にしし ふぁくとりー:西村文宏 個人サイト

Presented by Nishishi via Movable Type. Last Updated: 2019/10/01. 10:44:04.

Sakura Scope (2019年09月)

ちょっと倒錯気味な、ただの日記です。(^^;)
これはやばいと思われた場合は、お早めに閲覧を中止されることをお勧め致します。

電子書籍(Kindle本)はUnlimited対応の方がよく読まれるっぽいので全面改稿してみた話

Kindle Unlimited対応の方が読まれるっぽい

ここ1年間で3冊の電子書籍(Kindle本)を出してみました。その販売実績を比較してみると、ただ販売するよりもKindle Unlimited対応にした方がよく読まれるようでした。
3冊はそれぞれ中身の話題が異なりますし、販売価格も異なりますから単純な比較はできませんけども。
意外とKindle Unlimitedユーザって多いんですねえ。

Kindle Unlimitedというのは、Amazonに月額980円くらいを払うことで、Kindleストアで取り扱われている電子書籍のうち「Unlimitedに対応した本」が読み放題になるサービスです。(合計は何冊でも読み放題ですが、1度にダウンロードしておけるのは10冊までという制約はあります。最大の10冊に到達した後は、何かを削除すれば、削除した分だけ新たにダウンロードできます。)

すべての電子書籍が読み放題になるわけではありませんし、月額980円はそこそこなお値段ですけども、意外とユーザは居るんですね。
たしかに、1冊980円を超える本なら1冊だけで元が取れますし、600円くらいの文庫本でも2冊読めば元が取れるわけですしね……。よく考えたら。
ずっと端末に保持しておくことはできないわけですけども、まあ、1度読めば充分だという場合には魅力的なのかな。

※最初の30日間は無料で利用できますから、今はそういう無料ユーザもそこそこ居るのかも知れませんけども。

▼作者側に入る報酬額は

ちなみに、電子書籍の作者側には、読者が1ページ読むごとに0.5円くらいの報酬が入るようです。(月によって微妙に変動しますが。)
100ページの本が頭から終わりまで全部読まれたら50円くらいでしょうかね。(読者が50ページしか読まなかったら、そこから得られるのは25円くらいです。同じページを何度読んでもカウントは増えません。)
保証されているわけではないので、ページ単価が今後も同じかどうかは分かりませんが。

※日本でKindle Unlimitedサービスが最初にリリースされたときは、1ページ1円くらいだったという情報を目にしたことはあります。ただ、そこから徐々に下がったというわけではなく、あるときからガクッと下がって0.5円台くらいになったんだったような気がしますが。(詳しくは知りません。)

価格設定次第ではありますが、基本的には「Unlimitedで読まれる」よりも「購入される」方が作者に入る報酬額は高いでしょう。
ただ、意外とKindle Unlimitedユーザが居るので、「購入して所有したいと思うほどではない」くらいの読者さんにもたくさん読まれれば、トータルの報酬額は多くなるかも知れない、という感じです。

▼専売が条件

では、とりあえず何でもUnlimited対応に設定しておけば良いか、というと、そうとは限りません。正確には「そうできるとは限りません」ですが。
Unlimited対応にするためには、その電子書籍をAmazon専売にしないといけないという条件があるからです。(オンライン上での話なので、紙版の販売などオフラインでの併売は可。)

これは、「(無料で閲覧可能なブログ記事であっても)ネット上で同文が手に入る状況はダメ」という条件ですから、ブログ記事を寄せ集めて1冊の電子書籍にしたような場合には、(販売自体は可能ですが)Kindle Unlimitedには対応させられません。

※Unlimited対応可否だけの話ではなく、作者に入る報酬割合にも影響します。「Amazon専売で定価250円以上」なら税抜き価格の70%が報酬として得られますが、それ以外(専売ではないか価格が250円未満)なら税抜き価格の35%しか報酬になりません。(70%の場合は、データサイズに応じてさらに配信手数料が差し引かれますが。^^;)

