11時59分02秒 [ソフトウェア]
iPhoneなどのiOS端末や、NexusなどのAndroid端末には、各アプリがどれくらいのバッテリを消費しているかを一覧表示する機能があります。それを見ることで、バッテリ消費量の多いアプリの設定を見直したり起動頻度を減らしたりすることで、バッテリ消費量を抑えることができます(少なくともバッテリ消費量を減らすための検討ができます^^;)。
このような、「過去に動作していたソフトウェア(アプリ)がどれくらいの電力を消費しているのか」は、Windows10にも表示する機能があったんですね。(下図参照)
上図は、私の仕事用Win10 PCで、過去一週間のアプリ別バッテリ消費量を出したところです。
この手の機能は「どうせストアアプリに限定されているんだろう」と思っていたのですが、見てみるとそうでもありませんでした。昔のWin32ソフトもちゃんとリストに挙がっていました。ストアアプリに限定せずに全部を含めて表示可能なんですねえ。
(しかし、Firefoxが62%とは……。^^; まあ、ブラウザは頻繁に使いますからね……。^^;)
このWindows10上でのソフトウェアのバッテリ消費量一覧を出す方法はとても簡単で、下記の4ステップの通りです。
以下に、画面イメージ付きで操作手順を記しておきます。
まず、スタートメニュー内にある「設定」ボタンを押します。
「設定」は、たいてい「電源」の上にあります。
(以前のWindows10では「設定」というラベルも付加されていましたが、Anniversary Update以後は歯車のアイコンだけになりました。)
設定ウインドウが開いたら、次に「システム」項目を押しします。
設定のシステムページが開くと下図のようになります。左側にメニューがあるので「バッテリー」という項目名を探して、そこを押します。
バッテリーページが開くと下図のようになります。バッテリ残量などが表示されています。ここに、[アプリによるバッテリーの使用]というリンクがありますから、そこを押します。
すると、冒頭でも紹介した、各ソフトウェアがどれくらいのバッテリ(電力)を消費しているのかを示す『アプリによるバッテリーの使用』ページが表示されます。
黄色矢印の部分をクリックすれば、計測期間を選択できます。下図の場合は「1週間」になっています。
なかなか面白いです。
もし、起動した記憶のないソフトウェアがバッテリを消費しているようなら、そのソフトの常駐を解除するなどの操作をすると良いでしょう。
バックグラウンドで動作するソフトウェアは何もWinodws10の機能だけではありませんから。何らかのソフトをインストールしたときや、周辺機器のドライバをセットアップした際に、常駐するツールが勝手にインストールされているケースも多々あると思います。バッテリの消費が早いと思うなら特に、確認しておくと良さそうです。
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