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三井住友銀行の貯蓄預金と合体した総合口座の通帳は、ATMで自動繰越できなくなったらしい

貯蓄預金を含む通帳のATMでの自動繰り越しは不可?

三井住友銀行で繰り越した通帳2冊三井住友銀行では、今でも普通預金口座のほかに貯蓄預金口座を維持できますが、これは従来からの顧客だけへのサービスになっていて、新規での貯蓄預金口座の開設は既にできなくなっています。
おそらくはその関係なのでしょうけども、「総合口座(普通預金)+貯蓄預金」がセットになっている通帳の、ATMでの自動繰り越しが、できなくなっていました。
なんてこったい。

※貯蓄預金って、住友銀行とさくら銀行が合併するよりも前から、住友銀行にあった預金サービスだった気がします(さくら銀行側にもあったのかどうかは知りません)。なので、住友銀行ユーザで、(合併以後に)特に新サービスに移行していない人々は、みな、貯蓄預金口座も持っているんではないかと思うんですが、どうなのかな……?

1年半前まではATMで自動繰り越しが可能だった

前回にATMで通帳の自動繰り越しをしたのは、2012年12月21日でした。
この時点では、「総合口座(普通預金)+貯蓄預金」がセットになっている通帳でもATMでの自動繰り越しが可能でした。
→(参考)『銀行ATMって高機能ですよね、という話』(2012年12月21日)

エラーメッセージ「これ以上は記帳できません」

前回の自動繰越から約1年半、また通帳の残りページがなくなって、「次に記帳するときに新規通帳が自動発行されるだろう」という状況になったので、先日、日本のATMの高機能さを久々に実感しにウキウキしつつ銀行に行ってきました。(^_^;)

ところが……!

ATMに通帳を挿入すると、画面には「これ以上は記帳できないので窓口へお越しください」という旨のエラーメッセージが表示されるだけで、新通帳が発行されません。
現在の通帳の最終ページには、まだ7行くらいの空欄があるんですが、そこを埋めるだけの記帳すらされず、そのまんま何もせずに返却されてしまいます。

私が行った支店は、前回にATMで自動繰り越しができた支店なので、設置されているATMが古いということは考えにくいです。
それに、筐体自体もぴかぴかで、見るからに新しいATMでしたし。

でも、再度投入してみても「これ以上は記帳できないので窓口へお越しください」というエラーメッセージしか表示されません。
なぜだっ……! もしかして、ATMでの自動繰り越し機能は排除されたのか……?
と思って、すぐ傍に居た銀行員さんに尋ねてみました。「このATMで通帳繰越は無理なんですか?」と。
すると、「磁気に異常などがない限りはATMで自動繰り越し可能ですよ」との返答。
でも実際に無理だったんですけど……との旨を伝えてみると、「では一緒にやってみましょうか」と行員さん。
で、2回ほど使用するATM(筐体)を変更して試してみたものの、やはり「これ以上は記帳できないので窓口へお越しください」としか表示されず、通帳がそのまま返却されます。

銀行員さん2名による試行錯誤(^_^;)

これはどうもおかしい、もしかしてATMのメンテナンスが関係しているのではないか、ということで、新たに奥から銀行員さんが現れ、2名で試行錯誤。(^_^;)
時刻は16時頃だったので、既に窓口営業時間は終わっていたんですが、奥にはまだ銀行員さんがたくさんいらっしゃるんですね。
銀行員さん2名が悩んだり内線電話で問い合わせたりして悩むこと十数分、ようやく原因が判明しました。

貯蓄預金との合体通帳は、もうATM内部に入っていない

どうやら「貯蓄預金」が含まれている通帳は、ATMでの自動繰り越しができない仕様に変わったのが原因だと判明しました。
私が今まで使っていた「総合口座(普通預金)+貯蓄預金」の合体通帳は、もう日本全国どこのATMにも入っていないんだそうです(※三井住友銀行の話)。詳しい理由までは尋ねませんでしたが、貯蓄預金の新規開設サービスが既に終了していることと関係あるんでしょうかね。
というわけで、現在の通帳からは新通帳への自動繰越はできないと判明。窓口営業時間内に窓口へ行ってくれということになりました。(^_^;)

高機能ATMなんだから、あと一言説明を追加してくれれば……!

せっかくの高機能ATMなんだから、「これ以上は記帳できないので窓口までお越しください」と表示するだけじゃなくて、『なぜこのATMでは処理できないのか?』について一言表示してくれてもいいんじゃないでしょうかね……?(^_^;)
今回のケースでは、ATMが説明してくれなかったからこそ、事情が分からず銀行員さんを呼ぶ羽目になったので……。

このタイプの通帳は自動繰り越しできません」とか、もっと詳しく「総合口座+貯蓄預金の通帳は自動繰り越しできなくなりました」とか、何か説明を表示してくれれば、その場で納得できて、わざわざ銀行員さんに問い合わせる必要はなかったんですが。(^_^;;;
いくらなんでも、「これ以上記帳できません」だけでは説明不足すぎると思います。^^;

銀行員さんによって理解度が異なる

で、その翌日に、昼の時間を使って銀行の窓口に行ってきました。
整理券発券機の前で待ち構えている銀行員さんに、「通帳の繰り越しをしたい」と述べると、案の定「ATMでできますよ」との案内。
でも、そこで「貯蓄預金との合体通帳だと無理だと表示されたので」のようなことを言ってみましたら、「ああ!」と納得され、整理券を渡されました。

その後、手続きが終わって窓口で新たに渡された通帳は……、前回と同じ仕様の「総合口座(普通預金)+貯蓄預金」の通帳でした。(^_^;;;

ATMでの自動繰り越しが不可能になっただけで、このタイプの通帳自体の発行は、まだ継続しているんですね……。
個人的には、ATMで自動繰り越しが可能なタイプの通帳にしてくれる方がありがたかったんですが、(当然そうなるのだろうと予想していたことと)その要望を伝える隙が無いほど受付→窓口の連携がスムーズ過ぎたので。(^_^;;;

で、まあ、通帳繰越の手続き自体は滞りなく無事に済んだので何も問題は無いんですが、
窓口で実際に繰り越し作業をしてくれた銀行員さんに、「このタイプの通帳はATMでの自動繰り越しは無理になったんですよね?」と質問してみたところ、「いや、磁気に異常が無ければATMで繰り越せますよ」との回答。(^_^;;;
どうやら、銀行員さんによって理解度は異なるようです。
もしかして、制度が変わったばっかりで、まだ同様のトラブルの件数は少ないのかも知れません。

さくら銀行と住友銀行が合併して三井住友銀行になるよりも前から(少なくとも)住友銀行側を利用していたユーザは、(新サービスに切り替えたりしていない限り)該当すると思うので、まだ世の中に該当者は多数だと思うんですけどもね。(^_^;)

次回の通帳繰り越しは、また1年半後くらいかな?(^_^;;;

関連日記:
銀行ATMって高機能ですよね、という話(2012年12月21日)
最新のATMすげええええええ(2007年7月31日)

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著者紹介


にしし(西村文宏)

にししでございます。本書いたり記事書いたりしてます。あと萌えたり。著書5冊発売中です(Web製作系4冊+小説1冊)。著書や記事は「西村文宏」名義。記事は主にAll Aboutで連載。本の最新刊は2011年3月に発売されたライトノベルでございますよ。

Twitter:にしし/西村文宏
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