にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

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Sakura Scope (2020年08月)

ちょっと倒錯気味な、ただの日記です。(^^;)
これはやばいと思われた場合は、お早めに閲覧を中止されることをお勧め致します。

理系の大学に行けば数学がみるみる理解できるという誤解

理系の学部というのは数学を手取り足取り教えたりはしない

「理系の大学に行けば数学がみるみる理解できる」というような誤解をしている人々に時々遭遇して大変もにょるのですが、理系の大学(学部)というのはそもそも「数学が分かっている人間」が行くところなので、数学を1から教えたりはしません

理系の大学(学部)を3年で退学してから情報系の大学(学部)に移った私が実体験から言いますが、数学がよく分かっていない状態で理系の大学(学部)にうっかり入ってしまうと、前提知識が足りないためにもう何もかもがさっぱり分からなくて大変困ることになりますよ!(笑)

暗記ではどうにもならない、前提知識の理解が必須な学問

数学というのは、暗記すればどうにかなるわけでは全然ないので、最初の1歩が理解できていなかったら、そこから始まるすべてが分からないのでどうにもなりません。
高校数学があやふやな状態でうっかり理工学部とかに入ってしまったら、もう大変ですよ!(実体験)

とりあえず、線形代数とか微分積分とかは入学時点で理解できていないとどうしようもないのが「理系」です。
※医学薬学系のことは知らないので、ここでの「理系」とは理学工学系くらいのことだと思って下さい。情報系は理系には分類しません。

こりゃダメだわ~ という実体験

私は最初に理工学部電子情報学科というところに入ったのですけども、数学能力があまりにも低すぎたために電子系の講義も実験もさっぱり意味が分からず、なんとか情報系の講義や演習だけで留年を免れていたような感じでした。理工学部時代の私の成績はものすごく極端で、理系科目の試験成績は0点(本当に0点)で、情報系演習の成績は100点(本当に満点)みたいな感じでした。
元々情報系の学問がしたくて入ったので、理工学部に入学してからも情報系のことしかしていませんでしたからね。(^_^;)
高校数学をやり直す気など1ミリもありませんでしたし。(入試に合格したのが不思議なくらいですが、実は公募制推薦で入学したので「数学」と「小論文」で入学したのでした。^^; 入れてもらっておいてこう言うのもどうかとは思いますが、あの大学は入試制度の設計が失敗していると思います!)

で、これではさすがにダメだわ、ということに早々に気付いていましたので(他大学に移ることは入学1年目から計画していたのですが)、編入試験を経て、3年後に情報系の大学(総合情報学部)へ移籍したのでした。

▼情報系学部は、たいてい文系アプローチと理系アプローチがある

情報系というのは、理系要素も文系要素も存在する系統なので、数学が分かっていない人間も多数居る学部ですから、高校レベルの数学を1から教えるような講義もあったように思います。私は特に数学系の講義を履修する理由がなかったので(興味もありませんでしたし)その手の講義はさっぱり取りませんでしたけども。

数学がさっぱり分からんことは理工学部の3年間で骨身に染みていましたし。いや、それ以前に高校3年間でも思っていましたけどね。高校は進学校で、理系コースに属していましたのでなおさら。昔から国語が一番得意な科目だったにもかかわらずなぜそんなコースを選んでしまったのか、というと、コンピュータ系の学問は理系に分類されるという誤解をしていたためなのですが(電子工学なら確かに理系ですが、情報学はそうではありません)。情報系の学部というのは文理総合みたいなところなので、情報系に行きたい場合は文系的アプローチと理系的アプローチのどちらでも可能なので、高校では単純に自分の得意な系統の方を伸ばしておく方が良いと思います。

そもそも私が総合情報学部に編入したときの受験科目は、「英語」と「小論文」でしたからね!
ちなみに、「小論文」は必須ですが、「英語か数学」は選択できました。どちらかというと数学を選択する学生の方が多かった印象はあります。合格者の割合がどうだったのかは知りませんが。(^_^;) その当時の話はこの辺に書いています。

数学を1から学ぼうと思って理系の学部を受験してもそもそも受からないから心配はないのだけど

そもそも理系の学部には、入学試験で数学能力が求められるのだから、数学が分かっていない人間は入学ができないわけですけどもね。(いや、私のような例があるので、必ずしもそうだとは言い難いですが。^^;;; ただ、私は一般入試ではなかったので。)

なので、「ああ~、自分も理系の大学を進路に選んでいれば、今頃バリバリ数学が理解できていただろうになあ」などと思うのは巨大な間違いです。(元々高校数学が得意だったにもかかわらず理系学部に進学しなかった、というような場合なら話は別ですが。)