Kindle本第1号を全面改稿してUnlimited対応版にしてみた

昨年10月に書いたKindle本(電子書籍)第1号「ピンポイントCSS講座1/画像が自動リサイズ(拡大/縮小)されるスタイルシートの書き方4選」を全面改稿して、Kindle Unlimited対応として刊行し直しました。

完全に1から書き直しました。(元々、もっと解説画像を分かりやすくして説明文を増量したいな、とは思っていたので。)
ページ数は倍増しており(B6換算だと99ページ)。画像サンプルも全部1から作り直して増量しています。
HTMLやCSSのサンプルソースは、見やすいように少し色分けして掲載してあります。サンプル画像もカラーです。電子書籍の場合、モノクロ印刷を意識する必要はありませんからその点も楽で良いですね。

画像が自動リサイズ(拡大/縮小)されるスタイルシートの書き方4選:抜粋8ページ

※なお、既にお持ち頂いている場合は、Kindleアプリ上で無料アップデート可能なハズです。

すべての電子書籍(3冊)がKindle Unlimited対応になった

というわけで、現在に私がリリースしている電子書籍(Kindle本)は、3冊ともUnlimited対応になりました。

画像が自動リサイズ(拡大/縮小)されるスタイートの書き方4選 個人でも簡単! 時間をかけない最低限のSEO、今すぐできる7つの基本 重いサイトを軽くする、Webページ表示速度の高速化10の基本

Kindle Unlimitedユーザな方は(もちろんそうでない方も^^;)ぜひ読んでみて下さい。

ハードウェアとしての電子書籍端末Kindleは特に必要ではなく、スマートフォンやタブレット版のKindleアプリや、PC版のKindleソフトで読めます。
なお、どの本もタブレット以上の画面サイズを推奨しています。(スマートフォンの画面サイズでは、サンプル画像が小さすぎたり、サンプルソースが改行されすぎたりして読みにくいと思いますから。)

配信コストの計算方法がちょっと謎

作者に入る報酬額として「70%」を選択した場合には、電子書籍のデータ量に応じて配信コストが差し引かれます。
コストは各国のAmazonによって異なるようですが、日本のAmazonでは、1MBあたり1円で計算されるようです。(参考)

私の3冊目の電子書籍の場合は、以下のような感じになっています。

  • ローカルPCで作成した電子書籍データ(.mobi)ファイルは 14.2MB。
  • Amazonの出版設定ページには「変換後のファイルサイズは 5.49MB」と記載されていて、配信コストは「\5」になっている。
  • Amazonでの実際の販売ページには「ファイルサイズ: 18906KB」と掲載されている。(=18.4MB)

私の2冊目の電子書籍の場合は、以下のような感じになっています。

  • ローカルPCで作成した電子書籍データ(.mobi)ファイルは 14.5MB。
  • Amazonの出版設定ページには「変換後のファイルサイズは 4.51MB」と記載されていて、配信コストは「\5」になっている。
  • Amazonでの実際の販売ページには「ファイルサイズ: 19616KB」と掲載されている。(=19.2MB)

ファイルサイズの値がバラバラなんですけども(^_^;)、これらは何のサイズが表記されているんでしょうかね?^^;
配信コストの計算元になっている「変換後のファイルサイズ」というのが一番謎です。
しかしまあ、それが最も小さな値になっているので、特に不満はありませんが。

ちなみに、Kindle用の電子書籍データ(.mobi)ファイルに変換するとどちらも14MBくらいのサイズになりましたが、元の原稿ファイルだと4MB程度です。
ePub形式とかにすると、もしかしたらもっと小さくなるのかな。(変換したことがありませんけども。)

1年で3冊

いつの間にか最初の発刊(2018年10月)から1年近くが経っていたんですねえ。
この1年間で、3冊の電子書籍を発行できました。あと1冊くらい作って計4冊にはしたかったんですけども。
1冊目を全面改稿したことを考えれば、作業分量としては4冊分と言えなくもないですが。^^;

