初から入っている

届いた封書には、手続きを代理人に任せられる委任状が最初から同封されていました。その点がもう『パスワードの設定方法とか分からない年代の人は、分かる人に代わりに行ってもらってくれ』と言っているような気がしました。^^;

委任状には、各種パスワードを手書きできるようになっていて、それを同封の封筒に入れて密封して代理人に渡せば、役所の職員が開封して代わりに更新手続きをしてくれるのだとか。その場合、パスワードが役所の職員にバレる問題があると思うのですけども、マイナンバーカードの運用形態自体が「パスワードは役人にバラすもの」という感じになっていたので(後述)、「その程度のセキュリティ意識で運用されている」という認識で居た方が良い気はします。

電子証明書の更新申請の委任状

電子証明書の更新手続きに行ってきた

さて、私が住んでいる市の市役所のウェブサイトで調べたところ、特に予約は不要なようでしたから、朝一で突撃してきました。(※新規発行カードの受け取りの場合は予約制ですが、更新手続きなら予約なしで構わないようでした。)

更新に掛かった時間はだいたい10分くらいで、行けばすぐに窓口に案内されて待ち時間はありませんでした。
今はマイナンバーカードの取得特典第2弾が実施中な関係で、「カードの新規発行が増えているから窓口は混雑するかもよ」というような注意書きは事前に目にしていたのですけども、実際に行ったところ特にそんな混雑はありませんでした。
時間帯が朝一だったからかも知れませんけども。

紙の健康保険証が廃止されてマイナンバーカードに統合されるというような報道があって以後、マイナンバーカードの発行申請が増えたというような報道がありました(本当にそうなるのだとしたら申請する以外に方法がありませんしね……)。ただ、そのタイミングで発行申請をした人は、さすがにまだ発行には至っていないと思います(申請から発行までに1ヶ月くらいは掛かりますから)。で、それが原因の混雑が1~2ヶ月後にはあるかもしれませんから、(更新期限まで3ヶ月の余裕があるとはいえ)早めに手続きに行っておく方が良いよな、と思ったのでした。

私が窓口に着いたときには私以外に1人しか居なかったのですけども、私の手続き中に3~4人くらいは来ていた気がします。職員が何人常駐しているのか分かりませんが、私が居た時間帯では誰も待たずに手続きを開始できているようでした。

マイナンバーカードを手渡して、紙の書類を書いて、パスワード2種類(英数字混在のと、数字4桁の)を入力する以外は、ひたすら職員さんがPCで操作するのを待つだけです。
画面が見えないので何を操作しているのかは分かりませんでしたが、職員さん側のクリック数は多かったです。カチカチカチカチいろいろマウス操作が必要なようでした。少なくとも「更新!」というボタンを1つ押すだけでは済まないようですね。^^;

マイナンバーカードで分かる情報を、紙の書類にも書く

持っていくのはマイナンバーカードだけで良いのですけども、窓口ではまず紙の書類を書かされます。住所と氏名と電話番号と、最後に「確かに説明を聞いて受けとりました」的な意味の署名があった気がします(※カードの返却も説明もまだ受けていない段階で、最初に書いてくれと言われました)。役所の書類ではよく「1枚の書類に同じ名前を2カ所に書かせる」という謎の様式がありますが、ここでも同様でした。しかし、印鑑は不要でしたから多少は改善されていると言えますけども。(^_^;)

持参したマイナンバーカードで住所も氏名も分かるハズなので、本人が紙に手書きする必要性がよく分かりませんが、市役所とはそういうところなので別に文句はありません。まあ、市役所の事務作業的に「この人の更新をしましたよ」という証拠が紙で必要なのでしょうね。それも電子的なログで済ませてくれるようになると良いのですけども。今後、本当に全国民に5年ごとにこの手続きをさせようとするなら、もっとさらに簡素化しないと窓口運営が大変になるのではないかな、とは思いました。

まあ、その点はどうでも良いんですが、相変わらず一番マズいのがセキュリティ意識です。

相変わらず市役所にセキュリティは期待できない

パスワードはタッチディスプレイに表示されたソフトキーボードを使ってペンで入力するスタイルだったのですが、ディスプレイは(普通のPC用ディスプレイのように机に対して垂直に立っているので)背後から丸見えでショルダーハッキングし放題です。私が行ったときには待機列がなかったので背後に人は居ませんでしたけども。(もうちょっと銀行ATMみたいに、角度的に後ろから見えなくするような配慮が必要だと思います。)