「自分は数学がさっぱり分からないので、理系の学部に入って数学が分かるようになろう!」などと思う人がたとえ居たとしても実践は無理だと思いますからその点は心配していないのですが、他者へのアドバイスとして「数学を1から知るには理系学部に行ったらいいよ」的なことを言う人が居ると、進路設計を誤る被害が出てしまうかも知れないので、ちょっと書いておこうかなと思いました。(^_^;)

大学内で「数学を1から教える講義」があるとしたら、理系以外の学部で提供されている教養系科目の中でしかないと思います。

第2外国語に興味がなければドイツ語を選択すると楽かもよ

最も楽な外国語を選びたかった(笑)

昔々、私は英語以外の外国語にさっぱり興味がなかったのですけども、そうは言っても大学(学部)では何か第2外国語を選択せねばなりませんでしたので、ドイツ語を選択しました。
選択肢の中では一番簡単そうだったからです。
……と言うとドイツ人に叱られそうですけども。あと、ドイツ語を本格的に学んでいる人からも叱られそうですけども。(^_^;)

大学の規模などによっても様々でしょうけども、第2外国語の選択肢としては、だいたい中国語・ロシア語・フランス語・ドイツ語あたりは開講されているのではないでしょうか。この選択肢なら、もうドイツ語がダントツで簡単でしょう。(※個人の感想です。)

とはいえ、別にドイツ語が言語として簡単だと言いたいわけではありません。
そうではなく、既に英語を知っている人間にとっては比較的学びやすいだろう、ということです。(たぶん、語学が専門ではない学部の第2外国語として教えられるくらいの語学レベルでなら。)

ドイツ語は、覚えなければならない文字がたった1つだけ。発音もそこそこ楽

ドイツ語が何と言っても楽な点は、新たに覚えなければならない文字たった1つだけという点です。

ドイツ語の構成文字は、英語のアルファベット26文字に、エスツェットと呼ばれる1文字「ß」を足すだけなので、事実上は文字を新たに覚える必要がありません。
この1点だけでも激しく楽でしょう。

私が大学生だった当時には、このエスツェットには小文字しかなかったので、本当に追加で覚えなければならない文字は1文字だけだったのでした。
今では、大文字のエスツェット「ẞ」と、小文字のエスツェット「ß」がありますから実質2文字だと言えなくもありませんが、形はほぼ同じなので1文字と言っても差し支えないでしょう。(笑)

ドイツ語にはエスツェット「ß」で始まる単語はないので、大文字を使わなければならないケースがありません。なので、大文字のエスツェット「ẞ」は、単語を構成する全文字を大文字で書きたいときくらいにしか出番はなさそうです。(たぶん)

しかもこのエスツェットは、タイプできない場合には「ss」と表記しても良いルールになっています(=元々「ss」という2文字の合字が「ß」です)から、その点から発音も想像しやすいです。
例えば、「Fußball」という単語表記はぱっと見て発音を想像しにくくても、「ß」を「ss」に置き換えて「Fussball」とすれば、発音は想像しやすいでしょう。発音は「フースバル」みたいな感じです。アクセントは先頭の「フ」。意味はサッカーです。

そもそもドイツ語は、スペルをローマ字的に読めばだいたい良いケースもそこそこあるので、英語よりも発音は想像しやすい気がします。例えば「音楽」を意味する単語「Musik」の発音は「ムジーク」だとか。いや、もちろん何でもローマ字読みすればいけるわけではありませんけども。だいたい英語的な読みを既に知っているなら、概ね想像しやすいだろう、というような感じです。流暢に発音するには訓練が必要でしょうが、第2外国語としての座学程度なら流暢な発音はたぶん要らないでしょうし。(私のときは要りませんでした。講義の中ではリスニングもありましたけど、試験ではリスニングはありませんでしたし。まして、自ら発声する機会はほとんどなかった気がします。^^;)

欧州系言語によくあるように男性名詞・女性名詞・中性名詞を区別するルールがあるので、対応する冠詞の区別を覚えるのは大変ですけども。(なのでほとんど覚えなかったので、試験の成績はあまりよろしくはありませんでした。^^;) しかし、そういった言語独特の苦労は他の言語にだってあるでしょう。ドイツ語だけが特別大変ということはないと思います。

2つの大学にまたがって2年半くらい履修

某R大学時代(理工学部)では第2外国語は必修ではなかったので単に興味だけでドイツ語に出たので単位は取らなかったのですけども、その後に移った某K大学(総合情報学部)では第2外国語が必修だったのでドイツ語を履修し直すことになってしまいました。某R大学でサボらずに単位を取っていれば語学1年分の時間を節約できたのに……。(^_^;;;

