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Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2022/03/25. 10:40:11.

Googleブック検索 日本語版の書籍募集開始

Google上で書籍の全文検索ができる「Googleブック検索」の日本語版が対象にする本の募集が始まったらしいです。Google Japan Blogに書いてありました。

『Google ブック検索』書籍の募集を始めました!(@Google Japan Blog)

英語版は2年くらい前から稼働してるようですが、日本でもサービスを開始するらしいです。開始すべく、書籍を提供してくれる出版社の募集を始めたのだとか。
Amazonでも、書籍の中身を検索できるサービスが行われてますけど、Google上での一般の検索と同時に書籍もヒットするようになると、かなり便利になりそうですね…。
もっとも、どれくらいの出版社がGoogleに本を提供するかは分かりませんが。

Google上で読めるのは数ページだけ。また、コピーも印刷もできないとのことです。
確かに、英語版で適当に検索してみると、テキストのコピーも印刷もできませんでした。というか、そもそも表示されるデータはテキストではなく画像ですね。印刷しようとすると、書籍部分は印刷されないようでした。CSSで該当部分だけ印刷に出ないようにしてるのかな?と思って、CSSを無効にしてみると、通常の(ブラウザ上での)閲覧でも書籍部分が表示されませんでした。
なかなか凝ってますね…。
まあでも、スクリーンショットを取れば当然印刷でも何でもできちゃうわけですけど。

書籍の中身は画像で表示させてるようなのに、該当箇所のテキストをハイライト表示できるんですね…。単語の位置情報を持ってるんだろうか? だとすると、1冊あたり膨大なデータ量になるような…?

書店で本を購入するときも、だいたい少し立ち読みしてみるので、ネットで本を探す場合でも、「立ち読み」できると便利だと思います。特定の箇所に一意なURLが与えられるなら、ブログなどから引用箇所を直接指し示すこともできるでしょう。

全文検索できるということは、全文のデータを持っているということなので、根性で全文を読むことも不可能ではないかも知れません。そこら辺、著作権の問題をどうすんのか、という問題もあるでしょうが。(ただ、Googleに本を提供するのは出版者側だから、まあ問題はないのかな。)

ちょっと読んでみて、「いい本だ」と思えば購入すると思うので(逆にそれで読めた文だけで十分だと思う人は、実店舗でも買わないでしょう)、たくさんの書籍に対して全文検索をかけられるシステムができあがれば、読者にも著者にも(出版社にも?)役立つシステムになるような気がします。

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にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

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