B6換算90ページくらいにしかならないかな……と思いながら書き始めたのに、結局300ページを超えてしまった3冊目に時間が掛かりすぎた(トータルでは132時間くらい)ことも要因の1つな気がします。^^;

もうちょっとペースを上げて、まだ何か出してみたいと思っています。

▼実は紙の本もある

電子書籍以外に、出版社から出版された紙の本もあります。
あります、とはいえ、現在も購入可能なのは、事実上(紙の本の5冊目である)下記の1冊だけだとは思いますが。(^_^;)
ライトノベルでございますよ。

逃走少女と契約しました。猫だけど。

これが出たのはもう8年半くらい前なんですねえ……。
さすがに年数が経ちすぎて、書店の店頭で入手するのは困難だと思います。(^_^;)
ネット書店でないと手に入りませんね。ネット書店でも扱っていないところも多いですが。しかし、Amazonでは取り扱われています!
なお、電子版はありません。^^;

まあ、そんな感じで、1冊目のKindle本を全面改稿して、3冊の電子書籍すべてをUnlimited対応にしてみました、という話でした。

関連日記:
電子書籍(Kindle本)第2号を作りました。SEO解説本でB6換算188ページ(2019年1月29日)
電子書籍(Kindle本)第3号、Web表示速度UP解説本でB6換算306ページ(2019年6月21日)

アップロード代行を依頼するなら、相手のためにもパスワードは一時的に変更しましょう

そのまま教えずに

自身が契約しているウェブサーバへ、第三者に依頼してファイルを直接アップロードしてもらいたい場合もあるでしょう。(私も時々依頼を受けることがあります。)
その際、第三者用にアクセス先ディレクトリを限定したFTPアカウントを追加発行できるなら良いですが、個人契約のレンタルサーバで安いプランだと(FTPアカウントは自分専用の1つしか用意できないことが多いので)作れません。
その際、「信用しているから」と言ってそのままパスワードを教えてしまうケースがありそうですが、そうしてしまうと相手も困るので、面倒でも一時的にパスワードを変更しましょう。

パスワードを一時的に変更する必要がある理由

ウェブサイトが改竄された場合など、パスワード漏洩の可能性が疑われる事態になったと考えて下さい。
このとき、原因を調べる過程で出てくるのは「パスワードを知っている人物は誰か?」という疑問です。
そして、「そういえば、ファイルのアップロードを依頼したとき、あの人にパスワードを教えたな……」と思いつくことになってしまいます。

真実は別のところにある(例えばウェブ上にセットアップした何らかのツールの脆弱性によって不正アクセスされたのであってパスワードが漏洩したわけではない)としても、普段のパスワードを誰かに教えてしまっていると、まず最初にそれらの人々を疑わなければならなくなってしまいます。

「貴方を信用しているから」と言ってパスワードを教えてしまっていると、もし漏洩が疑われる事態になった際に、疑いたくない相手も疑わざるを得なくなってしまいます

▼信用しているかどうかの問題ではない

つまり、代行アップロードを頼む相手を信用しているかどうかの問題ではないということです。
疑いたくない人を疑わなくて済むように、誰かにパスワードを教える必要性が出た場合には、必ず、一時的に別のパスワードに変更してから依頼しましょう。
自分のためにも、相手のためにもです。

パスワードを一時的に変更する際の手順

誰かにアップロード等の操作を依頼する際には、例えば以下のような手順でパスワードを一時的に変更します。

  1. 過去に使ったことのない適当なパスワードを考える(ランダムな文字列が望ましい)。
  2. その一時パスワードに変更する。
  3. その一時パスワードを依頼先へ教える。
  4. 依頼先は、その一時パスワードを使ってサーバにログインして操作する。
  5. 作業が終わったら、一時パスワードを元のパスワードに戻す。

この場合、依頼先へは「一時的に作成したパスワード」しか教えていないので、上記「5」の時点でアクセスできなくなります。
なので、後々にもしパスワードの漏洩が疑われるような事態になったとしても、この依頼先人物を疑う必要はなくなります。

