にしし ふぁくとりー(西村文宏 個人サイト)

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2015/09/22. 13:18:31.

人工衛星は、なんで金色のシートで覆われているのか

Newton 1月号Newton 1月号」(先月号)の巻末に、服の色と暖かさの実験記事がありまして、そこに「人工衛星はなぜ金色のシートで覆われているのか」の説明も載っていました。

あの金色のシートって、1枚の単独な材質というわけではなく、「樹脂の網」と「薄いフィルム」が10~20枚くらい重ねられたものなんですね。金色に見えるのは、ポリイミドという黄色の樹脂フィルムにアルミ粒子を付着させているからだとか。
一見すると、アルミホイルのように簡単に破れそうに感じられるんですが(^_^;)、さすがにそんなに弱いわけではないんですね。

この金色シートの役割は「断熱」。
人工衛星は、太陽光が直接当たる部分はとても熱くなる反面、太陽光の当たらない部分はとても冷たくなるそうで、内部の電子機器がうまく動作するように、熱くなりすぎないようにしたり、逆に保温したりする必要があるんだそうな。

なんか既製の均質なシートがあって、それを使ってぐるっと衛星を覆っているのかな……と思っていたんですが、そうではなく、衛星がちょうど良い温度を保てるように、衛星ごとに(放射率や吸収率の)異なるシートを使うのだとか。
衛星の複雑な形に合わせるために、糸で縫い合わせたりもすると書かれていました。(^_^;)

あの金色のシートって、ただのシートではなく、しっかり細かく考えられたシートだったんですねえ。(いやまあ、そんな適当に巻いただけのものであるはずがないので、当たり前といえば当たり前でしょうけども。^^;;;)

「そういえばなんで金色なんだろ?」という疑問の解けた記事でした。

コメント

コメント数: 0件

コメント投稿欄 この日記に対するコメント投稿を歓迎します。

保存しますか?



※本文中にURLは書けません。(書くと投稿が拒否されますのでご注意下さい。)

※投稿内容は、実際にページ上に掲載される前に、管理者によって確認される設定にしている場合があります。その場合は、投稿後にその旨が表示されます。たいてい1~2日以内には表示されるはずですので、気長にお待ち願います。m(_ _)m

トラックバック

このエントリーへのトラックバックURLを表示するにはここをクリック
※スパム防止のため、トラックバックURLは別ウインドウで表示します。(JavaScriptが有効でないと表示されません。)

--- 当サイト内を検索 ---