R大のドイツ語の先生はわりと良い先生だったのですけどもね。^^;
R大でドイツ語を履修していたのは3年次のときで、K大の編入試験に合格して『翌年はK大学に移籍することが決まって以後』は、もはや単位は必ずしも取らなくて良いかな……という意識ができてしまって、出席する講義を(強く興味があるかどうかの条件で)絞ってしまったのでした。(^_^;;;
そもそも言語学を専攻するような文学部でもない限り、第2外国語の成績要件基準はそんなに高くないでしょうから、試験結果がどうでも出席していれば単位は取れただろうと思うのですけども。^^;

というわけで、私は某R大で半年(単位取らず)→某K大で2年(単位取得)で、合計2年半くらいドイツ語を履修したのでした。
その成果として、1~10までは今でも数えられます。(爆) その他はもうさっぱりですけども。(笑)
まあ、喋っている人の発音を耳にすれば、「ああ、ドイツ語だな」と判別くらいはできると思います。もちろん訳せはしませんが。(笑)

外国語では中国語が一番人気だった

第2外国語の選択肢での一番人気は中国語でした。開講クラス数も中国語が一番多かったですし。(今の時代での人気言語が何なのかは知りませんが。)
中国語は文字も多い上に発音も激しく難しいのに、よく中国語を選択する学生が多いものだなと当時から不思議に思っていました。
今なら、たしかに世界に対する中国の影響力を考えれば中国語を知っておくことのメリットもある気はするので分からなくはないのですけども、私が大学学部生の頃はそうではありませんでしたから。(今から20年前の話です。^^;)

ドイツ語の通用範囲

そんな消極的な選択ではあったものの、ドイツという国もわりと面白い国で、語学の講義でもそれなりに楽しめました。(それはどこの国の言語を学ぶ場合であっても言えることでしょうどもね。)
だいたい第2外国語の入門講義で使われるように「言語を1から知るためのテキスト」なら、たいていその国の地理や文化を使ったストーリーを例文として使いつつ言語を解説しているでしょうから。その辺の読み物として考えると、そこそこ面白かったような印象があります。もうほとんど忘れていますから、良かった記憶だけが残っているのかも知れませんけども。(笑)

ドイツ語は、ドイツ以外にも一部のヨーロッパ諸国で通用します。例えば隣のオーストリア(※音楽の都ウィーンが首都の共和国)ではドイツ語が使われています。ちなみに、オーストリアのドイツ語発音は「エスタリッヒ」みたいな感じです。アクセントは頭の「エ」。日本語では(太平洋の南半球にある)オーストラリアと紛らわしい名称ですけども、本国の発音では全然別の読み方なので、まったく紛らわしくありません。

あと詳しくは知りませんが、さらにその隣にあるリヒテンシュタインもドイツ語圏のようですね。そのほか、ルクセンブルクやスイスでもドイツ語が公用語の1つにはなっているっぽいです。この辺の国はフランス語とか別の言語も公用語になっているので、全国民に通じるわけではないでしょうけども。そもそもそこまで離れると、ドイツ語はドイツ語でもドイツ本国で使われているドイツ語がそのまま通じるとは限らなさそうな気もしますけどもね。(方言の問題とかで。)

まあそんなわけで、第2外国語として提供されている言語のどれにも興味がない場合には、ドイツ語がおすすめです、という話でした。

カレンダー生成プログラム泣かせな1年限りの祝日移動規則

「今年だけは祝日」ならともかく、「今年だけは平日」なんて想定しているか?(^_^;)

東京オリンピックの開会式と閉会式の日程に合わせて、今年の7月と8月には「今年だけの祝日」ができる、ということは漠然と知っていたのですけども、ずいぶんアクロバットな規則で祝日化されるのだと知って驚きました。

祝日を新たに追加するのではなく、「既存の祝日を移動する」という方法なために、

  • 「普段なら平日だが今年に限って祝日になる日」だけでなく、
  • 「普段なら祝日になるのに今年に限っては平日になる日」まであるのですね!