なお、ここで作成した一時パスワードは、二度は使わない方が良いでしょう。
誰かに教えるための一時パスワードは、「使い捨て」として毎回異なるパスワードを設定する方が安全ですから。

▼一時的だからといって簡単なパスワードにしないように注意

一時的に使うだけなら、覚えやすさは関係ありません。
乱数などを使ってランダムなそこそこ長い文字列を作れば良いでしょう。

ランダムな文字列を生成する方法は、上記の用途なら「適当にキーボードを打ってみる」くらいでも良いと思いますが、「ランダム テキスト 生成」などの検索語でググるとウェブ上で使える生成サービスが出てきますので、それらを使っても良いでしょう。

一時的だからといって、「abc」や「123」や「password」みたいな簡単すぎるパスワードを設定してしまわないように注意して下さい。
そこまで簡単すぎるパスワードを短期間でも設定してしまうと、その間に不正アクセスを受けてしまう可能性が高まってしまいます。
全く意味のないランダムなテキストがお勧めです。英数字や記号を混在させて15文字くらいを超えていれば、まあ安心ではないでしょうか。もちろんもっと長くても良いですが。

自分でアップロードするのが一番

とはいえ、単にファイルをアップロードするだけで済む作業なら、ファイル一式だけを何らかの方法で送ってもらって、ウェブサーバへは自力でアップロードするのが一番安全ですが。
一時的にでも他人にアクセス権を渡してしまわずに済む方法が最も安全です。
……いや、これは言うまでもないでしょうけどもね。(^_^;)

各端末にSIMを挿すよりモバイルルータを使う方が月々の通信費(固定費)は安く済む

モバイル端末それぞれに1枚ずつSIMを挿すのは無駄が多い

スマートフォン、小型タブレット、大型タブレット……と複数のモバイル端末を同時に持ち歩いて、それぞれの端末でインターネットに接続したい場合、すべての端末に1枚ずつSIMを挿すのが一般的かもしれませんが、それは費用面(月々の固定費)で無駄があります。特に、それぞれの端末そのものを電話会社経由で購入(契約)してしまうと、かなり無駄な費用を払うことになってしまいます。
そのような契約例を時々見かけるので、複数の端末をもっと安く維持できる方法を以下にちょっと書いておきます。

  • 【費用が高くて避けたい形態】
    最も費用が高くて無駄なのは、電話会社で端末ごとに契約して持つ方法でしょう。端末1台ずつに通信の基本料金がかかるなら、大変な無駄です。(ましてや、通信費とは別に端末代金を分割払いする形態なら、トータルの購入費は割高になりますし。)
  • 【複数枚の格安SIMを使う形態】
    格安SIM会社でSIMを1つ契約して、そのメインSIMに付随する形での「シェアSIM(追加SIM)」を必要なだけ追加発行してもらう形態だと、複数の端末それぞれにSIMを1枚ずつ挿す場合でも安く済みます。契約する基本料金は1回線分だけで、あとは追加SIMの固定費(たぶんSIM1枚あたり月200~300円)くらいだけで済みますから。
  • 【SIMを1枚だけで済ませる最も安い形態】
    最も固定費が安くて済むのは、格安SIM会社でSIMを1枚だけ契約し、それをモバイルルータに入れて使う方法です。すべての端末はWi-Fiを使ってモバイルルータと通信することでネットに接続します。これだと月々の固定費は「SIM 1枚分」だけで済みます。

モバイルルータは、手のひらサイズのルータで、たいてい10台程度のモバイル機器を同時にWi-Fi接続できます。

モバイルルータ

※Y!Mobileの「Pocket Wi-Fi」や、WiMAXで提供される機器もモバイルルータの一種です。ただ、それらは利用する通信回線会社が固定されている機器ですが。そうではなく、自分で調達したSIMを挿して使える汎用のモバイルルータ製品があります。

ネット接続したい端末が何台あっても、使うSIMは1枚だけで済む

SIMは1枚だけをモバイルルータに挿しておき、各モバイル端末にはSIMは挿さずにWi-Fi(無線LAN)だけでモバイルルータに接続する方法なら、契約維持するSIMは1枚だけで済みます。
当然、通信契約も1回線だけで済むので安上がりです。