しかも、パスワードの入力画面では入力内容をマスクする仕様(=何を入力しても「*」等の記号で隠してくれる仕様)が存在するにも関わらず、わざわざ最初に「パスワードを表示」ボタンを押して画面上に入力文字を表示させることを求められるので、入力内容はダダ漏れでした。
こちらが入力している画面が、職員側のディスプレイには映っていないならまだマシですが、どうも見えている気がしました。なぜかというと、入力後に「『確認』を押して下さい」みたいな感じで案内されましたから。少なくとも「入力が終わった」ことは伝わっているわけです。
『こちらの画面では全文字が見えていながら、職員側の画面には「*」でマスクされている』というような仕組みがある可能性はありますけども、その場合、最初に「パスワード表示ボタンを押せ」という指示をする意味が薄そうな気がしますので、やはり見えているのではないでしょうかね……?

まあ、気持ちは分からなくはないのですけどもね。
ほぼ強制的に全国民に発行するようなシステムで、世の中にはいろーんな人が居るわけですから、臨機応変に対応するのは面倒なので、入力内容は全部職員側に見えるようにしておいて、もし「パスワードが違う」というエラーが出た場合には、「実際に入力した内容」と「当人が入力しようとした内容」とを比較して間違い箇所を指摘できる方が対応が楽でしょうからね。

というわけで、役所の窓口にセキュリティはない、という前提で考えておく方が無難でしょう。

  1. 手続き前に自宅で適当なパスワードに変更しておいて(マイナポータルにログインすれば変更できます)、
  2. 役所ではその適当なパスワードを入力して手続きして、
  3. 後から自宅で再度変更する

……という手順を踏む方が安全だと思います。(特に他で使い回しているパスワードを使わないように!)

マイナンバーカード1枚でいろいろできるようになること(=健康保険証や運転免許証を兼ねるとか年金の確認ができるとか税金の電子申告ができるとか)が便利だという点を否定する気は一切ないのですが、運用面で不安を感じるのは、まさしくこういう点からなんですよね。^^; 番号を扱う側にセキュリティ意識はあるのか、という。もちろん、番号が漏れてパスワードも漏れても、カード自体が盗まれなければ不正利用はできないと思いますけども、だからといって「漏れて良い」というわけではありませんから。

役所にセキュリティ意識がないことは、もう住民基本台帳カードの時代から分かっていたことなので(当時はすんごく大きなディスプレイに入力パスワードが丸見えで、ショルダーハッキングの意図がなくても背後の待機椅子に座っているだけで入力内容が読めるような環境でしたし)、特に驚くこともなく、「ああ、まだこういうレベルなのね」と再認識しただけです。(当時よりディスプレイは小さくなっていたのでマシではあります。^^;)

この辺は、役所によって異なるだろうとは思いますけども。もっと都会な役所なら、もうちょっとセキュリティ意識はあるんでしょうか。

更新手続き後24時間は使えないらしい

なお、更新から24時間はパスワードの変更ができず、パスワードを使ったログイン操作もできないと案内されました(手続きを始める前に)。
なんでそんなに時間が掛かる仕組みになっているのでしょうね?(たしかに、コンビニ店頭コピー機での書類交付とか、e-Taxとか、マイナンバーカードが使える外部サービスはありますけども、認証部分はデジタル庁のシステムで一元管理されているわけではないのかな……と思うのですけども。そういうわけでもないのかな。)

なので、確定申告の期限ギリギリとかに更新しようとするのは避ける方が良いでしょう。(^_^;)
そんな人が居るかどうかは分かりませんけども。

たぶん、行政側も「マイナンバーカードはそんなに頻繁に使うものではないから24時間くらい使えなくても問題あるまい」という考えなのだと思います。実際その通りですし。もっと使えるサービスが増えれば話は別かもしれませんけども。

私の場合は特に問題なかったのですけども、その情報はもっと早い段階で(=有効期限通知書で)教えてくれる方が良いのではないかな……と思ったので、有効期限通知書に同封されていた案内を再度見てみると、

更新当日は、健康保険証、コンビニ交付等のサービスを利用できない場合があります。また、e-Tax等、更新当日に利用できないサービスもありますので、各サービスの利用案内等をご確認ください。

という注釈が書いてありました。
ここには「24時間」とは書かれていないのですけども、市役所の窓口では(問い合わせを避けるためにか)安全マージンを確保して「24時間」という言い方をしているのかもしれません。