このようなイレギュラーな規則に対応できるカレンダー生成プログラムはなかなかなさそうな気がします。
拙作のカレンダー生成フリーCGIでも、まさか「普段は祝日なのに今年だけは平日」みたいな状況は想定していなかったので、そこまでの設定機能はありません。
なんというカレンダー生成プログラム泣かせの規則……。(^_^;;;

移動される祝日は3つで、海の日、体育の日、山の日です。
以下はその話。

7月の祝日移動:海の日を移動させ、体育の日を改名の上で大きく移動

まず、開会式の日程に合わせて今年限定で祝日になるのは、開会式当日の7月24日(金)とその前日の7月23日(木)です。
開催されなかったわけですけどもね。(^_^;;;
両日とも、元々平日です。

この2連休を「臨時に追加される祝日」にしてくれれば話は早かったのですが、そうはせず、「元々は別の日に割り当てられている祝日」を今年に限って移動させる(つまり、本来の祝日だった日は今年に限っては平日になる)という規則で2連休が作られました。

▼海の日を3日ほどずらす(今年だけ)

まず、「海の日」は普段なら7月の第3月曜日なので、本来なら今年は7月20日(月)になるところなのですけども、今年だけは7月23日(木)に移動されました。
なので7月第3月曜日は今年だけは平日です。

▼体育の日を3ヶ月ほどずらす(今年だけ)+「スポーツの日」に改名する(今後もずっと)

さらに、「体育の日」は普段なら10月の第2月曜日なので、本来なら今年は10月12日(月)になるところなのですけども、今年は開会式に合わせて7月24日(金)に移動されました。
そのため10月の第2月曜日は今年だけは平日です。(その結果、今年だけは10月に祝日が1日も存在しなくなります。(^_^;))

なお、今まで「体育の日」という名称の祝日でしたが、今年からは「スポーツの日」に改められ、この名称変更は今年以降もずっと継続します。
しかし、日付は元の「10月の第2月曜日」に戻されます。

どへえ……。┌(:3」└)┐

元々「体育の日」は東京オリンピック開催を記念して作られた祝日なのですから、新たに7月に開催されることになったなら7月に恒久的に移動させても良かったのではないかと思うのですが。
しかし、現実には2020年の東京オリンピックは開催されなかったわけですから、むしろ「開催されなかったのに今後はずっと7月が祝日」だということになると祝日の意味が薄れてしまうので、日付を恒久的には動かさなかった決断には、先見の明があったということでしょうか。(^_^;;;
いや、来年に開催される可能性がないとはまだ言えませんけども。

8月:山の日を移動

さて、閉会式の日程に合わせても祝日が移動しています。

8月11日は「山の日」です。かなり新しい祝日で、2016年から祝日化されました。
5年目の今年は、1日だけずらされて、8月10日(月)が「山の日」になり、本来「山の日」になるはずだった8月11日(火)は平日になります。

自前のカレンダー生成プログラムでは、従来の規則通り8月11日(火)が「山の日」で祝日になっているので、「あれ? 山の日も「第2月曜日」的なルールに改正されたのだったかな?」と思ってしまいましたがそうではありませんでした。(^_^;;;

変則的すぎる

というわけで、計3日の祝日が今年に限ってオリンピックの特措法で移動になっていたのでした。
そういうカレンダー生成プログラム泣かせな特別ルールは作らないで頂きたい。(^_^;)

こんなに変則的な規則に対応できるカレンダー生成プログラムって、あったでしょうかね?

祝日が一時的に追加されるだけなら処理は楽なのですが、まさか既存の祝日が一時的に移動することになるとは。
祝日の追加(=「普段は平日だが、この年だけは祝日」という処理)に対応できるプログラムは多いと思いますけども、その逆の平日化という規則(=「普段は祝日だが、この年だけは平日」という処理)を加えるとすると、祝日の判定処理自体を修正しないといけないので結構面倒なことになりそうです。

いや、もちろん、直接プログラムに判定日付を書くのなら簡単にできますが、「今後も同様の移動祝日が発生する」ことを前提に実装するなら、プログラムが参照する「祝日リスト」側に、「特定の年だけは別の日に移動する」という情報を持たせられるように実装しないといけないでしょうから、そこに激しく手間がかかりそうです。
誰だ、こんな規則を考えたのは……。(^_^;;;

素直に祝日を2日だけ増やすのではダメだったのでしょうかね?
そもそも今の政府は、できるだけ祝日を増やしたい意向ではなかったのかと思うのですが。だからこそ、昨年の5月には天皇陛下の即位礼をGW半ばに組み入れて公式に10連休とか作ったわけで。

今年のお盆が早まったような

今日は8月9日(日)なのですが、どうも世間では既にお盆休みっぽい雰囲気ですね。
お盆というと、8月15日前後のことを指(すような気が)しますから、本来なら次の週末前後あたりがお盆休みではないかと思うのですが。今年は8月15日が土曜日ですし。
今年に限っては、上記で述べた祝日移動によって8月8日(土)・9日(日)・10日(月)が3連休になっているので、ここをお盆休みにする方が世間一般的に都合が良い感じなのでしょうかね……?(^_^;;;

もっとも、私が長年お世話になっているクライアントさんは、8月8日(土)~8月17日(月)までガッツリ両方の週末を含んでお盆休みになさっていますけども。(^_^;)

※Googleで「お盆」を検索すると、「2020 お盆 (日本). 開始:8月13日木曜日 終了:8月16日日曜日」と出てきてちょっと笑いました。お盆の範囲ってそんなに明確に定義されるものなんでしたっけ。(^_^;)

来年の祝日規則も……?