「モバイルルータを持ち歩かないと何一つネット接続できない」・「モバイルルータにもちゃんと充電しておく必要がある」という手間はありますが。そこを受け入れられれば、月々の固定費を大きく削減できるのでお勧めです。

※「最初にモバイルルータの購入費が必要じゃないか!」と思われるかもしれませんが、逆に「モバイルルータでネット接続する」ことを前提にできれば、SIMスロットのない端末も使用端末の選択肢に入れられます。「SIMスロットのない端末」(=Wi-Fiだけが唯一の通信手段な端末)は、たいてい「SIMスロットのある端末」よりも本体価格が安いです。

※ノートPCの場合、SIMスロットはない方が一般的です。SIMスロットありのノートPCは(同機種で比較すると)たいてい1万円くらい高い価格に設定されているでしょう。

▼トラブル耐性を考えれば、全端末にSIMを挿しておきたい場合もあるかも知れないけども

端末それぞれにSIMが刺さっていれば、トラブル発生時にも通信不能になりにくいメリットはあるとは思います。
通信機能をモバイルルータに集約する場合、モバイルルータが壊れたら全機器で通信できなくなりますからね。
そこは、日々の費用と天秤に掛けてどちらを取るか、という話だと思います。

※もちろん、利用者が複数人居て別々の場所で使う可能性があるなら、端末ごとにSIMを挿しておく必要がありますが。

モバイルルータ利用者なら、SIMスロットのない端末も購入の選択肢に入れられる

私が普段持ち歩いているのは主に以下の3機器で、すべて1台のモバイルルータ経由でネット接続しています。(自宅に居るときは、自宅のLANに固定ルータ経由でWi-Fi接続しています。)

私が日常的に持ち歩いている上記の3機種は、どれも「そもそもSIMを挿すスロットがない」というWi-Fi専用端末です(ノートPCには別の通信手段として有線LANポートもありますが)。
なので、モバイルルータを用意しない限り外でネット接続はできない(※)端末です。(^_^;)
逆に言えば、モバイルルータさえ持っていれば、SIMスロットのない安い端末でも充分事足りる、とも言えます。

※もちろん、モバイルルータがなくても、その辺のフリーWi-Fiに接続することはできます。

自宅には、他にもKindle HDタブレット(※SIMは刺さりません)とか別のノートPC(※SIMは刺さりません)とか旧第5世代iPod touch(※SIMは刺さりません)もあるので無線LANで接続しています。それらも持ち出せば、モバイルルータ経由で通信は可能です。

NEC Atermモバイルルータ+BIGLOBE格安SIM

私が使っているモバイルルータ製品は、NEC製のAtermです。
それに挿して使っているSIMは、プロバイダBIGLOBE提供の格安SIMです。(BIGLOBEは元々はNECが運営していたプロバイダでしたが、独立後にKDDIに買収されました。^^; SIMで使われる回線はdocomo版とau版の2種類があります。)

それらを購入したときの話は、別途記事「BIGLOBE SIMをモバイルルータで使用し始めて1ヶ月。使用感は良好」に書いてあります。

私がモバイルルータを購入したときには2万円近くする製品しかなかったんですが、今では9千円弱くらいの廉価版モバイルルータもAtermブランドで出ているので、それも良さそうな気がしています。
SIMスロット付きのノートPCを買おうとするくらいなら、その「SIMスロットを加える分の差額」で充分モバイルルータ製品が1つ買えてしまいます。

▼自宅のネット回線も、固定ルータに格安SIMを挿す方式に変えた

元々は外出先でのネット接続用に用意したBIGLOBE SIMですが、今はそのシェアSIM(追加SIM)を用意して自宅の回線としても使っています。
自宅に設置してある固定ルータに、BIGLOBEのSIMを挿して通信しています。有線電話回線は使わずに。
その話は、別途記事「据え置き型LTEホームルータ Aterm HT100LN SW を自宅に設置した話」に書きました。