更新はされた模様

市役所の職員さんはちゃんと手順を間違わずに更新してくれたのかな……という一抹の不安はあったのですけども、最後に渡された紙の書類2枚で、「まあ更新はできたんだろうな」とは思えました。渡されたのは、

  • 以前の電子証明書が失効したことを示すシリアルナンバー入りの紙と、
  • 新しい電子証明書を登録したことを示すシリアルナンバー入りの紙

です。
シリアルナンバーが入っているので、ちゃんと更新処理はできたということなんだろう、と思いました。いや、番号がテキトーである可能性もないとは言えませんけども。(笑) シリアルナンバーをわざわざ印字しているのは、たぶん何か問題があったときのトラブルシューティングのためでしょう。なので、少なくとも「その処理は実行されたのだな」という印象は受けました。

電子証明書の写しと、電子証明書失効申請等受理通知書

パスワードは自宅で変更

翌朝に自宅のPCで、ICカードリーダとマイナンバーカードを使ってマイナポータルにログインしてみたところ、有効期限はちゃんと更新されていることが分かりました。その場でパスワードも変更しました。なお、マイナポータルのURLは https://myna.go.jp/ です。

マイナポータルで、マイナンバーカードのパスワードを変更する作業は簡単なんですが、「メニュー」ボタンを押してもパスワード変更のための項目は出てきません。ログイン中であることを示す「ログイン」ボタンを押すと、そこにパスワード変更のメニュー項目があります。(最初にログインするときに押すボタンなので、再度そのボタンを押すという発想になかなか至りませんでした。^^;)

  1. マイナポータルにログインした後で、再度「ログイン中」ボタンを押す
    マイナポータルにログインした後で、再度「ログイン中」ボタンを押す
  2. すると、パスワード変更のメニュー項目が見える
    すると、パスワード変更のメニュー項目が見える
  3. パスワードを1つずつ更新する
    パスワードを1つずつ更新する

➡マイナポータルFAQ「マイナンバーカードのパスワードを変更することはできますか。

なお、ICカードリーダとPCを所有していなくても、マイナンバーカードの読み書きに対応したスマートフォンがあればそれを使って変更できます。
私がPCにUSB接続で使っているのは、SONY製のPaSoRi RC-S380です。

SONY製ICカードリーダPaSoRi RC-S380

方向性自体は望ましい

というわけで、マイナンバーカードの電子証明書更新手続きに行ってきた話でした。

想定の範囲内での(窓口セキュリティ面での)問題はありましたが、更新自体は10分程度ですぐでした。(最初に紙の書類を書かせる手順をスキップすれば、5分で済むと思いますけども。全国民に5年ごとに手続きさせるなら、それくらい簡素化しないと窓口が大変でしょう。)

先日たまたまNewsweekサイト上で、フランス在住の日本人記者が書いた「日本のマイナンバーカードとフランスのIDカード・社会サービスの情報システム」という記事を読みました。

たしかに、(窓口のセキュリティ意識に問題があったとはいえ)何もせずに昔ながらの紙ベースな行政手続きが継続するよりは遙かに遙かにマシです。電子化・ネット化の流れ自体は望ましいことです。実際に、(これはマイナンバーカードより前の住民基本台帳カードの時代からできたことですが)確定申告が自宅PC上でネット経由だけで済むようになったのは極めて便利ですし。今後はたぶん、過去の投薬履歴とかもネットで確認できるようになるのでしょうし(そこはちょっと期待しています)。

運用面の問題は、たぶん次第には改善されていくでしょう。たぶん。たぶん。日本のことなので、ずいぶん時間はかかるのでしょうけども。せっかくデジタル庁を作ったので、国民から意見を吸い上げて早めに改善してくれることを期待しています。

とりあえず個人的には、電子証明書の有効期間をカード自体と同じ10年にして欲しいです。

あとは、「マイナンバーカードがあれば便利になる」という状態に留めて欲しいですね。「マイナンバーカードがないと何もできない」という状況は行きすぎに感じます。先の記事に書かれているフランスの例のように、「カードがあれば早く便利になるが、ないならないで時間は掛かるが同じサービスは受けられる」という状況が理想的なように感じます。逆に(Newsweek今週号記事が出ていたんですが)韓国では「カード(というか番号)がなければ何もできない」というケースがあるようで、それは行きすぎで危うく感じます。「あれば極めて便利だが、なくても大丈夫」くらいの良い感じのバランスで進化してくれると良いなあ、と思います。

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