で、せっかくここまでしたのに、オリンピックは開催されなかったわけですが。(^_^;;;
今のところは2021年に延期されることになっているわけですけども、来年はどうするのでしょうかね……?
祝日移動に関しては、来年も似たような特別移動ルールを設けるっぽい記述がWikipediaの山の日項目には書いてありましたが。

もうちょっとシンプルな規則でよろしくお願いしたいところです。(^_^;;;

ティアムーン帝国物語がおもしろい:第5巻は10月10日発売

断頭台で処刑された後から始まる話

表紙絵がかわいかったので以前からちょっと気になっていた小説「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」があるのですが、ふと気付くと第1巻がPrime Readingの対象になっていました。ちょっと読んでみたところ激しく面白かったので、一気に続刊も読了してしまいました。

主人公のミーア姫が断頭台(ギロチン)で処刑されてしまったところから話が始まります。自分の日記だけを持って過去に戻れた姫が、その日記を頼りに処刑という結末を避けるよう奮闘する話なんですが、とにかく姫の回避行動を周囲の人間がプラス方向に勘違いして解釈するズレが面白くて一気に読み進めてしまいます。

▼Kindle Unlimitedで読める+電子版の方が特典SSが付いている

発売はTOブックスで、普通のライトノベルの2倍くらいの値段がしますけども、今のところ第3巻まではKindle Unlimitedで読めますから、そちらで読むとお得です。

Prime Reading(=Amazonプライム会員だと無料で読める)の対象なのは第1巻だけでしたが、第2巻~第3巻はそれぞれ1,399円なもののKindle Unlimitedの対象ですので、とりあえず私はKindle Unlimitedを1ヶ月だけ契約(=980円)して読んで(^_^;)、第4巻は普通に電子版を買って読みました。
小説は紙で読む主義ではありますが、ティアムーン帝国物語の場合は電子版だと「電子書籍限定書き下ろしSS」が付いているので電子版の方がお勧めです。

まだ話は続いているので、第5巻の発売を心待ちにしているところです。
……と思って調べてみたところ、第5巻の発売は今年の10月10日に予定されているようでした。楽しみです。

書影タイトル配信形態刊行日(前巻発売からの月数)
第1巻表紙1ティアムーン帝国物語 
~断頭台から始まる、
姫の転生逆転ストーリー~
(紙版:\1,426.)
Prime Reading
Kindle Unlimited
2019年6月10日
第2巻表紙2ティアムーン帝国物語2
~断頭台から始まる、
姫の転生逆転ストーリー~
(紙版:\1,399.)
Kindle Unlimited
2019年11月 9日
(+5ヶ月)
第3巻表紙3ティアムーン帝国物語3
~断頭台から始まる、
姫の転生逆転ストーリー~
(紙版:\1,399.)
Kindle Unlimited
2020年 2月10日
(+3ヶ月)
第4巻表紙4ティアムーン帝国物語4
~断頭台から始まる、
姫の転生逆転ストーリー~
(紙版:\1,399.)2020年 6月10日
(+4ヶ月)
第5巻表紙5ティアムーン帝国物語5
~断頭台から始まる、
姫の転生逆転ストーリー~
(紙版:\1,399.)2020年10月10日
(+4ヶ月)

概ね3~5ヶ月間隔で新刊が発売されているようですね。
コンスタントに書かれているようで嬉しいです。^^;

話もおもしろいですが、挿絵もかわいいです。(๑¯◡¯๑)
コミカライズ版も2巻出ています。(こちらも第1巻はKindle Unlimited対象)
コミック版の絵もとてもかわいいですね。お描きになっている方は挿絵とは別の方のようですが、かなり雰囲気が似ています。

2020年8月20日までは、Kindle Unlimitedが夏のキャンペーンで、2ヶ月99円で利用できますので、今がチャンスですよ!(^_^;)
Prime会員でなくても、99円で第3巻までは読めます。

というわけで、ティアムーン帝国物語おもしろいです。

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