なので、実は今は、自宅でも外出先でもネット回線契約は単一な状況です。

自宅に固定設置する形態のネット回線(光回線とかCATVとか昔のADSLとか)の場合は通信量が無制限ですから、動画を見まくるような莫大な通信をしたい場合にはそういう固定回線の方が良いでしょうけども。
うちの場合はそうではないので、格安SIMの1回線内ですべて済ませる方が、余計な基本料金を取られることなく通信料を安く抑えられて望ましいのでした。

※とはいえ、最近はWindows10の自動アップデートで数GBもの通信が必要になってしまうので、LAN内に存在するPCの数によっては容量無制限の固定回線の方が望ましいこともあるかもしれませんけども。(その辺は様子を見つつ時々考え直す方針です。^^;)

iPhoneサイズのデータ通信専用端末としてのiPod touch

iPhoneサイズのデータ通信専用端末としては、iPod touchが便利です。
「スマートフォンサイズのiOS端末が欲しいけれども電話機能は不要」という場合にはとてもお勧めです。iOS端末の中では価格も最安ですし。(参考:「6年ぶりにiOS端末を新調。第7世代iPod touchを手に入れた!」)

ただ、iPod touchには「GPSはない」点と「SIMは挿せない」点に注意が必要です。
GPSはなくてもWi-Fiのアクセスポイントを見てそこそこ正確な現在位置は特定できますから地図アプリは使えますが、SIMは挿せないのでWi-Fi通信しかできません。(Skype等のアプリを使えば音声通話は可能ですが、マイクの位置はiPhoneのような下側ではなくカメラの隣です。)
その代わり、筐体はすごく薄い上に、販売価格は安いです。

モバイルルータを持ち歩いている場合には便利でお勧めです。
(モバイルルータを持ち歩いているなら、価格の安いiPod touchも充分日常用途の選択肢に入れられる、と言えると思います。)

というわけで、スマートフォンやタブレットなど複数のモバイル機器をネット接続したいなら、モバイルルータの使用が安くてお勧め、という話でした。

関連日記:
■「BIGLOBE SIMをモバイルルータで使用し始めて1ヶ月。使用感は良好」(2016年03月29日)
■「NEC製モバイルルータ「Aterm MR04LN」を買った」(2016年01月26日)
■「据え置き型LTEホームルータ Aterm HT100LN SW を自宅に設置した話」(2019年02月06日)
■「6年ぶりにiOS端末を新調。第7世代iPod touchを手に入れた!」(2019年06月22日)

すぐに逃げるのは無理(状況の認識と避難先の選択には時間が要る)

発生した直後に真実を認識できるわけではない

ハドソン川の奇跡」という映画があります。(クリント・イーストウッドが監督して、トム・ハンクスが主演した2016年製作のアメリカ映画)

2009年に、ニューヨークからシアトルへ向かう飛行機USエアウェイズ1549便がバードストライクによって故障し、空港へ引き返すことができずにハドソン川に不時着水した航空事故(@Wikipedia)を描いた映画です。川に着水したものの、乗客乗員は全員無事で「ハドソン川の奇跡」と呼ばれました。詳細は忘れましたが当時のニュース番組で、事故後に機長が「自分のパイロット人生は今日のためにあったのだと思った」的なことを言っていたと報道されていたのが印象的で記憶に残っていました。

さて、この映画では、事故後の調査で「機体の故障が分かった瞬間に方向転換していれば、川に不時着しなくても充分空港に戻れた」というシミュレーション結果が示され、機長が無駄に乗客を危険に晒したと糾弾されてしまう経緯が描かれています。
それを受けての機長の反論は、「機体が故障したとすぐに分かるわけではない」というものでした。

まず、機体が操縦できなくなり、何かがおかしいと気がつく。当然、いろいろ計器の操作を試してみる。様々な可能性を考えて操作を試した結果として「どうやら完全に故障したようだ」という結論が導き出せる。
そこまでたどり着いてようやく、「さて、この危機をどう乗り切るべきか」という次の思考ができるわけです。

真実は「バードストライクによる機体の故障」だったわけですが、故障が発生した瞬間に誰かが「回復できない故障が発生しました」と教えてくれるわけではありません。
その結論(真実)は、自分の頭と行動で導き出すしかないわけです。
したがって、実際に故障が発生してから「どうやらこれは故障したようだ」という結論に至るまでには数十秒くらいの時間が必要でしょう。どれほど訓練していたとしても。

映画では、「故障が発生してから30秒間ほど試行錯誤時間をおいてから空港へ引き返す」というシミュレーションを改めてさせると、空港へは到達できず直前で墜落してしまう結果になり、機長の判断が正しかったことが証明されました。(むしろ、可能な限り素早く川への着水を決断したことで墜落を防いだとも言え、機長は「自分の決断が誇らしい」的なことを語っていたように記憶しています。)

訓練のような、タイムラグなしの「よーいどん」で事象発生直後に回避行動が取れるようなケースが現実に起きる可能性は、あまりないでしょう。
まずは現状を把握する時間が絶対に必要になるはずです。

すぐに屋上に走れたわけではないだろう

この映画のことを思い出したのは、京アニ放火事件の報道でコメンテーターらが「すぐに逃げなかったのか?」みたいなコメントをしていたのを聞いたときです。

避難訓練みたいに、事前に「合図があったらすぐに屋上へ走って避難しなさい」みたいに言われていた状況なら、黒い煙が見えた瞬間に屋上へ向かって急ぐことはできたかも知れません。しかし、実際にはそんなに一瞬で避難の決断はできないでしょう。

もし建物の中で、もくもくと煙がやってきたら、まず「これは何なんだ!?」「どこから来た煙だ?」と考えるだけで、いきなり屋上に走ったりはしないと思います。
(真実は「1階の螺旋階段の下でガソリンに引火した」わけですが、3階に居る人間が「事象は1階で発生した」と気付けるとは思えません。たとえ階下から爆発の音が聞こえたとしても、それが本当に自社ビル1階での出来事だと確信が持てるとは限らないでしょう。もしかしたら他の建物の事象である可能性だってあるわけですし。)

で、「どうやらこれは避難しないとマズいようだぞ」と思い至ってからようやく「どこへ避難すべきか?」を考えられるわけで。
この段階に至るだけでも十数秒は経つでしょう。
そして、避難先の選択肢も「階段で階下へ降りて外へ出る」か「屋上に出る」かなど複数あるわけで、どれにするかを決断する必要もあります。
(真実は1階から燃えているわけなので屋上へ逃げるしかないわけですが、逆に屋上が燃えているなら1階へ逃げる必要があるわけで。避難する決断をしてからも「どこへ?」を考えるのに時間が必要でしょう。)

今回の場合は単なる火災ではなく、ガソリンによる爆発だったわけで、煙の到達時間はとても短かったという報道もありました。具体的にどれくらいの速度だったのかは分かりませんが。考える余裕もほとんどなかったのなら、なおさら避難は困難だったでしょう。

状況の判断には時間が必要で、避難先を選択する時間も必要なら、一瞬で逃げるのは無理です。

地震なら?

地震のように分かりやすい場合は、訓練通りの行動が取れるかも知れませんが。
ただ、地震後の対応が分かりやすいと感じるのは、散々学校等で避難訓練をしてきた経験があるからかも知れませんけども。
どうなのかな。揺れたらまずは身を守って、収まったらすぐに外へ、というのは訓練の成果でしょうかね? それとも、やはり選択肢が限られているので元々迷いにくい事象でしょうか。

しかし、「煙が見えたらとにかく走れ」という訓練をしていても、平屋ならともかく上層階の場合には「階上か階下かどちらへ走るか」という問題があるのでやはり一瞬での行動には移せなさそうな気もしますけども。
どちらにしても、かなりの速度で爆風と煙が回ってくるガソリン引火のような状況を想定するのは非現実的だろうとは思いますが。

まったく理不尽極まりない理由で命を奪われた被害者の冥福を祈ります。

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